アルバイトから正社員へ採用されるために注意すべきポイント

近年人材不足となる企業も多く、社会人経験のない若手人材でも比較的採用されやすくなっています。

ですが、初めての採用面接で「ちゃんと話せるかな。」「どうしたら採用されるかな?」と心配している方が多いのではないかと思います。

そこで今回はアルバイトのみの就業経験の人が正社員を目指し、面接で採用されるために注意すべきポイントとなる面接の基本をご紹介します。

当たり前のことでもつい見落としがちな基本も含めてポイントを紹介していきますので、面接前にチェックしてください。

これで準備OK!第一印象左右する3つのポイント

どんな場面でも第一印象は重要です。
もちろん面接も同様。第一印象の良し悪しは採用を決めるうえでかなり重要なポイントです。

「どうしたら第一印象が良くなるのか。」「また面接ではどんな服装・髪型をしていけば良いのか?」など基本的ではあるものの、面接で第一印象を良くする3つのポイントをご紹介します。

第一印象を最高にする3つのポイント

  1. 挨拶や返事などのマナー
  2. 髪型は清潔感が命
  3. 会社の雰囲気を想定した服装を

挨拶や返事などのマナー

いかなる状況においても、第一印象は大切ですが、面接においてはとても重要なポイントです。

アルバイトにおいては、そこまでレベルの高いマナーを求められることなかったかもしれません。しかし、正社員を目指すのであれば最低限のマナーは必要です。

挨拶ができる

挨拶ができるかどうかは第一印象で最も重要なポイントです。しっかりと相手に聞こえる声で挨拶をしましょう。

緊張していたとしても、感じの良い挨拶ができれば、それだけで面接官の印象は大きく変化します。

ハキハキと話す・敬語が使える

話すときは、タメ口はもちろんNGです。アルバイトであればある程度の敬語が使えれば問題ないと判断されるかもしれませんが、正社員では、適切な敬語の使用が求められます。

それに加えて話し方も採用のポイントです。

面接官の質問に対して「どう答えたら採用されるかな?」ばかりを気にしていては、返答に時間がかかったり自信がなく、もごもごと話してしまいます。面接官の質問には、素直にハキハキと答えましょう。

時間を守る

面接時間に遅刻をしてしまうと、「時間にルーズな人」と捉えられてしまう可能性があります
面接時間の5〜10分前には、面接会場に到着するようにしましょう。

少し早く着くことができれば、気持ちを落ち着かせて面接に備えることができます。

かといって、15分前だと少し早すぎます。面接官は忙しい人がほとんどです。他の仕事をしていたり打ち合わせに出ていたりと会場にもいない可能性があるので、あまり早すぎないように注意しましょう。

面接に遅刻しそうな場合には、事前連絡が必須です。遅刻する時点で印象は悪くなりますが、交通の遅延などやむを得ない事態も発生する可能性があります。そのような状況に遭遇した場合には、最低限のリカバリーをするかしないかで結果は大きく変わります。

髪型は清潔感が命

面接官は、最初は初めて会うあなたの身だしなみをチェックしています。特に顔は最初に目につく部分です。
寝癖がついていないか、髪型は整えられているかをしっかりとチェックしています

寝癖は直し、清潔感を意識してしっかりと髪型を整え、面接に臨みましょう。

職場にもよりますが、女性であれば、髪の毛が長い人は一本に結ぶなど、清潔感のある整ったヘアスタイルを心掛けましょう。

面接当日のヘアスタイルについては、以下の記事も参考にしてください。業界などによっても違いがあることを押さえておきましょう。

はじめての就活|学生が面接で個性光らせる好印象のヘアスタイル術

会社の雰囲気を想定した服装を

髪型同様、服装も面接において重要な判断材料です。

正社員の面接であれば、基本はスーツです。スーツやシャツが汚れていたりシワになっていては「身なりに気を使えない人」と判断されてしまいます。

面接を受ける会社の職場の環境や雰囲気を意識して、スーツの雰囲気を選ぶなど、その職場にあった服装を心掛けると、面接官も職場で働くあなたの姿を想像しやすく、好印象を与えられます

