現役Webデザイナーが今後習得すべきスキルとテクニック

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Webサイトのデザインやレイアウトを考える「Webデザイナー」は、近年では人気があり目指す人も増えています。Webデザイナーの人口が多くなれば、生き残っていくためにも新しいスキルやテクニックを身につけて行かなければなりません。

現役のWebデザイナーにとって、どのような能力が今後求められるのでしょうか。

Webデザイナーが今後習得した方が良いスキルとテクニックを紹介します。

現役Webデザイナーに求められるスキル


専門性を高めるか、Webデザイナーの仕事に役立つスキルを習得する必要があります。

Webデザインにはデザイン能力以外にもさまざまなスキルがあると役に立つので、興味がある分野から習得するのがおすすめです。

デザインに関するスキル

ホームページは基本的なプログラミングの知識があれば作れますが、Webデザイナーとして活躍するためには「デザイン」に関する知識やスキルが最も重要な要素です。

現役のWebデザイナーとして仕事をしていくためには、他の人との違いを出すことが必要です。

もちろんデザインは「センス」による部分が大きいですが、知識の量やテクニックでもデザインの幅は広がります

勉強や情報収集を繰り返すことで、デザインの引き出しが増え、クライアントのニーズに応えやすくなったり、受けられる仕事の幅も大きくなります。

現役のWebデザイナーとして活躍している人も、今までよりもデザインの幅を広げるためには、基本的な内容から小さいテクニックまで習得する必要があります。

ここからはWebデザインで必要とされるテクニックをいくつか紹介します。これからWebデザイナーを目指す人にもおすすめの知識です。

色数を少なくする

Webデザインは実際に印刷されたものなどと違い、閲覧するスピードが早い傾向があり、特に情報が溢れているため「見にくい」と思われてしまうと、読者はページから離脱数が多くなります。

特に配色は非常に重要で、色数が多くなると目に入る情報量が多くなり過ぎてしまい、見にくくなってしまいます

Webデザインの基本となる色数は「ベースカラー」「メインカラー」「アクセントカラー」の3種類です。

ベースカラー

ベースカラーはWebペ―ジの70%を占める「背景」の色です。他にも、行間や余白に使われるため、明度が高く、淡い色と相性が良いです。

メインカラー

メインカラーはサイトのイメージを決定する色です。サイトのロゴなど相手に残したい印象を考えて決めることが大切です。しかし、あまりハッキリとした色だと文字が読みにくくなる可能性があるため、明度が低い色を使うのが適しています。

アクセントカラー

アクセントカラーは、ファッションでいう「差し色」です。ベースカラーとメインカラーだけでは、全体的に沈んだイメージになりやすいため、メリハリをつけるために使われます。最も目立つ色を使うのが基本であり、ECサイトの場合は「購入ボタン」などに使用するとサイトの効果を高められます。

