フリーターが就活・再就職前に読んでおきたい失敗しないコツ

やりたいことが見つからずフリーターの経験が長くなってしまい、今から就活・再就職に悩んでいる人は多いです。

そこでこの記事では、フリーターから正社員までの就活・再就職するにあたって、知っていれば失敗しない5つのコツを数ある転職サイトから分析してまとめました。

失敗しないコツを知った上で面接対策を行い、現在フリーターで安定した仕事への就職を希望している人は参考にしてください。

就職活動に必要なものとは?

この記事をご覧になっている方は、今から就活について考えている方も多いかと思います。まず、最初に就活・再就職に必要不可欠な履歴書・職務経歴書の失敗しない書き方についてみていきましょう。

失敗しない履歴書の書き方

手書きが良い、またはパソコン入力でも良いと意見が分かれます。パソコンで作成したものでも採用に影響がない話を聞きますが、本当の所はどうなのでしょう?

パソコンフォーマット指定の職場もありますし、応募する業界や職種によっても違いはあります。

初めての正社員への就職であり、提出方法が郵送や手渡しの場合は手書きによる履歴書が無難であると言われているようです。

また、多くの採用担当者は履歴書でその人がどういう性格なのか、面接の時に話している内容とギャップがないだろうかと判断します。その為、文章にクセや性格が見えない印刷された履歴書よりも、丁寧に文章を書く事ができる手書きの方が好まれます。

履歴書を書くときは必ずボールペンを使用するようにしましょう。消えてしまうボールペンや、シャープペンシル・鉛筆などは履歴書には適していません。

また、貼り付けする写真は3ヶ月以内に取得した証明写真を使用しましょう。アルバイト面接の時に使った履歴書および証明写真は使い回しできませんので注意が必要です。

記入欄は必ず埋めるようにし、特に記載事項がなければ「記載なし」と書きましょう。これは採用担当者に記入漏れを指摘されてしまわないために重要なことです。そして、全体の余白は均等になるように統一します。履歴書全体が見やすくなり、真面目な印象を持たれる為採用担当者に好印象を与えることができます。

詳しくは、こちらをご覧ください。
マイナビ転職:履歴書の書き方マニュアル完全版! 履歴書の見本(サンプル)・作成方法

失敗しない職務経歴書の書き方

職務経歴書とは、これまでに経験した職務(仕事実績)を採用担当者にわかりやすく、端的に伝えるプレゼンテーション資料です。うまく伝えることができると自分を売り込みことができ、
「会社で活躍してくれそう」「ぜひこの人に働いて欲しい」と、面接時にとても有利に働きます。

しかしフリーターの場合、アルバイトの経験しかなく書く内容がない、と考えている方もいるのではないでしょうか。そんなことはありません。アルバイトの仕事経験も十分職務経歴書に書くことができます。

大事なのは、フリーターをしていて「誰に」「何を」「どのように」「売ったか(価値を提供したか)」を伝えること。

まずはあなたのこれまでの経験を一度棚卸し(整理)してみることをおすすめします。履歴書と違い書く項目が細かく決まっているわけではないので、あなた自身のセンスや特徴が大きくでます。

就活・再就職に失敗しないコツは、下書きをあらかじめ書いておくことです。

転職サイトの多くには履歴書・職務経歴書のテンプレートが用意されています。まずはテンプレートに従って下書きすることをおすすめします。

失敗しがちなのが、学歴・職歴の年号です。今はWEBで簡単に算出することができます。活用すると失敗がなくなるでしょう。

転職エージェントのリクルートエージェントにフォーマットが分かりやすく掲載されていますので参考にしてください。

職務経歴書の書き方・職種別の書き方見本とフォーマット|リクルートエージェント

履歴書・職務経歴書作成のポイントまとめ

  • フリーターとしての経験を棚卸し
  • 自分の伝えたい魅力、アピールポイントを決める
  • テンプレートに従って下書きをする

失敗しないためには上記の手順が必要となります。最後に、履歴書・職務経歴書はよく見直しをしましょう。

特に誤字・脱字で印象を損ねてしまい、失敗するケースが多い為注意が必要です。また、略語を使っていないかというところもマイナスイメージを与えてしまうので確認しておくと良いでしょう。

