面接用にオススメの靴|形、色、素材を男女別に解説

転職活動の面接に臨む際のファッションは人事の印象に大きく影響を与える可能性があります。
スーツはもちろんのこと「どんな靴を履くか」で1つでファッション全体の見え方が変わってしまうこともあります。
そこで今回は靴選びを慎重に行うためにも、転職活動の面接にオススメの靴の形、色、素材を男女別にまとめました。
面接にふさわしい靴を履いて、選考に臨みましょう。
面接用にオススメの靴|形、色、素材を男女別に解説の要約
- 男性はブラックか濃いブラウンの紐付きストレートチップが定番
- 女性はヒールの高さが3cm~5cmのプレーンパンプスがおすすめ
- 企業に合わせたコーディネートを意識するのが大切
面接に通過するなら靴選びも重要!小さな気遣いが評価を左右する可能性あり!
面接に通過するなら靴選びも重要な理由
- 限られた回数の面接で人事に印象づける必要がある
- ビジネスシーンにふさわしい格好であればネガティブな印象を与えるリスクを減らせる
- こだわることによって、他の応募者と差をつけられる可能性がある
面接に通過するためには、靴選びも重要な要素の1つと言っても過言ではありません。
身だしなみが面接官の評価につながる可能性があるからです。
限られた回数の面接で自分をアピールしなければならないため、見た目の印象をアップさせるためには重要なポイントです。
面接がフォーマルな場と考えると、ビジネスシーンにふさわしい格好をすれば、少なくともネガティブな印象をもたれるリスクも減らせるでしょう。
特に靴は色や形、素材によって見え方は変わります。フォーマルな印象を与えるものから、プライベートで履くようなカジュアルな印象を与える靴までさまざまです。
今後のキャリアに影響を与える転職活動だからこそ、靴選びも注意を払うことをおすすめします。
スーツや髪型とちがって意識もしない人も多いかもしれません。こだわって靴選びをすれば好印象につながる可能性もあります。
だからこそ面接で履く靴を選ぶときは、形や色、素材までを考慮に入れて購入するのが重要です。
【男性編】面接用にオススメの靴の形は?気をつけるべき3つのポイント
転職活動の面接で履く靴の形を選ぶときの3つのポイント
- つま先が尖りすぎていない靴を選ぼう
- 紐付きのストレートチップタイプがオススメ
- ローファーやウィングチップは避けよう
男性が転職活動の面接で履く靴の形を選ぶときは、上記の3つのポイントを気をつけましょう。それぞれの内容について解説します。
つま先がとがりすぎていない靴を選ぼう
転職活動で履く靴は尖りすぎていないデザインのものを選びましょう。一般的にファッション性が高いと思われる場合があり、カジュアルに見えてしまいます。
面接をフォーマルな場と考えると、ふさわしくありません。先端が尖っていると足の指が圧迫されて、巻き爪になってしまう恐れもあります。
痛めると面接にも足を運ぶのが厳しくなるので気をつけましょう。先端ができるだけ尖らず丸いカーブを描いている靴を選ぶのがおすすめです。
紐つきのストレートチップタイプがオススメ
どの靴を履けば良いか分からない場合は、紐付きのストレートチップを選ぶと良いでしょう。
紐があることでデザイン的にもフォーマルな印象を与えられるうえに、靴の締まり具合を簡単に調整できるメリットがあります。
ストレートチップはつま先部分に横へとステッチのあるデザインのシューズ。ビジネスシーンで使われることが多いです。
ステッチがないプレーントゥタイプのものは、カジュアルな印象を与えてしまうためおすすめできません。
靴自体にもしわが入り、だらしなく見えてしまう恐れもあります。
ローファーやウィングチップは避けよう
転職活動の面接においてローファーを履くのはNGです。
もともとカジュアルなシチュエーションで履かれる靴なので、選考には適していません。
私服での面接が許されている企業でも、念のため革靴を履いておくのが安心でしょう。
