リクルートエージェントの面談内容|場所や必要な準備について解説

リクルートエージェントは、業界No.1の転職実績を誇る転職エージェントです。
豊富な求人数、経験豊富なキャリアアドバイザーが在籍していることもサービスとしての強みです。
今回は、リクルートエージェントの利用の中でも、特に重要なキャリアアドバイザーとの面談に関して詳しくご紹介していきます。
転職を考えている方、リクルートエージェントへの登録を迷われている方は是非チェックしてください。
- 全国様々な都市で、キャリアアドバイザーとの面談が行われている
- 書類の準備や転職に対する希望など、面談前の事前準備が重要
- 希望条件の優先順位付けが、納得のいく転職を実現するための肝
リクルートエージェントの面談内容について
リクルートエージェントに登録すると、最初にキャリアアドバイザーとの面談があります。
面談の目的は、転職者の希望条件などをヒアリングするためです。
以下では、リクルートエージェントで実施される面談内容や目的について詳しく説明します。
リクルートエージェントの面談内容について
- リクルートエージェントの面談の目的
- リクルートエージェントの面談場所
リクルートエージェントの面談の目的
リクルートエージェントでは、まず最初にキャリアアドバイザーとの面談が行われます。
この面談の大きな目的は、転職者の経歴やキャリア、転職先に求める希望条件等をヒアリングすることです。
そのほか、適性や強みを聞き出し、転職者にマッチした求人情報を紹介してくれます。キャリアアドバイザーのアドバイスをきっかけに、キャリアチェンジを果たす転職者も多いです。
キャリアアドバイザーは、転職者のヒアリング内容をもとに最適な求人を探します。納得いく転職先を紹介してもらえるよう、希望条件はできるだけ詳細に伝えましょう。
リクルートエージェントの面談場所
リクルートエージェントは全国に支社があり、面談の際には最寄りのオフィスへ訪問します。
支社 | 住所 |
---|---|
東京本社 | 東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー |
北海道支社 | 北海道札幌市中央区北四条西5-1 アスティ45ビル 10階 |
東北支社 | 宮城県仙台市青葉区一番町1-9-1 仙台トラストタワー 11F |
宇都宮支社 | 栃木県宇都宮市大通り4-1-18 宇都宮大同生命ビル 1F |
埼玉支社 | 埼玉県さいたま市大宮区桜木町1-7-5 大宮ソニックシティビル 25階 |
千葉支社 | 千葉県千葉市中央区新町1000番地 センシティタワー 7階 |
西東京支社 | 東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル7F |
横浜支社 | 神奈川県横浜市西区高島2-19-12 スカイビル 16階 |
静岡支社 | 静岡県静岡市駿河区南町18-1 サウスポット静岡 5階 |
名古屋支社 | 愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4JRセントラルタワーズ42階、43階 |
京都支社 | 京都府京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町88 K・I四条ビル 4階 |
大阪支社 | 大阪府大阪市北区角田町8-1 梅田阪急ビルオフィスタワー 31F |
神戸支社 | 兵庫県神戸市中央区磯上通8-3-10 井門三宮ビル 4階 |
中四国支社岡山オフィス | 岡山県岡山市北区駅元町1-6 岡山フコク生命駅前ビル 4階 |
中四国支社広島オフィス | 広島県広島市中区八丁堀14-4 JEI広島八丁堀ビル 10階 |
福岡支社 | 福岡県福岡市中央区舞鶴1-1-3 リクルート天神ビル 6階 |
※2020年4月現在の住所情報
こんな場合でも大丈夫!