職務経歴書の書き方については以下の記事でも詳しく説明しています。

役立つ転職エージェントの「職務経歴書の書き方」アドバイス5選

社会人経験ゼロでも活かせるスキル

フリーターから就活をする場合、社会人としての経験がなくアピールポイントがないことが悩みとしてあげられます。

就活でフリーターでも職務経歴書にも書ける、採用担当者の目にとまりやすい2つのスキルについて例を交えながら解説します。

アピールしやすい コミュニケーション能力

コミュケーションと聞いてあなたはどういうイメージを持っていますか?普段の生活においては、コミュニケーション能力が高い=交友関係が広い・誰とでも仲良くなれることを想像します。

コミュニケーション能力が高いということは、十分採用担当者へスキルをアピールするのに有効的です。なぜなら、人事や働く部署の管理職からすると、いくら能力が高くても人とコミュニケーションをとることが苦手な人物より、実績や経験がなくても円滑に人と話し、良い人間関係を築いてくれる人物を採用したいと考えているからです。

コミュニケーション能力について職務経歴書に書く時や面接時には、実際にあなたがフリーターとして働いていた期間の体験談を交えるとより効果的になります。
それではより失敗しないためにアピールの方法の良い例と悪い例を比較しましょう。

<悪い例>

「私はコミュニケーション能力を使い、お客様と仲良くなり友達になることができました。その結果、常連のお客様と食事に行くことができました。」

<良い例>

「私はレジで接客をする前は人とコミュニケーションを取ることが苦手でした。しかし、仕事を通してお客様や従業員と良い関係を築くことができました。その結果、常連のお客様からはお褒めの言葉を頂くこともありました。その為私は御社での仕事を通じて、もっと人とコミュニケーションを取り、相手に喜ばれる価値を提供できる人材になりたいと考えております。」

悪い例でも実体験を話していますが、会社員としてビジネスの場にふさわしいかが見られます。ですので、あなたが仕事を通してどういうふうに感じて成長してきたかを知りたいのです。

また、これまでに培ってきた実体験に加え、就活する企業に「仕事を通してどういう風に成長していきたいか」という部分までアピールできると高評価につなげることができます。

大切なのはあなたがフリーターとして働いた経験で得たスキルを会社にどのように活かしていきたいかをはっきりと伝えることです。

結果を混ぜて話すことができる 行動力・企画力

行動力・企画力もアピールできるポイントです。行動力をアピールするときは具体的な行動を元に以下のようにアピールしましょう。

行動力のアピール例

「コンビニで働いていて、お店の目標が〇〇商品を50個売ることでした。その中で私は、同じアルバイトスタッフ1人1人に声をかけ、レジ打ちの時にご一緒にいかがですか?とおすすめをしよう!と言い、実行に移しました。その結果、目標数値に届きませんでしたが、みんなで協力して目標に向かって行動することの大切さを学びました。」

もちろん自身の行動力の高さをアピールしても良いですが、人を巻き込む力がある場合は更に高評価に繋がるので、積極的にアピールしましょう。

また、企画力を就活の際にアピールするポイントとしては、あなた自信が立てた企画+行動力でアピールするとより相乗効果を発揮します。

先ほどの例文を元にすると、「アルバイトスタッフ1人1人に声をかけ、更にレジ横に陳列するアイデアを提案し(企画力)」と付け加えることができます。ずば抜けた企画でないとアピールできないということは全くありません。それよりも、あなた自身が工夫して目標を達成する為に企画をしたか、ということが大事なのです。

社会人経験が少なくても活かせるスキル

それでは次に再就職の時に失敗しない、活かせるスキルを解説していきます。もちろん、フリーターからの初めての就活の時でもしっかりとアピールできますので、参考にしてみてください。

社会人で重宝される 報連相(レスポンスの速さ)

報連相を言う言葉をご存知でしょうか?報(報告)連(連絡)相(相談)の略です。
実は報連相ができる人材は想像しているよりも少ないものです。

実際にできている人も一定数いますが、報連相がきちんとできていることをエピソードとともにアピールすることで、社会人経験が少ない中でも社会人としての意識を身につけていることを強調できます。

新しく入社する社員を管理する上司からすると、慣れない環境で悩みやわからないことがある社員から報連相してもらうことにより、課題を早期に解決することができます。これは、会社にとっても、あなたにとってもメリットがあることです。

