成功者の共通項目「5Aサイクル」で成功するために必要不可欠なもの | 成功者の法則

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下リンク記事で、ビジネスの成功者に共通してみられる行動様式について解説していました。

ビジネスゲームに勝つための思考の法則「5Aサイクル」

5Aサイクルは、有効なフレームワークではありますが、ただ5Aサイクルを実行するだけで成功するかと言われると、決してそのようなことはありません。

この記事では、5Aサイクルを使ってビジネスを成功させるために必要な要素を解説していきます。

論理的思考は万能ではない

多くの努力家は、自らの知的生産性を高めるために、ロジカルシンキング(論理的思考)や様々なビジネス効率化のためのテクニック取得に余念がありません。

しかし、これからビジネスを創り、育てる人には、こうしたスキルだけで太刀打ちできるものでもありません。

なぜなら、綿密に練られた戦略、隙のない完璧な作戦を立てたところで、実際に戦ってみると思ったような成果が出ないのが現実だから。

必要なのは、むしろ柔軟性です。
たとえば、現在、非常に大きくなっているグローバルビジネスの多くは、別の問題解決を試みる過程で、副産物的に生まれたものです。

グーグル、ペイパル、ヒューレット・パッカード、ソニー・・・。
最初に構築された戦略やサービスとは違う、まったく予期しない方向で成功した例が多いのです。

当初見込んだ顧客やサービスではないものの、これまでにない大きな市場機会や顧客価値を生み出すことに偶然、気づいたのです。

真のビジネスプロデューサーはビジネスチャンスに気づいてのアクションが素早いのが特徴です。

どんなに荒削りであろうと、まず小さな実験(フィジビリティ・スタディ)を行い、まずはそこから顧客の反応を得ます。

論理的思考による隙のない戦略を策定したり、膨大な統計データから解を導きだそうとしたりする人々を尻目に「まず試してみる」というシンプルな規範をベースに、何度も挑戦し、何度も失敗するのです。

彼らにとっての唯一かつ普遍の論理があるとすれば、それは「あきらめない」というルールでしょう。

失敗は早ければ早いほど有利です。
失敗が早いタイミングで分析できれば、対処方法も考えることができます。

対処方法を早く見つけだせれば成功する確率は飛躍的に高まります。
そして、失敗をスピーディーに軌道修正できるビジネスクリエイティブな人々は、先行者メリットのすべてを享受できます。

つまり、先にやってみたから、先に良いことも悪くことも分かる、ということ。
失敗が大事なのは、ビジネスに勝つためにスピードが何よりも重要だからです。

5Aサイクルをうまく回すには「理念」が必要

ビジネスクリエイターは、5つのAを何度も、スピーディーに回す習慣、目の前のビジネスに満足することなく、新しい価値を生み出していくというブレない姿勢が欠かせません。

オリンピックのハンマー投げ競技を頭に浮かべてみてください。

鉄球を何度も高速回転させて、なるべく遠くに投げる姿を想像してみましょう。
その時に、センターにいるのは選手自身です。

選手の中心軸が少しでもブレると安定して鉄球を高速回転させることはできないですよね。
結果として、鉄球も遠くに飛びません。だから、回転の中心部は非常に強固でなければいけないのです。

「5Aサイクル」を高速回転させる場合も同じです。ブレない軸が必要です。
速く回転させるためには、それだけ強固な中心が必要です。

それは何でしょうか? そう、まぎれもなく「理念(Ideal)」です。

5Aサイクルのつい忘れがちで重要な要素

アイデアのスピーディな実行(Action)を常に心がけよう

5Aサイクルの中心軸は「理念」

5Aサイクルの中心軸は「理念」画像

企業理念は5Aサイクルの「中心軸」

ビジネスクリエイターは、目の前のビジネスに満足することなく、新しい価値を生み出していくというブレない姿勢が欠かせません。

成功者に共通するビジネスプロセス「5Aサイクル」

  1. 顧客が抱える問題の「認知」(Awareness)
  2. 問題解決のための従来と異なる「アプローチ」(Approach)
  3. アイデアのスピーディな「実行」(Action)
  4. 実行結果の「分析」(Analysis)
  5. マーケットニーズに合わせた柔軟な「適応」(Adjustment)

オリンピックのハンマー投げ競技を頭に浮かべてみてください。

鉄球を何度も高速回転させて、なるべく遠くに投げる姿を想像してみましょう。
その時に、センターにいるのは選手自身です。

選手の中心軸が少しでもブレると安定して鉄球を高速回転させることはできないですよね。
結果として、鉄球も遠くに飛びません。だから、回転の中心部は非常に強固でなければいけないのです。

