2019年8月「The New York Times」ビジネス書ベストセラートップ10

スマホの普及により、必要な情報はいつでもどこでもインターネットを介して入手できるようになりました。それでもやはり、スキルアップのためのノウハウや自己啓発を目的とした情報は書籍から得る人も多いでしょう。

自己啓発関連の市場サイズが100億ドルを超えるアメリカ。日本でも、アメリカ発のビジネス書や自己啓発本は、ベストセラーになっているものも数多く存在します。

本記事では、The New York Timesによる8月の月間ビジネス書ランキングを紹介します。

7月のランキングから大きな変動は見られませんでしたが、シリコンバレーのハイテク企業でアドバイザーを務めるキム・スコットの著書がランキング入りしています。

なお、7月のランキングは以下の記事で紹介しています。
2019年7月「The New York Times」ビジネス書ベストセラートップ10

近年、アメリカではオーディオブック市場が活発です。Amazonからは、Kindleでの電子書籍だけでなく、Audible(オーディブル)というオーディオコンテンツでの購入も可能です。ビジネススキルのアップにつながる書籍を、英語の勉強として活用してもよいのではないでしょうか。

1:Dare to Lead: Brave Work. Tough Conversations. Whole Hearts.

Brené Brown著

Dare to lead

ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院の研究者であるブレネー・ブラウンの最新作。

6、7月に続き、ビジネス書ランキングの1位をキープしています。

リーダーやチェンジメーカーと称される人々対して行った調査に基づき、リーダーとしてアイデアを実行に移す方法などを解説しています。31週連続でのランキング入りとなりました。

ブレネー・ブラウンは、ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院の研究者である。
勇気・心の弱さ・恥・共感などについて研究を行っている。執筆した書籍はニューヨーク・タイムズのベストセラーリストに幾度も登場している。世界的な講演大会TEDにも幾度も講演し、2010年の「傷つく心の力(The Power of Vulnerability)」では再生数がトップファイブに入っている。
引用:Wikipedia|ブレネー・ブラウン

2:Atomic Habits: An Easy & Proven Way to Build Good Habits & Break Bad Ones

James Clear著

Atomic Habits

習慣に関する情報や実践的なストラテジーに関する第一人者として有名なジェームス・クリア。

この本では、新しい習慣のために時間を作る方法、モチベーションの欠如に打ち勝つ方法、成功に向かって環境を整える方法などを解説しています。

3:Bad Blood: Secrets and Lies in a Silicon Valley Startup

Bad Blood

John Carreyrou著

スタンフォード大学を中退して医療系ベンチャー企業セラノスを創業し、女性版スティーブ・ジョブスとも呼ばれていたエリザベス・ホームズ。

栄光と転落を経験した彼女の人生を描いた物語です。2018年に発売された本書は、映画化も決まり再び注目されています。

今年3月にはドキュメンタリー映画「The Inventor: Out for Blood in Silicon Valley」が公開された他、Huluでのドラマシリーズやジェニファー・ローレンス主演のハリウッド映画の公開が予定されていることもあり、彼女への注目度の高さがうかがえます。

2003年、スタンフォード大学の化学工学科の2年生の時に大学を中退して少量の血液で200種類以上の血液検査を迅速かつ安価に出来る医療ベンチャー企業のTheranosを創業した。 2014年6月に380億円を調達してTheranosの時価総額は9000億円になったとされ、株式の過半を所有する創業者のホームズは、「自力でビリオネアになった最年少の女性」として話題になった。
引用:Wikipedia|エリザベス・ホームズ

4:Range: Why Generalists Triumph in a Specialized World

David Epstein著
David Epstein著Range

日本でも『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』などで話題になったスポーツ科学ジャーナリストのデイヴィッド・エプスタインの最新作が先月に続きランキング入りしました。

本作では、世界で成功したプロのアスリートからノーベル賞受賞者までを調査し、幅広い分野に興味を持って技術を身に着けた人が、専門分野でも頭角を現すと説いています。

5:Outliers: The Story of Success

Malcolm Gladwell著Outliers

Malcolm Gladwell著

日本でも勝間和代氏の翻訳で邦題『天才! 成功する人々の法則』として発売され、話題になった本作。

成功の秘密を幅広い側面から考察した本作は2011年に発売されたロングセラーです。

なお、今回のランキング4位の『Range』では、本書に代表される成功の法則に異を唱えています。

6:Extreme Ownership: How U.S. Navy SEALs Lead and Win

Jocko Willink, Leif Babin共著

Extreme Ownership

世界でもベストセラーとなった、アメリカ海軍特殊部隊の元司令官2人による共著。

ビジネスや普段の生活にも生かせる、強力なリーダーシップのあり方を説いています。新たにQ&Aなどが追加された最新版です。

7:I Will Teach You to Be Rich, Second Edition: No Guilt. No Excuses. No BS. Just a 6-Week Program That Works

Ramit Sethi著

資産やビジネス、心理学の分野で著作活動を行い、ForbesやFortuneでは「富の魔法使い」や「新たなリーダー」と呼ばれるラミット・セティ。

2010年に発売した、収入や貯蓄、豊かな生活を送るための6週間のプログラムを解説した同作の改訂版です。


I will teach you to be rich公式サイト(英語サイト)

8:Grit: The Power of Passion and Perseverance

Angela Duckworth著

Grit

日本語にも翻訳されたアンジェラ・ダックワース著「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」のペーパーバック版です。

2015年発刊され、成功には優れた資質よりも「情熱」と「粘り強さ」が大切という心理学者である彼女の理論は4年たった今も支持されています。先月に続き同位をキープしています。

9:Principles: Life and Work

Ray Dalio著

Principles

世界で最も成功した投資家であり起業家のレイ・ダリオによる自身の半生の回顧録。

ブリッジウォーターを世界一のヘッジファンドを育てた成功の裏にある、独自のルールを本書で明かしています。

10:RADICAL CANDOR: Kim Scott

アップルやグーグルの管理職研修プログラムを手がけ、現在TwitterやDropboxなどのハイテク企業のアドバイザーを務めるキム・スコットの最新作です。

日本でも発売された『GREAT BOSS(グレートボス): シリコンバレー式ずけずけ言う力』でも提唱されたテーマ「Radical Candor(徹底的な本音)」について解説し、成功に導くための方法を提示しています。

参照記事
https://www.nytimes.com/books/best-sellers/business-books

Career Growth 編集部

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株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

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