2019年7月「The New York Times」ビジネス書ベストセラートップ10

スマホの普及により、必要な情報はいつでもどこでもインターネットを介して入手できるようになりました。それでもやはり、スキルアップのためのノウハウや自己啓発を目的とした情報は書籍から得る人も多いでしょう。

自己啓発関連の市場サイズが100億ドルを超えるアメリカ。日本でも、アメリカ発のビジネス書や自己啓発本は、ベストセラーになっているものも数多く存在します。

本記事では、The New York Timesによる7月の月間ビジネス書ランキングを紹介します。
成功の法則に関して、異なる説を提唱する二冊の本が同時に入るという興味深いランキングになっています。

なお、6月のランキングは以下の記事で紹介しています。
2019年6月「The New York Times」ビジネス書ベストセラートップ10

ニューヨークタイムズのブックレビューは毎週、引用される事が多く影響の大きいベストセラーリストを掲載している。この一覧は、ニューヨークタイムズ社内の「ニュース・サーベイ」部門が作成している。
引用:Wikipedia|ニューヨーク・タイムズ・ブックレビュー

近年、アメリカではオーディオブック市場が活発です。Amazonからは、Kindleでの電子書籍だけでなく、Audible(オーディブル)というオーディオコンテンツでのの購入も可能です。ビジネススキルのアップにつながる書籍を、英語の勉強として活用してもよいのではないでしょうか。

Audible とは、プロフェッショナルのナレーターによる朗読で、オーディオエンターテインメント・情報・教育関連のコンテンツを制作・配信しているAudible Inc. の通称であり、またそのサービスを言う。

オーディオエンターテインメントコンテンツ (オーディオブック、ラジオ・テレビ番組、および雑誌・新聞のオーディオ版など) を制作・配信。アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・オーストラリア・イタリアにて事業を展開しており、日本は6カ国目となる。スマートフォン・タブレットに専用アプリをインストールすることにより、小説からビジネス書、語学に落語やライトノベルまで、幅広いジャンルのタイトルをいつでもどこでも手軽に聴ける新しい読書スタイルを提案している。2008年よりAmazon.com傘下。
引用:Wikipedia|Audible

1:Dare to Lead: Brave Work. Tough Conversations. Whole Hearts.

Brené Brown著

Dare to lead

TEDの講演再生数が上位入りしているブレネー・ブラウンの最新作。6月につづいて、ビジネス書ランキングの1位をキープしています。ヒューストン大学ソーシャルワーク大学院で教授として研究を行う彼女が、リーダーやチェンジメーカーと称される人々対して行った調査に基づき、リーダーとしてアイデアを実行に移す方法などを解説しています。27週連続でランキング入りしています。

2:Range: Why Generalists Triumph in a Specialized World

David Epstein著
David Epstein著Range

日本でも『スポーツ遺伝子は勝者を決めるか?』などで話題になったスポーツ科学ジャーナリストのデイヴィッド・エプスタインの最新作です。今回のランキングで6位に入った『Outliers』などで提唱されている「専門的な道を究めるには、早くから1つのことに集中し、練習を重ねるべきだ」という通説に異を唱えています。本作では、世界で成功したプロのアスリートからノーベル賞受賞者までを調査し、幅広い分野に興味を持って技術を身に着けた人が、専門分野でも頭角を現すと説いています。

3:Bad Blood: Secrets and Lies in a Silicon Valley Startup

Bad Blood

John Carreyrou著

スタンフォード大学を中退して医療系ベンチャー企業セラノスを創業し、女性版スティーブ・ジョブスとも呼ばれていたエリザベス・ホームズ。栄光と転落を経験した彼女の人生を描いた物語です。2018年に発売された本書は、映画化も決まり再び注目されています。

2003年、スタンフォード大学の化学工学科の2年生の時に大学を中退して少量の血液で200種類以上の血液検査を迅速かつ安価に出来る医療ベンチャー企業のTheranosを創業した。 2014年6月に380億円を調達してTheranosの時価総額は9000億円になったとされ、株式の過半を所有する創業者のホームズは、「自力でビリオネアになった最年少の女性」として話題になった。
引用:Wikipedia|エリザベス・ホームズ

4:I Will Teach You to Be Rich, Second Edition: No Guilt. No Excuses. No BS. Just a 6-Week Program That Works

Ramit Sethi著

資産やビジネス、心理学の分野で著作活動を行い、ForbesやFortuneでは「富の魔法使い」や「新たなリーダー」と呼ばれるラミット・セティ。2010年に発売した、収入や貯蓄、豊かな生活を送るための6週間のプログラムを解説した同作の改訂版です。6月続き同位をキープしています。


I will teach you to be rich公式サイト(英語サイト)

5:Atomic Habits: An Easy & Proven Way to Build Good Habits & Break Bad Ones

James Clear著

Atomic Habits

習慣に関する情報や実践的なストラテジーに関する第一人者として有名なジェームス・クリア。この本では、新しい習慣のために時間を作る方法、モチベーションの欠如に打ち勝つ方法、成功に向かって環境を整える方法などを解説しています。

6:Outliers: The Story of Success

Malcolm Gladwell著Outliers

Malcolm Gladwell著

日本でも勝間和代氏の翻訳で邦題『天才! 成功する人々の法則』として発売され、話題になった本作。成功の秘密を幅広い側面から考察した本作は2011年に発売されました。なお、今回のランキング2位の『Range』では、本書に代表される成功の法則に異を唱えています。

7:Extreme Ownership: How U.S. Navy SEALs Lead and Win

Jocko Willink, Leif Babin共著

Extreme Ownership

世界でもベストセラーとなった、アメリカ海軍特殊部隊の元司令官2人による共著。ビジネスや普段の生活にも生かせる、強力なリーダーシップのあり方を説いています。新たにQ&Aなどが追加された最新版です。6月の9位から7位へと浮上しました。

8:Grit: The Power of Passion and Perseverance

Angela Duckworth著

Grit

日本語にも翻訳されたアンジェラ・ダックワース著「やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける」のペーパーバック版です。2015年発刊され、成功には優れた資質よりも「情熱」と「粘り強さ」が大切という彼女の理論は4年たった今も支持されています。

9:WOLFPACK: How to Come Together, Unleash Our Power, and Change the Game

Abby Wambach著

Wolfpack

2度の五輪金メダリストであり、2011年女子サッカーW杯で日本と優勝を争ったアメリカ代表のCFワンバックの著作。古いルールにとらわれることなく、女性が個人の力を解き放ち、団結するためのノウハウを解説しています。

10:Principles: Life and Work

Ray Dalio著

Principles

世界で最も成功した投資家であり起業家のレイ・ダリオによる自身の半生の回顧録。ブリッジウォーターを世界一のヘッジファンドを育てた成功の裏にある、独自のルールを本書で明かしています。

ブリッジ・ウォーター・アソシエイツの運用スタイルは「最小リスクで最大の利回りを目指す」というもので、2008年のリーマンショックの際もプラスの運用成績で乗り切っている。

現在ブリッジ・ウォーターの運用総額は16兆円と世界最大のヘッジファンドとなっており、レイ・ダリオはヘッジファンド界の帝王とも呼ばれている。
引用:Wikipedia|レイ・ダリオ

参照記事
https://www.nytimes.com/books/best-sellers/business-books/2019/07/01
https://www.nytimes.com/2019/05/28/books/review/david-epstein-range.html

Career Growth 編集部

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