「5Aサイクル」を高速回転させる場合も同じです。ブレない軸が必要です。
速く回転させるためには、それだけ強固な中心が必要です。

それは何でしょうか? そう、まぎれもなく「理念(Ideal)」です。

5Aサイクルの中心軸は「理念」

5Aサイクルの中心軸は「理念」画像

「企業理念」はその企業にとって変わることのない信条のようなもの

みなさんも「企業理念」という言葉はよく聞くでしょう。

企業理念というものがよくわからないなら、自分の会社の理念をあらためて確認してみてはどうでしょうか?
多くの企業が「●●によって、社会に貢献していきます」的な理念を掲げているはずです。

企業理念は、一言でいえば、会社がビジネスをやっていくうえで、忘れることのない信条のようなものです。

製品やサービスが変わっても、事業内容自体が変わったとしても、変わらないものが「理念」です。
企業理念を、なにやら胡散臭いもの、社会に対する飾りのようなものだと考えている人もいますが、そうではありません。

理念は、判断に迷ったとき、必ず参照すべきビジネスの原点です。
短期的な利益のために企業理念をないがしろにしている企業は絶対に長続きしません。

思い出してください。
安全、安心を理念に掲げながら、短期的利益のために顧客に間違った情報を提供し、100年かけて培った信頼性を1日で失った企業は山ほどあるではありませんか。

理念は、常にあらゆる行動の指針であり、憲法のようなものなのです。

では、ビジネスマンが「5Aサイクル」を回すにあたって、中心に据える「理念」とは何でしょうか?
もちろん、個々人でやりたい分野、強みを発揮できる領域は違うでしょうが、誰もが共通する理念は「顧客の幸せを実現することによって利益を得る」ということです。

当然、ビジネスであるからには利益を産まなければいけません

利益はビジネスを続けるための「血液」であり、多ければ多いほうがよいのは当然です。

だから、より大きな利益を上げることを、決して不道徳のように考えてはいけません。

利益を得るから、「雇用」を生み出すことができ、「税金」を支払うことができ、「顧客」に価値を提供し続けることができるのです。

それが経済人としての正しい方向性であり、最大の社会的貢献だと思うのです。

しかし、一方で利益だけを生み出すことはできません。
利益はかならず、顧客価値(カスタマー・バリュー)との交換によって生み出されなければなりません

顧客価値(こきゃくかち)とは、顧客が適正と認める価値を指す経営学用語の一つ。
企業において顧客に対して提供されている、製品やサービスや人材やイメージなどといった価値のことをいう。
企業側は顧客価値を意識した上でマーケティング・営業活動が必要とされる。顧客価値は提供される商品そのものの価値に加えて、顧客へのサービスも含まれるということである。
このため企業側が、顧客がどのような事柄を望んでいるか、あるいはこれから望むかを理解し、それを解決するモノやサービスを提供することは顧客価値を向上させるということであり、競争に勝ち抜くための要素でもあるということである。
基本的に顧客価値を超える価格で売ることはできないため、価格設定の範囲を決めるうえでも前提に置くべき概念である。
引用:https://ja.wikipedia.org/?curid=3000309

顧客価値がないのに利益を得ているとすれば、それは詐欺か、反社会活動ということになってしまいます。

顧客価値とは顧客にとっての便益から必要コストを除いたもの。

製品やサービスを購入することによって、顧客が得られる「付加価値」です。

ですから、 顧客に、どのような価値を提供するのか?

これが「5Aサイクル」の中心軸で一番大事な命題です。
ここさえブレなければ、サイクルは安定して回ります。

何度回せば、アタリが出るのかは、個人の努力や才能とともに、運やタイミングの影響もあるでしょう。
しかし、「顧客価値の創造と利益の追求」を理念として中止に据えてさえいれば、後は安心して5Aのサイクルを早く回すだけです。

もし、それがブレるようであれば、回転を止めてでも、しっかり自分の腑に落ちるまで、つきつめる必要があります。

5Aサイクルで成功するために必要不可欠な「企業理念」

企業理念はその企業にとっての「変わらない信条」のようなもの。
5Aサイクルをまわす際、「企業理念」から外れていないかチェックすることが重要です。

5Aサイクルによるイノベーションの実例

ここまでで、5Aサイクルにとって欠かせない中心軸についてお話してきました。

ここからは、実際に企業において「5Aサイクル」をベースにどのようなイノベーションを起こしてきたのか、ケーススタディをあげて紹介したいと思います。

みなさんの興味を持ってもらえるように、クイズ形式にしてありますので、皆さん自身の頭で考えて「自分ならこうする」という選択をしてみてください。

クイズの解説では、実際に同じ状況にたった企業や経営者、起業家たちがどのようにふるまって問題を解決したのか、そのエピソードと付随するビジネス・コンセプトをまとめてあります。

もちろん、実例があるからといって、解説でとりあげた方法が正解とは限りません。
しかし、本書に登場するビジネスプロデューサーたちが、冒頭でピックアップしたような「一般的に考えられている正論」とはまったく異なる方法で、ビジネスを大きく成功させていることは理解できると思います。

あくまで、本書はあなたのビジネスにとっての補助線です。そこに、実際の線を描き入れるのはあなた自身です。当事者になりきって、あなた自身の頭で考えてみてください。