再就職の際にはしっかりとアピールしていきましょう。

即戦力として自分を売り込める 営業力・実績のアピール


社会人経験が少ない中でも、中には営業力・実績をアピールできる人もいます。会社によっては、現場配属されすぐに営業マンの一員としてみなされることもあります。

そんな方は経験した営業力や少ない実績でも良いので以下の例のようにアピールしましょう。

営業力アピール例

「私は以前勤めていた会社で先輩社員と一緒に取引先へ営業周りに同行させてもらいました。その時に先輩社員から教えていただいた営業の心得は、明るい表情でお客様と対応する、というものでした。その後、私が先輩社員の言うとおり実践してみた結果、1件の受注につなげることができました。この経験を活かし、御社でもお客様に笑顔と感動をお届けしたいです。」

少ない経験でも自身の知見として実に付いていることをアピールすることができます。

高収入も目指せる! フリーターが有利な職種

一昔前まではフリーターから正社員に就職するのは困難と言われていました。しかし、現状は大きく変わりフリーターから就職する人数も着実に増えています。

総務省の調べによると、2018年のデータで非正規雇用者と正規雇用者の人数推移を比較した際、正規雇用者の数が増加傾向との統計がありました。

総務省 労働力調査(詳細集計)

ここでは実際にフリーターで就活・再就職しやすい職種を紹介していきます。

高収入も目指せる! 営業職

営業職は比較的フリーター経験が長くても採用されるケースが多いです。数字を追いかける人を求めるので、知識や経験よりもやる気や行動力の部分を見られます

また、不動産営業などは20代~30代の業界別平均給与で見ると平均よりも上回っているケースがほとんどです。これは営業の獲得件数により、成果型報酬として支払われる給与体系によるものだからと言えます。

就職チャンス! 飲食業

次に飲食業です。飲食業界では人不足や、土日勤務が多いため常に人材を求める傾向にあります。その為フリーターから正社員に再就職もしやすく狙い目な業界です。

直にお客様と接する場所でもあり、現場で働いて仲間と達成感を味わいたい方や、もの作りが好きな人におすすめの業種です。
特に土日休みでなくて良いというかたは検討してみる余地は十分にあります。

面接時の失敗しない注意点

必要な書類の書き方・活かせるスキル・就活、再就職しやすい業界までご紹介しました。

最終的な不安は採用に直接繋がる面接対応ではないでしょうか。ここでも失敗しないコツがありますので参考にしてみてください。

知っておきたい面接マナー

面接時間は予定時刻の5分前~10分前を目処にし、訪問時間は早すぎても遅刻してもいけません。

面接会場に行く前に受付がある会社の場合は受付の方へ「本日〇〇時に面接の予定をしておりました〇〇と申します。担当者の〇〇様へお取次ぎをお願いいたします。」と、はきはきした話し方で伝えましょう。

ドアのノックは3回し、ドアを開けたら明るく大きな声で挨拶をします。面接終了後には緊張が取れ、スマートフォンを触ったり慣れないスーツについネクタイなどを緩めたくなります。

しかし、会社を出てしばらくは社内の誰に見られても良い状態を保ち帰路に着きましょう。最後まで気を抜かないことが大事です。

マイナビ(就職)公式チャンネル東京都指定管理事業東京しごとセンターが公開している面接マナーについての動画が参考になるので、確認してください。

【恥をかかないための就活マナー】面接 入室~退室

面接の入退室時のチェックポイント~好印象は内定への近道~

採用担当者とのやりとり

面接が始まったら相手の目を見て表情豊かに話をします。よくある失敗事例として、面接時に気後れしてしまうことです。面接とは、会社と個人との相性・条件のすり合わせ作業です。

堂々とした佇まいで自分の考えを正しく伝えましょう。面接の時には誰でも緊張します。頭が真っ白になり、答えられないことを防ぐために面接前には履歴書・職務経歴書を再読し、どんな質問が来ても答えられるようシュミレーションを行ってください。

コツを覚えて実際に活用しましょう!

ここまで、フリーターでも就活・再就職で失敗しないコツを5つお伝えしてきました。

フリーターでも就活・再就職で失敗しない5つのコツ

  • 就職活動に必要なものとは?
  • 社会人経験ゼロでも活かせるスキル
  • 社会人経験が少なくても活かせるスキル
  • 高収入も目指せる! フリーターが有利な職種
  • 面接時の失敗しない注意点

しかし、重要なのはお伝えした方法を実行することです。

採用される可能性を少しでも上げ、あなたが良い職場に巡り会えるようひとつずつ確認していきましょう。

またフリーターから正社員への就職については以下の記事なども参考にしてください。

若年者雇用対策とは|非正規雇用者(フリーター)の正社員支援制

若者雇用促進総合サイトの解説と若年雇用向けおすすめサイト10選