また、革靴のなかでもウィングチップは避けてください。
上記のようなつま先の部分に翼のようなステッチが入ったシューズで、ファッション性が高く面接にふさわしくないシューズです。
靴のデザインを選ぶときは、できるだけ無地のものを選ぶのをおすすめします。
ただし、必ずしも無地でシンプルな革靴を履かなければいけないわけではありません。
大事なのは企業ごとに合ったコーディネートを意識することです。
自由な社風であれば、ローファーを履いても問題がないケースもあります。
就活と違ってファッションの自由度は高いので、企業の雰囲気に合った靴を選びましょう。
【女性編 】面接用にオススメの靴の形は?気をつけるべき3つのポイント
女性が面接用の靴の形を選ぶときに気をつけるべき3つのポイント
- リボンがないプレーンパンプスを選ぼう
- ヒールが高すぎるのはNG!最大5cm程度のものにしよう
- パンプスが履きなれていない人はストラップ付きのものがオススメ
女性が転職活動の面接で履く靴の形を選ぶときは、上記の3つのポイントを意識すると良いでしょう。
それぞれの内容について解説します。
リボンがないプレーンパンプスを選ぼう
パンプスを選ぶときにはリボンがないプレーンタイプのものを選ぶのをおすすめします。
リボンなどの装飾があると、カジュアルな印象を与えてしまい選考の場にふさわしくありません。
柄のないシンプルなデザインのものがベストです。
また、つま先の見えるオープントゥパンプス、かかとの見えるバックストラップはフォーマルな場に合わないので避けましょう。
ヒールが高すぎるのはNG!最大5cm程度のものにしよう
パンプスを選ぶときは、ヒールの高さが最大5cm程度のものがベストです。あまりにヒールが高すぎっるとカジュアルな印象を与え、人事からの評価も下がりかねません。
とはいえ、全くヒールがないのもNGです。
ビジネスシーンにふさわしく、大人らしい印象を与えるためにも最低3cm程度のヒールを選ぶのが良いでしょう。
実際に店頭で履いてみて、見た目が美しく歩きやすい高さの靴を選ぶのが安心です。
パンプスが履きなれていない人はストラップ付きのものがオススメ
パンプスが履き慣れていない場合は、ストラップ付きのものを選んでも問題ありません。
靴が脱げてしまうのを防ぎ、安定させながら歩けます。
足の甲が低い人もストラップ付きであれば、より歩きやすくなるはずです。
ただし、金融系をはじめとした堅い社風の業界では、ストラップ付きのパンプスを認めない企業もあります。
その場合は、靴の中にパッドを敷いて調整すると良いでしょう。
会社の社風を判断するときは、働いている社員の服装をチェックするのがおすすめです。
ラフな格好で働いているのであればストラップ付きを履いても問題ない可能性があります。
逆にきっちりとした服装を着ている人が多い場合は、ストラップのないものを選べば安心です。
ストラップ付きのパンプスでも、足首を固定するアンクルストラップは避けてください。
ファッション性が高く、面接の場にふさわしくありません。
【男性編】面接用に履く靴の色は何色?注意したい2つの要素
男性が面接用に履く靴の色を選ぶときに注意したい2つの要素
- 黒か濃いブラウンを選ぶのが無難
- スーツや鞄の色との統一感を意識しよう
男性が転職活動の面接で履く靴の色を選ぶときは、上記の2つのポイントに注意しましょう。
それぞれの内容について、説明します。
ブラックか濃いブラウンを選ぶのが無難
男性が転職活動の面接で履く靴を選ぶときは、ブラックか濃いブラウンを選ぶのがおすすめです。
スーツやジャケットとも合わせやすく、フォーマルな場にふさわしい色といえます。
企業によっては入社後も使いまわせる場合も少なくありません。
明るいブラウンのキャメルも避けるのが無難でしょう。
社風によってはカジュアルな印象となる可能性もあります。
スーツや鞄の色との統一感を意識しよう