「メインカラーは暖色系」といったように、各カラーの系統を合わせることで、スッキリとわかりやすいWebページになります。

統一感を出す

Webページに限らず、営業社員が普段利用する提案資料でも同様ですが、各ページやレイアウト、カラーに統一感を出すことで、見やすさがアップします。

コンテンツの配置や各ページの構成も、基本的なレイアウトを同じにすることで、読者はページの内容を理解しやすくなります

統一感があるデザインの中で、特に強調したい項目があれば、あえて「統一感のルール」から外れるようにすることで、相対的に目立たせられます。

余白を有効活用する

Webページは、読者が欲しい情報を一早く提供することが求められています。しかし、コンテンツが密集していると、何が重要なのか分かりにくくなります。

そこで、重要な項目の周辺にあえて余白を設けることですぐに見つけられます

さらに、各コンテンツごとに余白を使うことで、必要な項目を「塊り」として見つけやすくなるので、可読性がアップします。

余白を設けると1ページに入れられる情報の量は少なくなりますが、無駄を徹底的に省き、シンプルなデザインにすることで全体がスッキリします。

プログラミングスキル

Webデザインは紙面に印刷するデザインと違い、表示されるブラウザの画面によって表現が変わる特徴があります。

デザインの内容によってはWebページ上で表現できないものも多くあります。

せっかく作ったデザインが、Webページで表現できなければ作り直さなければなりません

プログラミングの知識があれば、表現できるものとそうでないものを把握した上でデザインでき、効率が良くなるためおすすめです。

デザインからプログラミングまで通して対応できるようになれば、引き受けられる仕事の幅が広がります。

今後、Webデザイナーとして長く活躍したい人であれば、プログラミングスキルを習得してデザインと仕事の幅を広げるのがおすすめです。

Webデザイナーに必須なプログラミング言語は「HTML」「CSS」「JavaScript」の3種類です。

HTML

HTMLは、Webページの画面や文字、画像を表示するための言語です。

CSS

CSSは、サイトのデザインに大きく関わるので、習得すべきプログラミング言語の1つです。特に文字の見た目を装飾するときに使われ、レイアウトなどはCSSによって決まっています。

JavaScript

JavaScriptは、Webサイト上に動きをつけるときに使われます。WebサイトのほとんどでJavaScriptは使われているため、HTMLを記述するときも意識することが必要です。

ライティングスキル

Webデザイナーはデザインを考えるだけでなく、最適な文章を考えることも1つの役割です。

キャッチコピーのように効果的な文章があることで、魅力的なデザインや画像はWebページ上で映えるようになります

もちろんクライアントが文章を考えたり修正したりしますが、Webデザイナーが考えることも多くあります。

デザインとプログラミングだけでなく、ライティングのスキルもあれば、さらに引き受けられる仕事の幅は広がっていきます。

マーケティングスキル

Webページのレイアウトは、サイトの目的を達成できるように考えなければなりません。

おしゃれで見やすいWebサイトを作ったとしても、マーケティングのポイントを押さえてなければ、閲覧者が全く増えず、売上などにも繋がりません

顧客のニーズを把握し、自然な流れで読者の行動を誘導できれば、Webサイトの目的を達成しやすくなります。

SEO対策や消費者行動モデルなどを理解していれば、おしゃれで見やすいWebサイトを作れるだけでなく、検索されたときに上位表示されやすく、効果を生み出すWebサイトを作れます。