もちろん、女性は化粧も忘れてはいけません。面接企業の雰囲気にもよりますが、一般的には濃すぎずナチュラルメイクを心がけましょう。

また、季節に応じて面接ファッションやメイクには工夫も必要です。以下の記事も参考にしてください。

20代向け暑い夏の涼しげな面接・面談ファッション(夏〜残暑)
春秋の就活・面接用ファッション|暑い?寒い?季節の変わり目に一工夫

夏の就活・面接用メイク|下地作りからUV・汗対策、化粧直しのワンポイント
秋冬の就活・面接用メイク|乾燥肌と紫外線対策に最適のコスメ紹介

採用される確率が上がる自己PRの使い方

採用面接で必ず必要になるのが自己PRです。「何を話したらよいかわからない」という方も沢山いるかと思います。

準備不足で臨めば、せっかくの自己PRタイムを無駄にしてしまうこともあるでしょう。

そんな自己PRは何を話したら良いのか、また、自己PRの時間を上手く活用して採用される確率を上げる方法をご紹介します。

採用される確率を上げるために準備しておく項目

  • 自分はどんな人間なのかを伝える
  • 得意分野をアピール
  • 事前にまとめておく

自分はどんな人間なのかを伝える

面接官は第一印象だけでは、あなたの性格やバックグラウンドを知ることはできません。
そのため、まずは自分がどんな人なのかを分かってもらうことが大切です。

例えば、「私は負けず嫌いで、何事にも諦めずに最後まで取り組みます。」や「私は人が大好きで、笑顔で接することができます。」といったように、自分はこういう人間ですと伝えることを心がけましょう。

ここに自分の過去の経験談を交えるともっと良いです
「私は、学生時代長距離の選手でした。引退前最後の大会で1位のライバル選手にずっとついていき、ゴール前で何とか追い越して優勝することができました。昔から負けず嫌いな正確で、目標を決めたら最後まで諦めずにやり遂げることができます。」

経験談を入れることでより具体的に、イメージしやすくなります。

まずは自分の過去の経験から自分はどんな人間なのかをアピールしてみましょう

得意分野をアピール

学生時代のボランティアやアルバイトでの経験を説明し、その中での得意分野をアピールするとさらに評価が良くなります。

例えば、接客業務を行っていた場合、ただ「接客の経験があり、得意です。」だけでは抽象的すぎます。

実際の経験談と合わせてPRするとイメージしやすいです。「以前、飲食店でアルバイトをしていた時に、接客の仕事を経験しました。そこでお客様と接することで、お話をする楽しさや、喜んでもらえることへのやりがいを感じました。」といった具合に話すと良いでしょう。

ここで注意しなければいけない点は、自慢話にならないようにすることです。
「接客のロールプレイング大会で優秀賞を獲得しました。」ではなく、「最初は苦手意識がありましたが、継続して続けることで、接客のロールプレイング大会で優秀賞を獲得できるまでになり、接客が好きになりました。」と、すこし謙虚に話すようにすると好印象を与えられます。

また、面接で必ずと言っていいほど質問される志望動機も、自己PRの機会ととらえるとよいでしょう。志望動機の事前準備については、以下の記事も参考にしてください。

面接時に聞かれる志望動機:受け答えかたと事前準備の方法

事前にまとめておく

なんとなく頭で話す内容を考えていたとしても、実際の面接となると「上手く話せなかった」という方が沢山います。

そうならないためにも、自己PRで話す内容はあらかじめまとめて書き出しておくと良いでしょう。書いた内容を面接直前に確認できるようなメモ帳や携帯のメモ帳アプリなどを使うと便利です。

慣れないうちは話し言葉で書いてなるべく覚えることをおすすめします。

面接前に何度も読み直してしっかり練習するようにしましょう。話すことが得意な人は、箇条書きでポイントを書いておくだけでも漏らすことなく自分をPRすることができます。

事前に十分な準備をして、何度も練習しておくことによって、本番ですんなりと言葉が出てきて自信をもって話せるようになります。

何を話したらいいのか分からず、あせることなく、相手に上手く伝える事が可能なのです。

面接に落ちる人の特徴

現在では、人手不足の企業が多く存在するため、アルバイトであればある程度の基準を見てしていれば、採用してもらえることが多いと言われています。

正社員ではそうはいきません。

面接に落ちる人には共通点があり、その中には受けては落ちてを繰り返している人もいます。

第一印象に関する部分で紹介したポイントも含まれますが、再度内容を確認しつつ、面接で落ちる人の特徴を紹介していきます。

面接に落ちる人に共通すること

  • 基本マナ―ができていない
  • 会社の待遇ばかりを聞く
  • 会社の下調べをしていない

基本マナ―ができていない

第一印象に関するポイントでも説明した通り、面接において挨拶や返事、敬語、服装などの基本マナーはとても重要です。

特に挨拶は重要です。挨拶をしないで面接が始まってしまうと、その時点で不採用の可能性もあります
アルバイトについてはそれほど高いレベルは必要ありませんが、最低限のマナーは守るようにしましょう。

