第二新卒の履歴書と職務経歴書の書き方ポイント6つ【例文・見本】

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この記事では、第二新卒向けの履歴書と職務経歴書の書き方を例文・見本付きで紹介します。

第二新卒の転職活動において、企業への応募書類は「履歴書」「職務経歴書」が一般的です。これらの応募書類をベースに書類選考が行われます。

ポイントを抑え、希望の企業の選考に進むためにもご参考ください。

第二新卒の履歴書と職務経歴書の書き方ポイント6つ【例文・見本】
  • 履歴書は正確、簡潔に記載すること
  • 職務経歴書の作成は、これまでの業務を徹底的に振り返る必要がある
  • 自己PRは、応募書類の中で最もこだわるべきコンテンツ

第二新卒の履歴書の書き方|例文つきで解説


まずは履歴書の書き方を紹介します。大きく分けてポイントは3つです。

それぞれのポイントを抑えて、質の高い履歴書を完成させましょう。

第二新卒の履歴書の書き方|例文つきで解説

  • ポイント1. 学歴・職歴は正確に記載すること
  • ポイント2. 志望動機は要点を簡潔に記載すること
  • ポイント3. 履歴書の自己PRは簡潔に記載すること
  • ポイント1. 学歴・職歴は正確に記載すること

    履歴書は、自身の個人情報や経歴を証明する公的な文書のような重要な書類です。

    転職・採用活動においては重要度が非常に高い文書のひとつです。そのため、間違え・嘘があってはいけません。

    履歴書の書き方について多い質問が「第二新卒のように短い職歴も書かないといけないの?」という内容です。

    隠したくなる気持ちも分かりますが、答えとしては短い職歴でも記載しないといけません。

    短い職歴も書く必要がある理由

    • 記載しないと既卒後就職していないという見え方になってしまう
    • 雇用保険、年金手帳、年末調整などでバレます。すなわち経歴詐称となる
    • たとえ数日、数ヶ月の経験でも転職先で活かせることがある

    では、実際に記述方法についてご説明します。学歴については、高校入学から書くのが一般的です。

    高校の入学・卒業年を自信を持って回答できる方はなかなかいませんので、しっかり調べて記載するようにしましょう。

    大学に入学された方は、大学名・学部名・専攻名を正確に記載します。

    続いて、職歴についてです。

    職歴についても、入社年度を正確に調べた上で記載します。

    社名については、「株式会社」や「有限会社」など商号も含めて正確に記載する必要があります。

    入社した企業の事業内容や社員規模まで記載すると親切でしょう。

    そして改行し、配属されていた部署や課を正式名称で記載し、合わせてその部署で担当していた業務を簡潔に記載します。

    在職中、異動などがあった場合は都度それぞれについて、改行し同様に記載しましょう。

    最後に、現在の状況を記載します。退職している場合は「一身上の都合で退職」、在職中の場合は「現在に至る」が一般的です。

    具体的な記載方法はこちらです。

    年月 学歴・職歴
    平成24年4月 東京都立〇〇高校 入学
    平成27年3月 東京都立〇〇高校 卒業
    平成27年4月 ■■大学 経済学部 経済学専攻 入学
    平成31年3月 ■■大学 経済学部 経済学専攻 卒業
    平成31年4月 株式会社△△ 入社
    事業内容:webマーケティング 社員数:300人
    営業部に配属
    営業担当として新規開拓営業を行う
    令和2年3月 一身上の都合で退職

    ポイント2. 志望動機は要点を簡潔に記載すること


    書式にもよりますが、履歴書の志望動機の枠は大きくないため、たくさんの文量を盛り込めるものではありません。

    そのため、いかに伝えたい内容を簡潔に、的確に、熱意が伝わる内容記載できるかが求められます。

    例えば志望動機につながるエピソード、経緯などをすべてつらつらと書くと収まりきりません。

    そのような内容は職務経歴書に書くなどしましょう。

    ではどのように記載すべば良いのでしょうか。

    簡潔な志望動機の書き方

    1. 結論を先述べること
    2. 結論に至った理由を述べること
    3. 熱意やビジョンをアピールすること

    上記の書き方で記載すると、簡潔でありながら、内容が分かりやすく熱意のある文書が作ることができます。

    採用担当者は、これまで多くの応募書類を見てきたことでしょう。

    他の業務で忙しいと考えられるため、1文字1文字しっかり読むなんてことはしないのが一般的です。

    さらっと読んでも内容が伝わる、ロジカルな文書が記載できているという点を最低限抑えておくべきです。

    具体的な志望動機例文を見ていきましょう。

    前述したwebマーケティング企業で1年間営業職として働いたケースを事例とし、第二新卒として、ベンチャー企業へ転職を検討しているケースを想定します。

    【例文】

    (結論)
    世の中にないテクノロジーを開発し、人々の生活を変えることができる仕事に取り組みたいと考え、貴社への入社を志望しています。

    (理由)
    貴社への入社を強く志望する理由は2点です。
    1点目は、貴社はこれまでにないスマートフォンアプリを多数リリースされており、新しいものを産み出す土壌があること。
    2点目は、エンジニア未経験で入社し、社内で経験を積み、活躍されている社員の方が在籍されていることです。

