派遣社員の職場見学(顔合わせ)とは?内容とポイントを解説

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派遣社員の職場見学とは、派遣先企業の担当者と顔合わせをしたり、実際に働く現場を見学することです。

派遣社員の職場見学は、ただ参加すればいいというわけではありません。書類選考や面接の代わりとなる場合もあります。

今回は、職場見学の目的や内容、事前に知っておきたいポイントについて紹介します。

派遣社員の職場見学(顔合わせ)とは?

派遣社員の職場見学(顔合わせ)ポイント
  • 派遣社員の職場見学では業務の説明や自己紹介、質疑応答などを行う
  • 職場見学の目的は派遣社員と企業が条件や業務内容をすり合わせること
  • 就業前に職場環境や雰囲気を確認できるためミスマッチが起きにくい

派遣社員の職場見学(顔合わせ)の内容・目的

派遣社員の職場見学(顔合わせ)の内容・目的
派遣社員の職場見学は、派遣社員と派遣先企業がお互いを知り、業務内容や条件をすり合わせるために行われます。

派遣社員は職場環境や雰囲気を確認することができ、企業側にとっては面接を兼ねている場合もあります。

働き始めてからのミスマッチを防ぐためにも、職場見学にはなるべく参加した方が良いです。

職場見学に参加しないと、他の希望者が優先される可能性もあります。

派遣社員の職場見学(顔合わせ)の内容・目的

  • 業務の説明
  • 自己紹介
  • 職場見学
  • 質疑応答

業務の説明

業務の説明で行われる内容は、派遣先の仕事や必要なスキル、残業の有無などの説明です。

資料や実際に働いている人を見て、求人情報だけでは分からないことが具体的に確認できます。

業務内容や条件が希望と違ったり、求められるスキルが高過ぎるなどということを防ぐためにも、重要な点や気になることはしっかり確認した方が良いでしょう。

以下の項目については業務の説明を受ける際、改めて確認することをおすすめします。

業務内容で確認したいポイント

  • 求められるスキル
  • 部署の男女比や年齢層
  • 残業の有無や程度
  • 他の派遣労働者の就業状況

自己紹介

派遣先に到着したら、派遣先の担当者や派遣元の営業スタッフが出迎えますので、挨拶をして自己紹介を行いましょう。

今までの職歴や派遣歴について、可能な範囲で説明をします。ただし自己紹介では「特定行為」を避けるため、年齢や家族構成などのプライベートな内容を言う必要はありません。

特定行為とは、派遣労働者を特定することを目的とする行為であり、具体的には以下の項目について質問し、派遣社員に回答させる行為です。

特定行為に該当する質問内容

  • 住所
  • 家族構成
  • 家族に関する質問(職業など)
  • 学歴
  • 前職の退職理由
  • 結婚・離婚・出産に関する質問
  • 宗教・信仰の有無

万が一これらの内容を尋ねられた場合、派遣法第26条第6項の禁止事項に当たるため回答する必要はありません。

労働者派遣(紹介予定派遣を除く。)の役務の提供を受けようとする者は、労働者派遣契約の締結に際し、当該労働者派遣契約に基づく労働者派遣に係る派遣労働者を特定することを目的とする行為をしないように努めなければならない。

引用:労働者派遣事業の適正な運営の確保及び派遣労働者の保護等に関する法律

職場見学

自己紹介を終えたら、職場の中を見学します。事前に情報収集をしているとはいっても、やはり実際の現場を見れば印象が変わってくるかもしれません。

「ここで働けそうか」、「イメージに合っているか」「社員の雰囲気や全体の雰囲気はどうか」など、思い描いているイメージに実際の現場を照らし合わせて見学を進めていきましょう。