- 支社のないエリアに住んでいる
- 今住んでいる場所と希望転職先のエリアが異なる
- 海外に住んでいる
もしオフィスへの訪問が難しい場合には、電話面談の対応をしてもらえます。
リクルートエージェントの面談前に必要な準備
次に、リクルートエージェントの面談当日までに準備しておくべき内容を説明します。
リクルートエージェントの面談前に必要な準備
- 履歴書と職務経歴書を事前に準備する
- 給与・待遇など転職の希望条件を整理する
- スーツなど面談に相応しい服装を準備する
履歴書と職務経歴書を事前に準備する
一般的な転職活動の流れでは、まず面接実施前に書類選考が行われます。
書類選考を通過しなければ、面接すら受けられないため、書類選考は転職活動における一つ目の関門です。
企業によっても異なりますが、基本的に書類選考では「履歴書」「職務経歴書」の提出が必要となります。
リクルートエージェントでは、面談時に履歴書と職務経歴書を求められますので事前に準備しておきましょう。
また転職サポートでは、過去の傾向やノウハウを活かし、選考通過率の高い応募書類の作成方法をアドバイスしてくれます。
給与・待遇など転職の希望条件を整理する
キャリアアドバイザーとの面談では、希望の仕事内容のほかに、給与・待遇の希望条件もヒアリングされます。
キャリアアドバイザーへ希望条件が正しく伝わっていないと、なかなか理想の求人と出会えません。
そのため、面談当日までに転職先に求める希望条件を整理しておくようにしましょう。
以下は、希望条件を整理する際に参考にしたい項目です。
希望条件について
- 希望就業エリア
- 希望年収(あわせて現在の年収を確認する)
- 希望職種
- 希望業界
- 会社規模など
- 休日
スーツなど面談に相応しい服装を準備する
初めて転職エージェントを利用する方に多い質問が、面談時の服装についてです。
面談当日の服装は、スーツやオフィスカジュアルなどTPOを弁えた服装が理想的です。
Tシャツや短パン、パーカーなど、私服のようなラフ過ぎる服装はNGです。社会人としてのモラルやマナーを疑われ、最悪の場合には利用を断られる可能性もあります。
キャリアアドバイザーの信頼を獲得し、魅力的な企業へ推薦してもらうためにも、正しい服装で面談へ向かいましょう。
リクルートエージェントの面談・ヒアリングの流れ
キャリアアドバイザーとの面談・ヒアリングの流れを説明します。
初回のアポイントはメールや電話で決めます。
面談場所には5〜10分前には到着するよう、早めの行動を心がけましょう。
時間や約束を守れないと、ビジネスマナーに欠ける求職者と思われかねません。
前の予定や仕事が長引いたり、どうしても遅刻する場合は早めに連絡しましょう。
リクルートエージェントの面談・ヒアリングの流れ
- 1. 転職者の経歴やキャリアついて確認
- 2. 転職理由や希望条件をヒアリング
- 3. 求人や転職活動の進め方について提案
1. 転職者の経歴やキャリアついて確認
キャリアアドバイザーとの面談では、以下のような内容を順番にヒアリングされます。
ヒアリング事項
- 最終学歴
- 学校の専攻内容
- 勤務先
- 勤務先の事業内容
- 配属部署
- 配属部署での業務内容
- 配属部署での実績
- 強み/仕事で工夫していることなど
キャリアアドバイザーがこれらの内容を確認するのは、2つの理由があります。
1つ目は、これまでの経験を活かせる求人を紹介するためです。
同業界や同職種は環境が大きく異ならないため、内定獲得率が高く、収入アップ等も実現しやすい傾向があります。
2つ目は、キャリアアドバイザーが求人先に対して、転職希望者を推薦する材料を把握するためです。
求人先にアピールできる材料が多ければ多いほど、企業に対して強く推薦しやすくなります。
2. 転職理由や希望条件をヒアリング
次に、今回の転職で実現したいキャリアや希望条件のヒアリングが行われます。
自身の転職理由や希望条件を、優先順位をつけ説明することでキャリアアドバイザーに正しく伝わります。
また、希望条件だけでなく、NG条件も聞かれる可能性があります。
例えば、営業はできない、転勤はできないなど、自身の譲れないNGな条件があれば答えましょう。
また、その際になぜNGなのか、背景や理由まで説明する必要があります。
背景や理由まで答える必要があることには、2つの理由があります。
- NG条件に対して、転職希望者が間違ったイメージを持っているかもしれないため
- 転職希望者が要望しない求人紹介を避けるため
希望条件等のヒアリングについては、面談が始まる前にアンケート形式で書面に希望条件を記載する場合もあります。
3. 求人や転職活動の進め方について提案
面談の終盤になると、これまでのヒアリング内容をもとにキャリアアドバイザーから転職活動の進め方について提案が行われます。
提案される主な内容は以下です。
キャリアアドバイザーからの提案
- XX月の転職を目指して転職活動を始めましょう
- 気になる求人は積極的に応募しましょう
- 経験を活かせるXXXの業界や職種に興味はないですか
- XXXXという条件は多少ゆずれますか
- ぴったりの求人があります。詳細はXXXXです
