育児休暇中に保険給付を受けながら可能な「おすすめの副業」ベスト6

育児休業取得も給料は不支給!ただし育児給付金が支給される

「育児休暇中でも仕事がしたい」「副収入がほしい!」という声が高まっています。

子供が出来て出産して子供が1歳になるまでの期間、育児休業を取得することが可能な企業が増えています。

ただし育児休業期間は原則、会社からの給料は支払われません

企業から支給されないかわりに雇用保険を財源とした育児給付金が支給されます。それでも勤務先企業からもらっている賃金を上回ることはないばかりか、平均して5割~7割未満の水準にとどまります。

出産を控えた女性は健康保険を財源とした産前産後休業(出産日の6週間前から産後8週間まで)を前に会社を休業することになります。

その後、雇用保険を財源とした育児休業金を受取りながら、子供が1歳になるまでの間、長期の休みを取ることになるでしょう。

このときに重要なポイントとして、、育児休業を取得して会社を長期休業した場合、その後会社に復帰するまでの期間は企業からは給料及び手当ては支給されないということ。(企業によって若干の対応は違いはある。)

その代わりに育児休業給付金というものがハローワークの管轄から雇用保険を財源とした育児給付金が給付されますが、

休業開始から6ヶ月までは会社から支払われていた賃金を元に日額×支給日数で計算して67%が支払われ、6ヶ月を超えると育児休業終了までは%が支払われます。

育児休業給付とは・・・

育児休業給付には、育児休業期間中に支給される「育児休業給付金」があります。

育児休業給付は、被保険者(※)が1歳又は1歳2か月(注意1)(支給対象期間の延長に該当する場合は1歳6か月又は2歳)未満の子を養育するために育児休業を取得した場合に、休業開始前の2年間に賃金支払基礎日数11日以上ある完全月(過去に基本手当の受給資格や高年齢受給資格の決定を受けたことがある方については、その後のものに限ります。)が12か月以上あれば、受給資格の確認を受けることができます。その上で、育児休業給付金は、

1. 育児休業期間中の各1か月ごとに、休業開始前の1か月当たりの賃金の8割以上の賃金が支払われていないこと

2. 就業している日数が各支給単位期間(1か月ごとの期間)ごとに10日(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間)以下であること。(休業終了日が含まれる支給単位期間は、就業している日数が10日(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間)以下であるとともに、休業日が1日以上あること。)

の要件を満たす場合に支給されます。
引用:ハローワーク:育児休業給付について

育児給付金は最大で賃金の67%!足りない分は副業で補てん?

子育てで休業している間、無収入になるわけではなく育児休業給付金という形で収入があるというのは大きいですが、6ヶ月までは67%、6ヶ月~給付金支給終了までは50%が支給されるというのはすこし心細い気がしますね。

もし休業前に会社で月額220000円の給料をもらっていた場合6ヶ月までに支給される給付金は147400円になり、6ヶ月~終了までは50%になるので110000円になってしまいます。

1年間、育児休業をしている間、収入がもともとの年収から半減してしまうのは子育てをする家庭にとっては痛いですよね。

そこで在宅中にすきま時間をつかって副業したいと思うこともあるでしょう。

現在はクラウドワーキングを中心に自宅にいながら副業できる環境が整いつつあります。会社の就業規則が禁止するなどの事情がないなら是非とも育児中にも仕事がしたいものです。

もし子育ての傍ら、時間がすこし作れてなにかしらの副業をすることができたら、休業前の収入に劣らない年収に維持するのも可能だと思う気持ちも出てきます。

乳幼児を育てているのだから基本的に在宅でなければ難しいですが、逆に在宅で可能な副業であれば、子供の夜鳴きや病気をしたりといったことでも自分のペースで仕事をすすめているので子育てに影響させることはありません。

ここではそんな育児休業中の人でも可能な副業6選をご紹介します。

未経験者からでもスタート可!データ入力&ライティング系

■ライター(記事ライター・調査業務)

ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドワーキング系のサイトで初心者が最も取り組みやすいと言えるのが、Webライターです。

Webライターとは、Webコンテンツにおけるライティングコンテンツ(文章記事)を作成する人のことです。

企業のホームページやメディアサイト、ブログサイト、まとめサイトなどさまざまなWebサイトに必要なのがライティング記事です。

必要なスキルや資格などはなく、文章を書いて人に伝えることが好きという人にはチャレンジしやすい職種です。(ただしライティングスキルは執筆経験に比例する。)

プログラミングの知識や特殊なソフトウェアを扱う技術は必要ありません。

Webライティングの報酬は1文字0.1円~1.5円といった具合に買い取ってもらうことが多く、1.0円以上の単価になるとやや経験者やプロ向けの募集であることも多いです。

逆に文字単価が0.5円以下なら未経験者でも採用されることが多く最初はこういった低単価のライティングから経験を積んでいくことができます。

■データ入力系(RPA・テープ起こし・文字起こし)

クラウドワーキングで話題になった副業としてテープ起こしというものがあります。

テープ起こしとは、著名人の講演会やイベントやシンポジウム、企業における株主総会や取締役などの会議、インタビュー取材の原音を文字化するために音声データを聞き取りながら、ワードソフトなどにタイピングしていく仕事です。

文字起こしは基本的には、音源を聞きながら、一語一句そのとおりに書き起こす素起こしという言葉があります。パソコンにタイピングしていくのでタイピングの能力があればやりやすい仕事ということができるでしょう。

ただし未経験者がテープ起こしを行うと音源データが60分のものを素起こししようとすると10時間以上かかるといわれており、下手をすると1日では終わらない可能性があります。

これを6時間で行えるようになれば60分の音源の文字起こしを6000円で請け負うと時給1000円の働きになることがあります。実際にここまでのレベルに上げるまではある程度の経験が必要です。

さらに専門的には「あのー」とか「えーと」など文章化する上で意味のない言葉を省いていくケバ取りや、文章にしたときに不自然でない形やある程度まとまった文章にするための整文という技術を求められることがあります。これが出来てくると受注単価も上がってきます。

テープ起こしの需要は依然として多く、プロの業者に依頼するよりもクラウドワーキングで手軽に依頼するケースも多くなりました。すこし単価は安めでも未経験者から受注することが可能です。

経験者ならスキルを活かして高単価案件で副収入!クリエイティブ&プログラミング系

■デザイナー、イラストレーター

ランサーズやクラウドワークスなど大手クラウドソーシングサイトでは、プロ向けの仕事としてロゴデザインやバナーデザイン、チラシのデザインなどが多く募集されています。

広告代理店などの制作の経験のある人ならチャレンジすると1度の受注で5万円~10万円の取引をすることができます。

プロとしてデザインの経験があれば、これまで自分が制作してきた過去の実績をポートフォリオとして公開することで受注しやすくなります。

また動画サイトで使用するための漫画・イラストの作成などの仕事も募集されていることがあるため、イラストを描いたりするのが好きな人にとってはやりがいのある副業といえます。

イラストが好きだったり、アドビイラストレーターを使用することができるくらいのスキルがあれば、コンペ形式の案件でデザイン提案をして、クライアントの目にとまるのを待ちましょう。

クラウドソーシングサイトのメリットとしてプロや過去に実績のある人しか仕事ができないわけではなく、未経験者でもコンペなどで提案することで採用の可能性があることです。

ロゴやバナーデザインの具体的な作品例を提示しておくことで、応募するだけでなくクライアント側から直接オファーがあることも少なくありません。

■Web系 SE /プログラマ

クラウドワーキングのサイトではシステムエンジニアやWebプログラマーなどを対象として特殊なシステムの開発やサイトの構築をしてほしいという募集があります。

ホームページの作成の仕事などHTMLコーティングやWordPressを使った企業ホームページの作成やリニューアルの要望などが増えています。

またWebサイト上で自動車を販売するとか商品を販売するシステムの構築など専門的な知識を持つエンジニアでなければできない仕事も多いのでそういった案件の報酬は50万円~100万円と高額になります。

