転職活動のバイブルになるかも?『失敗したいですか?知らないと損する、就職、転職、キャリアのこと』レビュー

皆さんは転職や就職をする際、本を読んで転職、就職とは何か、学んだことはありますか?

初めての転職をするとき、やはり不安ですよね。

転職とはどういうことなのか、新卒と転職の面接では何が違うのか、気になるところ。

そこで今回はギャラクシーブックスから発行されている『失敗したいですか?知らないと損する、就職、転職、キャリアのこと』をご紹介します。

●『失敗したいですか?知らないと損する、就職、転職、キャリアのこと』概要

『失敗したいですか?』は、10年以上にわたり多くの求職者と向き合ったキャリアアドバイザーである木下眞由子氏が届ける、キャリアのあらゆる悩み解消本です。

「中々採用されない……」「早期退職しなければ良かった……」など、知っている・考えるだけで解決できたはずの悩みがまとめられた本書。

新卒就職活動、転職を考えたとき、一読しておくと役立つ内容です。

知識というものは知っているか知っていないかの問題です。

一度この本で知っておけば、きっとあなたの今後のキャリア形成に役立ってくれるはずです。

こちらの本は、学生時代の就職活動の話から5章から成り立っています。それぞれ要点を解説していきます。

●第一章「働き始める~学生から社会人へ」

「そもそも働くって、何のため?誰のため?」働くことを日常化していない学生にとって働くこととは何か?

学生の時に考えたことがある方も多いのではないでしょうか。

この章では学生時代のそんな悩みに始まり、20代で働くこと、30代でのキャリア、40代以降の仕事の在り方について書かれています。

「社会における、自分の持っている価値発揮の手段」、そして「ビジネスパーソンとしての自己実現のための手段」それが働くこと、と定義づけられています。

また、就職活動に外せない「自己分析」については「本当に自分はどういう人で、何がダメで、何が強くて、どうしていることが一番楽しいか」、自分を客観的にみつめることと書かれています。

自信をもって説明するまで考え続け、考察すること。自分のことを一番よく知っているのは自分です。

自己分析は自分を見つめなおすいい機会と言えるでしょう。

そして社会人一年目、「あれ、思っていたのと違う」と思うこともきっとあるはずです。

それは当たり前です。

学生時代で社会のすべてを知れるほど、世の中はそんなに甘くはありません。

「思っていたのと違うこと」がたくさんあって当たり前です。

入社してすぐに辞めてしまうということをよく聞きます。

●第2章「職を変える~転職活動とは~」

そもそも転職活動とは何か?

転職をする動機は例えば「上司と合わないから」「給与が低い」「労働時間が長い」「土日の休みがない」とネガティブな理由が多いかと思います。

ポジティブな理由で転職をする方は1割いるかいない程度と言われています。

ネガティブな理由だけで転職活動をする、それでよいのでしょうか?

若いうちはポテンシャルから転職が簡単にできるかもしれませんが、30代、40代になるとそう簡単にはいきません。

転職活動とは「環境が変わっても、自分の中で変わらない軸」を見つける活動と書かれています。

例えば転職活動における面接は新卒の時の面接とは中身が違います。

転職活動で必ず聞かれること、面接前にすること、面接中にすること、面接後にすること、それぞれの対応方法について触れています。

また、新卒の際にエントリーシートに苦労しましたよね。

転職の際は職務経歴書がエントリーシートの替わりとなります。

たくさん書いてもどうせ全部見てないだろう、と思う職務経歴書ですが、実は人事担当はすべて読んでいるそうです。

効果的な職務経歴書、逆に悪い例を交えて正しい職務経歴書の書き方を学びましょう。

●第3章「人材紹介エージェントの活用」

最近では通常の転職サイトだけではなく、「転職エージェント」を利用している方も多いようです。

ユーザーにあった企業の求人情報や連絡などを行ってもらえる転職エージェントは転職のプロ、初めて転職をする方にとって非常に心強い存在となります。

ただ、エージェントも人間です、その人と合う合わないの相性は必ずあります。

エージェントは自分の話を親身に聞いてくれ、気づかないところまでの気づきを与えてくれます。

本当に自分の気づいていなかった部分までの話ができるエージェントがいれば、きっとあなたの転職活動の大きな助けとなってくれるはずです。

忘れてはいけないことは、キャリアとは、誰のものでもなく自分のものだということです。

転職エージェントが言うことは正しいことも多いですが、すべて振り回されてはいけません。

逆に彼らを振り回すくらいの考えをもって行動をしないとキャリア形成をすることはできません。

成功も失敗も自分次第です。

エージェントは自分の意志で活用しましょう。

●第4章「私たちを取り巻く問題」

結婚や出産、人生において様々な転機が訪れます。

特に女性は出産で仕事を産休する方も多く、子育てが必要となるので会社を退職や休職をするという方もいらっしゃいます。

また、最近では男性が育休をとり主夫となるケースも増えました。

出産をしても仕事を続けたいという方も多いはず、女性のキャリアは一人だけで担っていけるものではありません。

周囲の協力や自分の意志、自分がどうありたいかをしっかりと意識し、パートナーのキャリア観の理解を得ましょう。

きっと夫婦円満、子育て円満につながります。

また、私たちの今の時代は人工知能(AI)があらゆるところで取り入れられています。

近い未来にはAIが私たちの仕事のほとんどをこなしてしまうのではないか?ともいわれています。

そんな中私たちはどう仕事をしていけばよいのでしょうか。AIの仕事、これからの仕事の在り方を考えていきます。

●第5章「働き方を考える前に、考え方を変えてみる」

「残業を失くそう」「働き方改革」「女性の雇用活用」など私たちが取り巻く転職への考え方、働き方は常に変動しています。

それによって働き方への考え方も変わってきていますが、果たしてそれが正解といえるのでしょうか。

終章となるこの章では、この本を通してお伝えしてきた「自分がどうありたいか」を改めて考えます。

取り巻く社会の考え方に流されて「~しなければいけない」と自分の可能性や動きを狭めずに、こうありたい、こうなりたい、と自分らしく生きることが重要です。

また、転職活動は「転職したいからとりあえず現職を辞めてから集中して転職活動をしよう」という考えはちょっと待ったです。

なぜ転職したいのか、ちゃんと固まらないようであれば現職を辞めることはおすすめできません。

一度現職を客観的にみて、今現職でやれることはないか、やり残したことはないか、それは外に行けばあるのかなど、相対的に比較をしてみましょう。

すぐに現職を辞めてしまっては比較の対象がなくなってしまいます。

自分で安易に相対的に他社と比較できる現職を奪わずに丁寧に。それが自分を大切にすることです。

●まとめ

いかがでしょうか。『失敗したいですか?~知らないと損する、就職、転職、キャリアのこと~』には転職活動においての実践的な部分、そして転職への考え方などキャリアライフコンサルタントとして2000人以上のキャリアの相談に乗ってきた著者だからこそ言える鋭い分析が書かれています。

もしもこれから初めての転職を考えているという方、きっとこの本はあなたのキャリア形成の強い味方になってくれるはずです。

これまでのキャリア形成を一度見つめなおし、自分が何をしたいかを明確にし、実り豊かなキャリアを重ねていってください。

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