これらについて、全て鵜呑みにせず、自分の意見があればキャリアアドバイザーに伝え、認識の齟齬が起きないようコミュニケーションを取る必要があります。
リクルートエージェントの面談で意識・注意すべきポイント
転職活動を成功させるために、キャリアアドバイザーとの面談で意識・注意すべき3つのポイントを紹介します。
リクルートエージェントの面談で意識・注意すべきポイント
- 転職先に求める希望条件にこだわりすぎない
- キャリアアドバイザーからの質問に嘘をつかない
- 仕事で工夫していることなど積極的にアピールする
転職先に求める希望条件にこだわりすぎない
希望条件に対して、こだわりが強すぎると紹介される求人が少なくなります。
その結果、3つのデメリットに繋がることが懸念されます。
- 自身の経験やスキルに対する市場価値が分からない
- 応募先が少ないため比較検討できない
- 自身が気づかなかった、魅力的な業界や職種に出会える可能性が下がる
多くの方が転職活動を通して、自身の市場価値を理解し、多数の企業と比較し、最終的に納得のいく転職先を決定されています。
これらのことから、希望条件にこだわりすぎず、様々な求人を比較検討していきたい意思をキャリアアドバイザーに伝えることが重要です。
キャリアアドバイザーからの質問に嘘をつかない
面談の場では、キャリアアドバイザーから職歴や経験業務、実績などのヒアリングを目的とした質問が行われます。
転職者によっては、キャリアが短かったり、目立ったスキルがないため嘘をつきたくなってしまう方もいるでしょう。
しかし、経歴やキャリアについて嘘をついてしまうと、自分の市場価値や希望条件とズレた求人紹介・転職支援に至ってしまいます。
また、経歴やキャリアを正直に答えることには以下のようなメリットがあります。
メリット
- 自分の正しい市場価値を推し量ることができる
- 自分の経歴やスキルなど身丈に合った求人を獲得できる
転職に対する自身の経歴やキャリアについて悩み・不安がある方でも、リクルートエージェントなら強力にバックアップしてくれます。
仕事で工夫していることなど積極的にアピールする
仕事を取り組む上で、工夫していることについては積極的にアピールしましょう。
面談の中でキャリアアドバイザーから聞かれるケースもありますが、自ら積極的に話すことについて問題はありません。
むしろ、キャリアアドバイザーからすると、転職希望者を推薦する上で様々な材料が欲しいと考えています。
仕事で工夫していることを伝えるポイント
- なぜ、その取り組みを行なったのか?どんな課題があったのか?
- 具体的にどのような取り組みを行なったのか?
- どのような効果につながったか?
以上の観点から話すと、自身が仕事に対して工夫しているポイントが伝わりやすいです。
【FAQ】リクルートエージェントの面談について多い質問
では、リクルートエージェントの面談について転職希望者から、よく聞かれる質問について解説します。
【FAQ】リクルートエージェントの面談について多い質問
- Q1. 面談訪問が難しい場合は電話対応してもらえますか?
- Q2. 転職エージェントの登録が勤務先にバレないですか?
- Q3. キャリアアドバイザーの担当変更はできますか?
Q1. 面談訪問が難しい場合は電話対応してもらえますか?
答えは、「可能」です。
面談場所が遠い、どうしても時間を取れないなどの場合、対面での面談は難しいでしょう。
その場合は電話での面談も行っていますので、その旨キャリアアドバイザーに伝えることを推奨します。
ただ、どうしても電話では伝わりきらないニュアンスがあります。
そのため、電話でのコミュニケーションはお互いの認識齟齬が起きていないか都度確認しながら進める必要があります。
Q2. 転職エージェントの登録が勤務先にバレないですか?
答えは、「バレません」。
転職エージェントは、転職希望者の個人情報を守る必要があります。個人情報の利用に関しては、個人情報保護方針で定めています。
しかし、注意すべきは応募先です。
応募時は、履歴書・職務経歴書を送付するので個人情報は開示された状態です。
バレることを避けたいのであれば、現職のグループ企業などへの応募は、原則避けることを推奨します。
Q3. キャリアアドバイザーの担当変更はできますか?
答えは、「可能」です。
「女性のキャリアアドバイザーが良い」、「キャリアアドバイザーと相性が合わない」という場合もあるでしょう。
そのような場合には、リクルートエージェント公式サイト内のお問い合わせフォームより担当変更の依頼ができます。
※転職希望者の希望条件やエリアによって担当変更できない可能性もあります。
リクルートエージェントの面談内容と準備について改めて整理
ここまでは、転職エージェント「リクルートエージェント」のキャリアアドバイザーとの面談について紹介してきました。
面談時の準備や注意点について改めて整理してみましょう。
面談時の準備や注意点
- 面談前に、履歴書、職務経歴書を整理しておく
- 給与・待遇など転職先に求める希望条件を整理しておく
- スーツ・オフィスカジュアルなど社会人らしい服装を心がける
- 経歴やキャリアは正直に伝える
リクルートエージェンに相談し、転職の第一歩を踏み出しましょう。