システムエンジニアなどの技術職の場合、クライアントのニーズと自身の経歴を合致させるためにもポートフォリオなどで過去の制作事例や職務経歴を明示しておくことが大切です。

どんなシステムを開発したり、何のプロジェクトを担当したのか、開発可能なプログラミング言語(PHP,Java,html,css,SQL,Python,)などを具体的に記載しておくとクライアントも発注しやすくなります。

またスマートフォンアプリの開発などもニーズは高く、技術力の高いエンジニアならば育児休業中の副業であっても高い収入を得ることが可能です。

IT系の技術者は、全国的にも希少な存在なのでプログラミングの知識や技術があれば在宅ワーカーでありながら高額報酬を得ることも可能です。

外国語力を活かして翻訳活動!編集経験を活かしてメディアディレクター

■翻訳(テキスト入力)

インターネットの普及によりビジネスサイトやECサイトも国内だけなく海外のマーケットを狙って進出するケースも増えてきました。

日本語で書かれたWebサイトのライティングコンテンツの外国語翻訳業務海外サイトやメディアを外国語から日本語に翻訳する仕事もクラウドソーシングで募集されることがあります。

サイトの翻訳だけなく、音声データであったり、動画データの翻訳の需要も多いです。文字起こしの翻訳版の仕事もあります。

英語、中国語、タイ語、韓国語、ドイツ語、スペイン語などさまざまな言語の翻訳のニーズがあるので専門語の翻訳能力のある人にとっては育児休業中でも高額な報酬を得るチャンスがあります。

■メディアディレクター・取材管理

育児休業中にもメディアディレクターの仕事をして収入を得る人も少なくありません。メディアディレクターとは、Webサイトにおけるメディアサイトのコンテンツを企画したり、雑誌の記事を書くライターをマネジメントする仕事です。

どのような記事広告にするか、クライアントのニーズに適したコンテンツにすればいいのかというのをマーケティング調査して企画してライターやクリエイターに伝えて、仕事を割り振って出来上がったコンテンツを編集するのが役割です。

雑誌メディアにしてもWebメディアのディレクションにしてもコンテンツを作成するのは、カメラマンやライターに任せて全体的な編集をするという中間管理的な仕事になるためコミュニケーション能力の高さが求められます。

処理能力の高さマネジメントのスキルが試される仕事です。

ライター等とのやり取りはEメールやLINE、チャットなどを利用すればリアルタイムでつながるため、出社の必要性もそれほど高くないので育児休業中にも十分に力を発揮することが出来ます。

育児休業中も在宅クラウドワーキングで育児も仕事も楽しもう!

育児休業中は、基本的に会社から支給される給料はないため、多くの場合、育児給付金に頼らなければなりません。

育児給付金が支給される1年間の最初の6ヶ月間は休業前の給料の67%で6ヶ月以降は50%にまで落とされてしまいます。

現在は在宅でクラウドワーキングを利用しながら、1日2,3時間程度と自分のペースで仕事ができる副業がたくさんあるので外に出てアルバイトをするよりもずっと効率がよく、何よりも子供から目を離さずに育児も全力投球しながら仕事もすることができるのがポイントです。

メディアディレクターやシステム開発などを請け負ってある程度高額な報酬を受け取ることも可能ですが、あまりに高額な報酬を受け取ると育児給付金の支給に制限が加わるということもあります。

それに比べるとWebライターやテープ起こしなどの仕事は1案件自体の単価は数千円から数万円と少ないですが、育児給付金の最大値を補完しながら働くというスタイルには持ってこいといえるかもしれません。

このようにクラウドワーキングは少額受注から高額案件まで、個人の能力に合わせた働き方やライフスタイルに合った働き方が可能です。在宅で副業しながら充実した子育てを楽しめる時代になったといっていいでしょう。