まず挨拶は、相手に聞こえる声でハキハキとしましょう。「初めまして〇〇と申します。本日は宜しくお願い致します。」や、間に「お忙しい中、ありがとうございます。」などと気遣いの気持ちも込めて入れると好印象が与えられます。

ここで注意しなければいけない点は顔の表情。固くなりすぎずに柔らかい表情を心がけると明るい元気な印象を与えられます

逆に表情が固すぎると、真面目な人というより不愛想な人と捉えられてしまう可能性もあり逆効果です。緊張せずなるべくリラックスを心がける良いでしょう。

質問に対する返答や返事もハキハキと話すことが重要なポイントです。

敬語は特に重要と言えるでしょう。その場に即した、適切な敬語を使うようにしましょう。

会社の待遇ばかりを聞く

就職先を選ぶ際に欠かせないのが、給料や賞与、休日などの待遇面。

確かに待遇面は、就職先を選ぶ際の重要なポイントですが、面接時には待遇の面ばかりを質問していては「条件面ばかり気にして、それ以外に興味はないのか?」と思われてしまいます

待遇面は質問してはいけないということではありませんが、待遇に関する質問ばかりをするのは避けましょう。

面接官から話を振られた際や、条件面のすり合わせの際に聞くようにすると自然であり、お金の事ばかりだと思われる心配もなくなります。

会社の下調べをしていない

いくら自分のアピールを熱心にしていても、その会社の仕事内容や理念などを理解していなければ、「本当にうちの会社で働きたいの?」と疑問に思われてしまいます。

面接を受ける前に、その会社について下調べを行うのは必要不可欠なのです。

会社のホームページと求人ページはしっかりと目を通し、事業内容やその職種についてしっかりと理解しておきましょう。

ハードルが高い企業が見ている2つの要素

人気の高い企業は多数の応募のが集まりやすく、ライバルが多く、ハードルの高い企業です。

そこで、人気の企業が面接の際に見ていると言われている、2つの要素をご紹介します。

人気企業が見る2つの要素

  • 応募者の持つ常識・マナー・コミュニケーション能力
  • 職場の雰囲気にあっているかどうか

応募者の持つ常識・マナー・コミュニケーション能力

未経験者歓迎の求人というのは、その職種や業種に関連する具体的なスキルや経験は必要ないということを意味します。

しかし、人気の企業の未経験者歓迎の求人は、必然的に競争が激しく、ライバルも多くなります。

そういった求人の面接で基準となるのは、やはり常識やマナー、コミュニケーション能力となります。

人気の企業の面接を受ける際には、マナーやコミュニケーションを意識し、自分を他の候補者と差別化した上で、PRしなければならないということを頭に入れておきましょう。

職場の雰囲気にあっているかどうか

髪型が少し派手だったり、地味すぎておとなしい印象を受けた場合に、不採用になることがあります。
これは面接官が「職場の雰囲気とあっている人材か?」というところを見ているからです。

十人十色という言葉があるように、企業にも色々なカラーがあり、企業によって職場の雰囲気は様々です。そうなると当然働いている人の雰囲気も異なります。

会社のカラーに合わない人を採用してしまうと、職場で浮いてしまう可能性が出て来ると判断されるため、職場の雰囲気にあっているかどうかというのは企業にとって非常に重要なポイントです。

基本をおさえて面接を成功させよう

面接終了後には、「ちゃんと伝わったかな?」「あの発言はよくなかったかな?」と心配になるいとも多いはずです。

初めての正社員を目指す際は、社会人経験がないことが前提です。

そのため、社会人としての基本マナーが重視されるため、挨拶や敬語、表情や身だしなみなどで第一印象が大きく左右されることが想定されます

基本マナーさえしっかりできていれば第一印象は良いものとなるはずです。さらに自己PRでしっかりと意欲や自分について伝えれば採用確率もアップするでしょう。

もし仮に不採用だった場合には気を落とさず、なぜ落ちてしまったのか要因を考えて次に生かしましょう。
初めて正社員を目指すのであれば、不採用だった面接も自分の経験になったととらえるほどの、気持ちの切り替え必要になってきます。

今回ご紹介した基本マナーと自己PRでの注意点をしっかりとおさえ、て面接を成功させましょう。

また、面接前に確認すべきチェック項目として、以下の記事も参考にしてください。
就職面接時に合否に影響を与えるマナー15選 | 面接の達人になる

徹底攻略|就活・転職の個人面接で合格を勝ち取るための30の手順