色を決めるときのポイントは、スーツや鞄の色と合わせること。服装全体に統一感がうまれ、よりきっちりとした印象を与えられます。
スーツや鞄がブラックであればブラックと濃いブラウンのどちらも合いますが、鞄がブラウンの場合は靴もブラウンに合わせた方がマッチします。
全体的な統一感を考えながら、フォーマルな場にふさわしい色の靴を選ぶのが良いでしょう。
【女性編】面接用に履く靴の色は何色?注意したい2つの要素
女性が面接用に履く靴の色を選ぶときに注意したい2つの要素
- 黒・紺・ベージュなど落ち着いた色を選ぼう
- 男性と同じ!スーツや鞄の色とマッチするようにしよう
女性が転職活動の面接用に履く靴の色を選ぶときは、上記の2つを意識しましょう。それぞれの内容について説明します。
ブラック・ネイビー・ベージュなど落ち着いた色を選ぼう
靴の色を選ぶときはブラック、ネイビー、ベージュの3つから選ぶのがおすすめです。
就職活動ではブラックが主流でしたが、転職の場合は黒にこだわる必要はありません。
できるだけ落ち着いたカラーでフォーマルな印象を与えられれば大丈夫です。
清潔感の感じられるコーディネートを意識しましょう。
男性と同じ!スーツや鞄の色とマッチするようにしよう
靴の色を選ぶときは男性と同様、スーツや鞄の色とマッチするかを確かめましょう。
鞄がネイビーであれば、靴の色もネイビーに揃えると統一感が生まれます。
逆にスーツ、鞄、靴の色がバラバラだとアンバランスになってしまう恐れもあります。
全体的な統一感を意識しながら、靴の色を選ぶのがおすすめです。
【男性編】面接で履く靴にオススメの素材は?選ぶために大事な2つのこと
男性が面接で履く靴の素材を選ぶときに大事な2つのこと
- 本革か合成皮革のものを選ぼう
- 歩きやすさと高級感を意識しよう
男性が面接で履く靴の素材を選ぶときは、上記の2つのポイントが大切です。
それぞれの内容について説明します。
本革か合成皮革のものを選ぼう
転職で履く靴の素材は本革と合成皮革のどちらでも構いません。
見た目に大きな違いはなく、合成皮革にしたからといってマイナスな評価になる場合はないでしょう。
合成皮革は本革に比べて傷が目立ちやすく長持ちしづらいと言われていますが、入念に手入れをすれば綺麗な状態はキープできます。
一方で本革は水に弱く足の形に馴染むまで一定の時間がかかりますが、高級感があり長持ちが期待できるのが特徴です。
予算やデザインを考慮しながら、好きな方を選ぶと良いでしょう。
ただ、入社後も長期的に使い続ける可能性があるなら本革がおすすめです。
歩きやすさと高級感を意識しよう
靴を選ぶときは「歩きやすさ」と「高級感」をかね揃えたものを選ぶのがおすすめです。
1日就業したあとに面接先の企業まで移動したあとに臨むケースもあるので、歩きやすい靴かどうかは重要なポイントとなります。
歩きにくい靴を履いていれば、足への負担がかかるだけでなく靴擦れなどのトラブルを引き起こしかねません。
ただし、歩きやすさに特化した革靴は柔らかい素材で光沢がない商品もあるので注意が必要です。
高級感が失われ、安っぽい印象を与えてしまう可能性があります。ですので、歩きやすいだけでなく光沢があり見た目も美しい靴を選びましょう。
とはいえ、見た目だけでは高級感は分かっても歩きやすさまでは把握できません。
スーツや革靴の専門店に行き、店員さんに直接質問してみるのが無難です。要望を叶えたシューズを選び提案してもらえるはずです。
【女性編】面接で履く靴にオススメの素材は?選ぶために大事な2つのこと
女性が面接で履く靴の素材を選ぶときに大事な2つのこと
- 本革か合成皮革が定番でオススメ
- カジュアルな会社であればスウェード素材でもOK
女性が面接で履く靴の素材を選ぶときは上記の2つのポイントを意識しましょう。
それぞれの内容について説明します。
本革か合成皮革が定番でオススメ
女性が転職活動出履くパンプスは男性と同様に、本革でも合成皮革でも問題ありません。