    (ビジョン)
    これらの貴社が持つ環境や経営方針に順応し、技術力を身につけ、1日でも早く自身のアイデアを形にしたアプリケーションを世に出したいと考えています。

    ポイント3. 履歴書の自己PRは簡潔に記載すること

    前述した志望動機と同じように、履歴書の自己PRの枠は、書式にもよりますが大きくないため、たくさんの文量を盛り込めるものではありません。

    そのため、簡潔に記載することが求められます。エピソードなどは記載しきれないので、職務経歴書で表現します。

    ※履歴書のフォーマット次第では、自己PRという項目がなく「本人希望欄」というケースもあります。

    簡潔な自己PRの書き方

    1. 結論(自分の強み)を先述べること
    2. 転職後、その強みをどのように活かすかを記載する
    3. 熱意やビジョンをアピールすること

    ポイントとしては、自分の強みをいかに分析するかです。

    まず、数ヶ月や数年の業務の中で、自分が得た成功体験や感謝された業務、やりがいを感じた経験を書き出してみると良いです。

    それらの経験の根幹となるのは、自身の強みです。スキル的なもの、性格などの人間性が寄与しています。

    そういった強みは転職しても、業界や職種が変っても揺るがず活かすことができます。

    長所や強みがない人はいません!改めて自身のこれまでの時間を振り返りましょう!

    【例文】

    (結論)
    私の強みは、「課題分析力」です。

    (活かせる点)
    私は、成果を出すために課題となっている要因を突き止め、その要因に対して適切なアプローチを実行し、自身の業務を改めていくことができます。

    (ビジョン)
    貴社入社後において、そのような困難は多数あると思いますが、都度成長し、安定したパフォーマンスを発揮できるよう勤めていきます。

    これまで、履歴書の書き方を紹介しました。上記のポイントを抑えて、採用確率が上がる履歴書を完成させましょう。

    次の章では、職務経歴書の書き方をご説明します。

    第二新卒の職務経歴書の書き方|例文つきで解説


    職務経歴書は、新卒就職活動時代にはなかった書類です。しかし、既卒の転職においては必須の企業が多いです。

    経験した業務内容の詳細を記載するもので、履歴書よりも重要度が高い書類とも言えます。

    なぜなら多くの企業の面接においては、履歴書よりも職務経歴書に沿って面接が進められます。

    一方で、面接で聞かれるであろう点を意識しながら職務経歴書を完成させれば、自己分析、面接対策も同様に進んだことにもなります。

    それぞれのポイントを抑えて、質の高い職務経歴書を完成させましょう。

    第二新卒の職務経歴書の書き方|例文つきで解説

  • ポイント1. 職務経歴の要約・概要はリサーチし、正確な情報を記載すること
  • ポイント2. 職務内容や実績は、具体的なデータを含めて記載すること
  • ポイント3. 職務経歴書の自己PRは、成果につながった経緯、工夫したポイントを記載すること
  • ポイント1. 職務経歴の要約・概要はリサーチし、正確な情報を記載すること

    市販されている履歴書と違い、職務経歴書には定まったフォーマットがありません。

    しかし、書くべきとされている内容はあります。特に職務経歴書の根幹である、職務経歴の記載には抑えておくべき内容があります。

    リクルートキャリアなどの転職エージェントのサービスを受けると、職務経歴書のフォーマットを貰える場合もあります

    職務経歴には、企業の情報と、業務の情報を盛り込む必要があります。具体的には以下の内容です。

    記載すべき内容【企業情報】

    • 在籍期間
    • 会社名(正式名称)
    • 事業内容
    • 資本金・売上高
    • 上場or非上場

    多くの企業で、企業のホームページ「企業概要」で公表されているデータであるため記載することは容易です。

    売上高については、公表されている前年度分を記載すれば問題ないです。

    記載すべき内容【個人業務情報】

    • 配属先
    • 配属先人数
    • 自身の担当業務、ミッション(担当エリア)
    • 社内での役割(教育担当など)
    • 担当顧客(大企業/中小企業/個人など)
    • 営業方針(新規開拓、ルート営業など)
    • 実績
    • 実績につながったポイント

    履歴書で記載した内容に比べて、職務経歴書にはより詳細な内容を記載する必要があります。

    応募先の企業は、経験してきた業務から適性やスキルを見定め、選考を行っています。

    第二新卒の場合、経験不足というのは分かっており、採用企業も長期的に育成することを前提としています。

    「できる」「できない」「先輩社員からの支援を受けできる」など業務によって分類することで、入社後の育成カリキュラムが組まれる企業もあります。

    【例文】

    ■職務経歴
    平成31年4月〜 令和2年3月 株式会社△△ (社員数:300人)
    ・事業内容:webマーケティング
    ・資本金:1億円
    ・売上:45億円
    ・マザーズ上場