業務内容の説明も同時に行われます。担当者の説明以外にも、DVDや紙の資料を見ながら説明を受けるケースもあります。

商品を紹介してもらったり、IT企業の場合は使用するソフトウェアや開発環境を見せてもらえることもあります。

質疑応答

見学の後は、職務上質問しておきたいことを質疑応答します。業務内容について不明点があれば、このタイミングで質問をしましょう。

次に、派遣社員側のスキルを確認する質問も行われます。応募時点で保持しているスキルのチェックと考えてください。

業務に一定レベルのスキルが必要であれば、担当者からその旨を質問されますので、スキルを持っていればそのことを伝えましょう。

さらに、派遣先での業務に関連する資格の有無を確認される場合もあります。

職務経歴で決定するわけではありませんが、派遣先での仕事に関する知識がある場合はそのことを伝えられると良いでしょう。

後日、派遣会社から採用・不採用にかかわらず採用結果の連絡が来ます。

無事に採用が決まったら、就業開始日を調整します。不採用の場合は、次の求人応募に備えましょう。

派遣社員の職場見学(顔合わせ)は必須ではない

派遣社員の職場見学(顔合わせ)は必須ではない
派遣社員の職場見学は必須ではありません。

しかし、職場見学に参加すると、仕事内容や職場の雰囲気が把握しやすくなるため、就業してからのミスマッチが軽減できます。

また、職場見学の際は派遣会社の営業担当が同行し、派遣社員の長所などをアピールして採用をフォローしてくれます。

そのため、自力で就職活動するよりも心強く、採用が決まる確率も高いです。

派遣社員が職場見学(顔合わせ)をするメリット

派遣社員が職場見学(顔合わせ)をするメリット
派遣社員が職場見学をする主なメリットは、就業前に派遣先が自身の希望や適性に合っているか確認できることです。

また、気になる点や疑問も事前に解消できるため、安心して仕事を始められることもメリットです。

職場見学の機会を活用して、派遣先をきちんとチェックしましょう。

派遣社員が職場見学(顔合わせ)をするメリット

  • 実際の業務がイメージできる
  • 細かい点まで質問できる
  • 職場との相性がチェックできる

実際の業務がイメージできる

求人広告や派遣会社の情報だけでは、派遣先の職場環境や雰囲気はイメージしづらいです。

業務内容も、実際に働く派遣先の担当者から話を聞くと、派遣会社の情報とは違うことが少なくありません。

ですから、具体的にどんな仕事をどんな方法で行うのかイメージしながら、問題なく働いていけそうか確かめることは重要です。

派遣社員の職場見学は、実際の業務をイメージをするうえで役立ちます。

細かい点まで質問できる

見学中の質疑応答では、応募要項に載っていない細かい点まで質問することができます。

IT企業では複数名で開発を担当し、前任者からの引き継ぎが必須になる場合もあるため、業務内容だけではなく現場のチーム編成や引き継ぎについても尋ねておくと安心です。

業務に関する質問は歓迎されますが、逆に待遇や給与などの質問は最低限に絞ったほうが良いでしょう。

「残業はどのくらいあるのか」と尋ねた場合、相手によっては「残業をしたくない=業務に積極的ではない」と判断される可能性も。

また、「残業はたまにありますが、できない理由があるのですか」と逆質問で返されるケースもありますので、逆質問に適した答えも用意しておくと安心です。

職場との相性がチェックできる

派遣先との顔合わせでは、派遣会社の担当者が同行し自分の代わりにやり取りを進めてくれることもありますが、質疑応答は派遣先と自分自身の一対一で進めていかなければなりません。

答えにくい質問をされる可能性もありますが、質疑応答も含めて応募先の職場環境や担当者の雰囲気を総合し、相性をチェックできます。

なんとなく「この職場には向いていないかも」と思えば辞退ができますし、その場で判断せず保留にしてじっくりと相性を判断しても良いでしょう。

相性チェックの際には、以下に紹介するチェックポイントも参考にしてください。

職場見学(顔合わせ)でチェックしておきたいポイント

職場見学(顔合わせ)でチェックしておきたいポイント
職場見学・顔合わせの段階で本採用になるとは限りませんが、あらかじめチェックしておきたいポイントもあります。ここからは、職場見学の現場で意識しておきたいポイントを紹介します。

職場見学(顔合わせ)でチェックしておきたいポイント

  • 職場の環境や雰囲気
  • 社員・スタッフの対応や姿勢
  • 業務内容がイメージに合っているか

職場の環境や雰囲気

職場の立地・環境・雰囲気は実際に見学に行かなければわかりませんし、肌で体感することが大切です。

スタッフ一人ひとりについても、とっつきにくい雰囲気なのか話しやすいのかによって職場全体の雰囲気は大きく変わってきますし、長く勤める予定であれば一度は必ず職場見学に訪れておきたいところです。