ビジネススキル

Webデザイナーは個人・法人のいずれで活動する場合でも、1人で仕事をすることはなく、必ず相手がいます。

相手の要望を叶えるだけでなく、お互いが気持ち良く仕事をするためにもビジネススキルは必要です。

例えば、ビジネスマナーやコミュニケーションスキル、仕事に必要な文書を作成するスキルはWebデザイナーでも求められます。

今後、Webデザイナーとして活躍するのであれば、より多くの人と友好的な関係を築き、仕事をこなすことが大切です。

基本的なビジネススキルを習得すれば、今までよりもスムーズに仕事ができます。

今後は資格を取得することも必要


今後、Webデザイナーとして活躍し、転職して収入をアップさせたい場合は、知識やスキルを目に見える形にするのが大切です

今まで手がけたデザインのポートフォリオを作成するだけでなく、スキルやテクニックを習得したことを証明する資格を取得することも大切です。

実際に転職の面接で、何も見せるものがなければ、習得しているスキルを判断しにくいです。

ここからは、Webデザイナーが取得しておくこと有効な資格を紹介します。

ウェブデザイン技能検定


ウェブデザイン技能検定

ウェブデザイン技能検定は、Web関連の資格の中でも数少ない「国家資格」です。ウェブデザインに関する知識・技能・実務能力が問われ、学科試験と実技試験で評価します。

特徴

ウェブデザイン技能検定は「Webサイト制作に必要な知識やスキルを持つことを証明する」資格なので、Webデザイナーにとって重要度が高い基本的な資格です

1級・2級・3級まであり、3級に受験資格はありませんが、2級以上は1つ下の級をクリアしないと受験できません。

しかし、3級はデザインの能力まで求められていないため、転職時のアピールには使えないので注意が必要です。

2級と3級は年に4回、1級は年に1回、各地域の会場で開催されます。各試験時間は以下の通りです。

  • 1級:学科90分 実技180分 ペーパー実技60分
  • 2級:学科60分 実技120分
  • 3級:学科45分 実技60分

取得した方が良い理由

ウェブデザイン技能検定では、インターネットの基本的な部分からデザイン、プログラミングに関する内容が網羅されています。

例えば、ウェブデザインではCSSやHTMLなどのプログラミングの知識だけでなく、著作権などの法律関連の知識も求められます

ウェブデザイン技能検定を取得していれば、一定レベル以上の知識とスキルを持つことを客観的に証明できます。

2級の受験には「3級の資格取得」と「2年以上の実務経験」が必要ですが、現役のWebデザイナーであればキャリアアップのためにも挑戦することをおすすめします。

この実務経験を証明するためには、受検申請書に該当する項目に記載し、受検申請後に審査を受けます。

Webクリエイター能力認定試験


Webクリエイター能力認定試験|資格検定のサーティファイ

Webクリエイターに求められるデザインやプログラミングの知識やスキルを証明する資格です。

ウェブデザイン技能検定と同様に、Webデザイナーにとっての基本的な資格であるので取得している人も多いです。

特徴

Webクリエイター能力認定試験は「スタンダード」と「エキスパート」に分かれていますが、いずれも受験資格の条件はありません。

試験内容はWebページ作成ソフトとテキストエディターを使用した実技試験ですが、エキスパートのみ知識問題が追加されています。

試験内容は主に、HTMLやCSSの作成や画像表示であり、プログラミング関連の知識が重視されています。

エキスパートになるとHTMLとCSSだけでなく、JavaScriptも出題範囲に含まれます。

各地域の会場で試験は開催され、試験の回数は会場によって異なります。各試験時間は以下の通りです。

  • エキスパート:知識問題20分 実技問題テキストエディター使用/110分Webページ作成ソフト使用/90分
  • スタンダード:実技問題テキストエディター使用/70分Webページ作成ソフト使用/60分

取得した方が良い理由

未経験者から現役で活躍しているWebデザイナーまで幅広い人が対象となっています。Web業界の中でも受験者数も多く人気です。

ウェブデザイン技能検定の2級以上を受けるための実務経験がない人であれば、受験資格に縛りがないWebクリエイター能力認定試験がおすすめです。

WWWで利用される技術の世界標準化を図るために「W3C」が設立され、Web標準といえるガイドラインを提示しています。

Webクリエイター能力認定試験はこの世界標準であるガイドラインに対応した試験なので、取得することで幅広く活用できます

PHP技術者認定試験


PHP技術者認定機構 – 体系だてたPHP学習の総チェックにいかがですか?

PHP技術者認定試験とは、PHPに関する専門的な能力を保有していることを評価する資格です。

試験に合格することで、認定者の雇用機会やビジネスチャンスの拡大を図ることを目的にしています。

特徴

PHP技術者認定試験には初級・上級/準上級・認定ウィザードの3段階にレベルが分けられており、認定ウィザードが最上位の資格です。

初級・上級/準上級に受験資格はありませんが、認定ウィザードを受けるためには上級/準上級に合格する必要があります。

初級は学生を対象にしていることもあり取得しやすいですが、上級/準上級試験は3年程度の実務経験があるエンジニアを対象にしており、難易度は高いです。

地域の各会場で実施され、試験回数は会場によって異なります。試験時間は初級が60分、上級/準上級試験が120分です。

取得した方が良い理由

HTMLやCSSと同様にWordpressをはじめとするCMSの多くはPHPの知識が必須のため、その技術を証明する資格は役に立ちます。

今までPHPに触れていなかった人は、初級から受験するのがおすすめです。

PHPで開発している人の多くは自己流であり、職場が変わると対応できないケースもありますが、資格の取得によって基礎となる知識や技術を身につけられます。

PHPに関する知識を持つWebデザイナーであれば、SNSやECサイトといったPHPが使われやすいプロジェクトにも参加しやすくなり、活動の幅が広がるのでおすすめです