予算やデザインと相談しながら、好みのものを選ぶのがおすすめです。
とはいえ、必ず本革や合成皮革にする必要はありません。
これまでも述べたとおり、大切なのは「企業に合わせたファッションを選ぶこと」。
就活では全員が黒のパンプスで揃えるのが主流でしたが、転職活動の場合は企業ごとに個性を出すことができます。
会社の社風にあわせて、合った靴を選びましょう。
カジュアルな会社であればスウェード素材でもOK
前述したとおり自由度の高い会社であれば、靴の素材もある程度ラフなものでも大丈夫な場合があります。
カジュアルな服装で問題ない企業の場合は、スウェード素材の靴を選ぶのも良いでしょう。
革靴に比べるとファッション性が高いですが、フォーマルな場でも通用する落ち着きは感じられます。
私服面接や服装自由の場合は、選んでみても良いでしょう。
【男女共通】面接で靴を履くときに意識するべき3つのポイント
- 頻繁に面接を受ける場合は2足用意しよう
- 実際に履いてみてジャストサイズを選ぼう
- 日々の手入れを念入りに行おう
- つま先が尖りすぎていない、紐付きのストレートチップタイプがおすすめ
- 色はブラックか濃いブラウンが定番
- 本革か合成皮革のもので、歩きやすさと高級感を意識しよう
- ヒールの高さが3cm~5cmのプレーンパンプスを選ぼう
- 黒・紺・ベージュなど落ち着いた色を選ぼう
- 本革か合成皮革が定番
面接で靴を履くときに意識すべき3つのポイント(男女共通)
面接用の靴を購入するときや、実際に履くときは上記の3つを意識しましょう。
それぞれのポイントについて説明します。
頻繁に面接に受ける場合は2足用意しよう
頻繁に面接を受ける場合は靴を2足以上用意しましょう。
雨で濡れてしまった場合は乾かなければ次の日に履くことができません。
また連日履き続けると靴が痛み、長持ちしなくなる恐れもあります。履き続けると光沢もなくなり、美しい状態をキープするのが難しくなります。
靴を綺麗に保ちながら面接に臨むためにも、革靴は2足あると安心です。
実際に履いてみてジャストサイズを選ぼう
革靴を購入する際は必ず実際に履いて試しましょう。
どれだけ美しい形、色、素材の革靴でもサイズが合わなければ履くことはできません。
小さすぎると足を痛めるリスクがあり、大きすぎると歩きにくくなります。
ジャストサイズだと思って履いた靴が少しきつく感じる場合もありますが、次第に革が足の形にフィットし慣れてくる場合も少なくありません。
不安な方は店員さんに相談しながら、自分に合ったものを選んでもらうのがベストです。
日々の手入れを念入りに行おう
革靴は本革であれ合成皮革であれ、日々の手入れは欠かせません。定期的にケアしなければ、短期間でも傷んでしまう可能性があります。
光沢がなくなり、高級感がなくなってしまう恐れも考えられます。美しい状態を保つためにも、履いたら手入れをするように心がけましょう。
手入れをする際は、ブラシ、クリーナー、クリームを使うのがおすすめです。ブラシで簡単に汚れを落としたあとは、クリーナーを靴全体にのばして塗ります。
布などで綺麗に拭きとり汚れを落とし、靴用のクリームを塗ってください。最後は全体的に磨き、光沢を出せば終了です。
マナーを守った靴選びで印象をアップさせ面接を通過しよう
靴選びは面接で人事の印象に影響を与えるポイントの1つ。
マナーを守りビジネスシーンにふさわしいものを履けば、好印象を与えられる可能性があります。男性の場合は次の3つを気をつけましょう。
男性が面接に履く靴を選ぶときの3つのポイント
女性の場合は次の3つを意識してください。
女性が面接に履く靴を選ぶときの3つのポイント
上記はビジネスシーンで通用する靴の選び方ですが、必ずしも毎回きっちりとした靴を履く必要はありません。
大切なのは企業に合ったコーディネートを選ぶことです。
転職は就活と違って服装の自由度も高いので、会社の社風に合った服装や靴を選びましょう。