訪問の際には、自宅から見学先まで実際に出勤する感覚で向かうと、よりリアルで満足度の高い見学になります。

社員・スタッフの対応や姿勢

社員・スタッフの対応や姿勢をチェックすることは重要です。

気になることがあれば職場見学で質問し、派遣先担当者の回答にも注目しましょう。

ポイントは、的を射た回答が得られたか、都合が悪い部分をうやむやにされなかったか、などです。

誠実で丁寧な対応をしてくれる企業であれば、比較的、職場環境や雰囲気が良い可能性が高いです。

業務内容がイメージに合っているか

「働き始めてみたら、思っていた業務内容と違っていた」というミスマッチは、派遣社員に起こりやすいです。

派遣先企業側は入社当初は簡易的な業務を任せ、慣れてきたら本格的な仕事を任せるというスタンスを取ることが多いです。

しかし求人情報には、派遣先が派遣社員に本来担当して欲しい業務内容を記載するため、そこでミスマッチが起きやすくなります。

こうしたミスマッチを避けるためには、最初に任される業務内容を職場見学時に確認しておくことが有効です。

さらに、中長期的に任される業務内容について、日ごとや月ごとのスケジュールや業務の流れなどを把握しておきましょう。

これから必要となる知識やスキルをあらかじめ知っておくことで、スムーズに仕事ができたり、即戦力として高い評価が得られるというメリットもあります。

【Q&A】派遣社員の職場見学(顔合わせ)について多い質問

【Q&A】派遣社員の職場見学(顔合わせ)について多い質問
派遣社員の職場見学(顔合わせ)について多い質問をまとめました。ぜひ参考にして、役立ててください。

【Q&A】派遣社員の職場見学(顔合わせ)について多い質問

  • 職場見学に行くときの服装や身だしなみは?
  • 派遣の職場見学で聞かれやすい内容は?
  • 職場見学を断ると派遣先を紹介してもらえなくなる?

Q. 職場見学に行くときの服装や身だしなみは?

職場見学に行くときは、清潔感や落ち着きを意識して、服装や身だしなみを整えることが重要です。派遣社員の職場見学(顔合わせ)は、採用に影響する可能性があるからです。

服装は、基本的にスーツまたは、オフィスカジュアルがおすすめ。髪色は、できるだけ黒に近い方が好印象です。ロングヘアーの人はまとめた方が無難です。

また、派手なメイクは避け、ナチュラルメイクを心掛けましょう。

Q. 派遣の職場見学で聞かれやすい内容は?

派遣社員の職場見学で質問されやすいことは、派遣先が想定する業務を行う経験や能力があるかどうかです。

このような質問をされたときは、その仕事が問題なく遂行できる具体的な職務経験や意欲を伝えると、上手にアピールできます。

また、所持している資格やスキルの有無も確認されることが多いです。

その他、派遣という働き方をしている理由を聞かれることもあります。事前に回答をまとめておきましょう。

Q. 職場見学を断ると派遣先を紹介してもらえなくなる?

職場見学を断ると、派遣先を紹介してもらえなくなるのでは?と不安になる人は少なくありません。

しかし、職場見学は断っても問題ありません。

ただし、職場見学の直前にキャンセルすることは避けましょう。自身の信用だけではなく、派遣会社の信用も落としかねません。

また、職場見学を毎回断っていると、派遣会社から就業する意思が弱いとみなされ、他の人が優先される可能性もあります。

派遣の職場見学(顔合わせ)で業務内容を把握する

派遣の職場見学(顔合わせ)で業務内容を把握する
職場見学の顔合わせでは、派遣社員が実際の業務に入る前にイメージを膨らませて、仕事を選びやすくするメリットがあります。

面接または面接に準じる行為は禁止されていますが、顔合わせ自体が面接のような機能を果たしていることもあり、線引きが難しい側面もあります。

特定行為の禁止が派遣労働を妨げているのではないかという意見もありますが、労働者派遣法が改正されるまでは現行の決まり事に従わなければなりません。

上記で紹介した注意点や見学のポイントを踏まえて、現場の雰囲気を肌で感じ取りながら顔合わせの機会をフルに活用してください。

また派遣社員の待遇に関しては、2020年4月改正労働者派遣法の施行が決定しています。ポイントを押さえて派遣社員として充実した働き方を実現させましょう。

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