アドビ認定アソシエイト


アドビ認定アソシエイト | Adobe Certified Associate

アドビ認定アソシエイトはAdobeソフトを扱う知識や技術を持つことを証明する資格です。

特徴

Webだけに限らず、デザイナーにとって「Illustrator」や「Photoshop」他 Adobe製品の操作スキルは必須なだけでなく、操作の熟練度が作業速度に直接影響します。

難易度が低く習得しやすいこともあり、転職するときにも自分の実力をしっかり伝えられます

地域の各会場で実施され、試験回数は会場によって異なります。試験時間は50分です。

取得した方が良い理由

基本的な資格なので、取得することが大きなアピール材料になるわけではありません。

しかし、自身の知識や技術を証明するものがあると自信にも繋がり、制作現場で使われる専門用語などを理解しやすくなります。

Webデザイナーになって日が浅い人であれば、なるべく早く取得するのがおすすめです。

色彩検定/カラーコーディネーター試験


色彩検定協会/カラーコーディネーター

色彩検定とは、名前の通り、「色」に関する知識を保有していることを証明する資格です。

特徴

Webデザインではサイト上でどのような色を使うかで、閲覧者に与える印象が大きく変わります。

「色」について理論的・体系的に学ぶ機会は少なく、多くの人が感覚や経験に頼っています

色彩検定は1級・2級・3級・UC級と分かれており、レベルが高い級を取得することで、仕事に役立つ知識があることを証明できます。

年に2回から3回ほど、各地域の会場で実施されます。各試験時間は以下の通りです。

  • 1級:90分
  • 2級:80分
  • 3級:70分
  • UC級:60分

取得した方が良い理由

色彩の知識を得ることで、感覚ではなく理論的な配色ができるようになります。

色が持つ意味や相手に与える印象を理解することで、今まで以上に良いデザインを作りやすく、自信を持って提案することもできます。

ウェブ解析士/Google アナリティクス IQ 試験


ウェブ解析士協会

Google アナリティクス個人認定資格(GAIQ) : Google

Webデザイナーは、アクセス解析などのデータ分析の能力も求められてきます。

特徴

ウェブ解析の主な資格である「ウェブ解析士」はウェブ解析士が行っている認定試験のことであり、専門知識や実践的なスキルを習得していることを証明します。

試験は会場型と在宅型の2種類あり、試験の回数などはその都度変わります。

「Google アナリティクス IQ 試験」は、アクセス解析でよく使われる「Google アナリティクス」を使いこなす知識や技術があるかどうかを証明する試験です。

試験はオンライン上で受験でき、制限時間は90分です。

取得した方が良い理由

Webデザイナーがアクセス解析など、Webサイトの分析を行えるようになれば、現状を適切に把握し、デザインを改善するなど活動の幅が広がります。

Webサイトの効果を高めるために、サイトの内容ではなくデザインから見直す必要があるケースもあります

ウェブ解析に関する知識や技術があれば、サイトが望む効果を出せるような最適なデザインを提案できるようになります。

スキルとテクニックを証明できる資格取得も視野に入れよう!

今後習得すべきスキルとテクニック

  • デザインに関するスキル
  • プログラミングスキル
  • ライティングスキル
  • マーケティングスキル
  • ビジネススキル

Webデザイナーは人気がある職業であり、人数が多くなれば他の人と差別化を図るためにも実力を高め続けていく意識が大切です。

転職をする際は、身につけたスキルやテクニックを客観的に判断してもらうためにも資格を取得するのも有効です。

Webデザインは「センス」が全てではなく、知識と技術を身につけることでデザインの幅が広がり、クライアントのニーズも満たせます。

今後役に立つスキルとテクニックを身につけ、証明できる資格取得も視野に入れてみるのがおすすめです。

Webデザイナーに必要な知識については以下の記事でも解説していますので、参考にしてください。

これからのWebデザイナーが身につけるべき知識・技術5選