    ■業務内容
    平成31年4月〜 令和2年3月
    営業部に所属(所属社員:30人)

    【担当業務】
    首都圏における中小企業のクライアント約30社および新規顧客開拓を担当し、web広告の提案営業に従事。
    また社内の顧客管理システム管理業務を担当し、各営業担当のアプローチ履歴や取引情報の入力を行う。

    ポイント2. 職務内容や実績は、具体的なデータを含めて記載すること

    ポイント1の具体的な例文にも記載の通り、実績は具体的なデータと共に記載する必要があります。

    例えば「売上を10億円あげました」でも目標が100億円であったり、他の社員は最も高いパフォーマンを出していれば凄みは伝わりません。

    より成果を具体的に伝えるのであれば、以下の要点を抑えましょう。

    実績の有効なアピール手法

    • 対目標に対して、達成率を記載すること
    • 社員中●位、MVPなどの表彰があれば記載すること
    • 業界や企業などマーケットの売上動向と比較する
    • 売上だけでなく、コストカットや満足度向上なども重要な指標です

    以上のような、内容を盛り込むと、異業種異業界の人や初めて読んだ人にも実績が伝わり、アピールできます。

    しかし、売上などの指標を管理した経験がないため、具体的なデータでアピールすることがない方もいるでしょう。

    そのような場合、たとえば「書類作成において、正確さと手早さが上司に評価され、顧客へのプレゼンテーション資料に採用されました」など社内から評価を受けたことも十分な実績です。

    改めて自身の業務を振り返ってみましょう。

    【例文】

    【実績】
    平成31年度 売上目標5000万 売上実績6000万(達成率120%)
    →平成31年度第四四半期 の営業MVPを受賞
    新規顧客開拓 目標1社 実績1社(達成率100%)
    →平成31年度全社における新規取引社数は5社。

    ポイント3. 職務経歴書の自己PRは、成果につながった経緯、工夫したポイントを記載すること

    職務経歴書の自己PR欄は履歴書と違い、自由な量、記載方法で表現することが可能です。

    履歴書には、簡潔な自己PRのみ記載しておりますので、職務経歴書では「自分の長所」が仕事で活きた点や、「仕事の実績」につながったエピソードを書くと良いでしょう

    これらをまとめるうえで、まずはこれまでの人生や仕事を振り返ることが重要です。

    「なぜ、あの時うまくいったのか」「なぜ、感謝されたのか」「なぜ、やりがいを感じたのか」など事象を分析することで、自身の本質、特に長所が明らかになります。

    そして、自己PRした内容を志望動機や入社後活躍ビジョンにリンクさせると一貫性のある文となります。

    応募書類の中で、文のボリュームが最も多くなるため、読みやすさにも考慮する必要があります。

    質の高い自己PR作成におけるポイント

    • 自分のこれまでの人生、仕事を振り返り、自身を分析すること
    • 自己だけでなく志望動機や入社後の活躍イメージを記載すること
    • 【 】や下線、改行、段落構成で見やすさにこだわること

    では、具体的な自己PR文を見ていきましょう。

    【例文】

    私の強みは、【課題分析力】です。

    平成31年度第四四半期の営業MVPを受賞できた際も、その強みを活かすことができました。

    これまでの業務で、高い成果を出すために課題となっている要因を突き止め、その要因に対して適切なアプローチを実行してきました。

    担当していたマーケットでは、大手企業のシェアが圧倒的に高く、これまでの取引の歴史があり、新規取引の牙城を崩すことが難しい状況でした。

    しかし、一方で顧客へのヒアリングを行うことで、「凝り固まった思考」「斬新なチャレンジができていない」という課題を特定できました。

    長い付き合いがあるため、従来通りの提案を行えていなかった大手企業に対して、私は新しいテクノロジーを使ったオーダーメイドのwebマーケティング手法を提案しました。

    結果、コンペを優勢に進めることができ受注することができ、実績にも寄与したと感じています。

    この経験から、「課題がどこにあるのか」「どうアプローチすれば好転するのか」そのような思考がさらに身につきました。

    私は、自身の強みである【課題分析力】を活かし、貴社入社後においても活躍していきたいと考えています。

    第二新卒向け履歴書・職務経歴書の書き方を改めて整理

    履歴書・職務経歴書の書き方【ポイント】

    • 履歴書・職務経歴書ともに正確な情報を記載する
    • 履歴書の志望動機や自己PRは簡潔かつ読みやすい文章で記載する
    • 職務経歴書では具体的な数値・データとともに職務内容を記載する

    職務経験が乏しく、記載に困るという方は少なくありません。しかし、数ヶ月、数年でも自身が成長した点、活躍した点は少なからずあるはずです。

    書き始める前にこれまでの人生や仕事を改めて振り返りましょう。

    そして、やはり採用側の企業もこれからの育成枠として採用しますので、スキルや経験よりも「熱意」や「ビジョン」を重要視している企業が多いです。

    そういった「熱意」や「ビジョン」も文で伝わる内容であれば、【第二新卒】にマッチした質の高い応募書類と言えるでのはないでしょうか。