富山県|高校生8割がインターンシップに参加し内定を獲得|キャリアニュース

高校生8割がインターンシップに参加し内定を獲得

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富山県の高卒内定者の割合は97.6%と非常に高く、全国一位に輝いています。

これは高校生の8割近くがインターンシップに参加し、企業と生徒のマッチングを進めるキャリア教育アドバイザーがいるなど、地域の取り組みによって達成された面があります。

インターンシップの有用性が数字に出ているのと同時に、高校生のインターンシップの受け入れ先が少ない地域の差が出てしまう面もあります。

地域差を知った上でどこまで自力で補うのか、周囲の力を借りられるかが高卒内定を得るポイントになっているのです。

富山県内高校生就職内定率 11年連続全国1位

この春、富山県内の高校を卒業する就職希望者の内定率は去年12月末時点で、97.6%と、11年連続の全国1位になりました。

文部科学省のまとめによりますと、今年、県内の高校を卒業する生徒のうち就職希望者は1950人で、去年12月末までに1904人が企業から採用の内定を得ました。
続きはー県内高校生就職内定率 11年連続全国1位|富山テレビ

高卒内定率は地域差が大きい

高卒内定率は地域差が大きく、富山は突出して高い状態になっています。

1月10日時点のニュースになるものの、高卒内定率が低い沖縄では64.1%、全国平均では88%になっていることから、その数字がいかに高いかがわかります。

売り手市場で新卒内定率が過去最高に それでも残る沖縄の就職活動の課題
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200111-00000005-ryu-oki

琉球新報の記事では高卒だけでなく大卒でも内定率が低くなっており、卒業までに決まればいいという感覚で過ごす学生が多いことも触れられています。

企業側が求人を出す時期が遅いのも問題で、就職活動自体が後ろ倒しになることが多いのです。

沖縄は日本本土と違い、県外の転職や就職でも交通費などがかさみ学生側の負担が重いと言う事情もあります。

働き口も限られることから、内定率や就職率を上げるのが難しいと言う事情も見逃せません。
一方で、富山ではインターンシップ制度の導入で早め早めに就職の意識を身につける学生が多く、協力する側の企業も目的意識が共有されています。

富山を含む北陸地方は人口流出が進む地域であり、人手を確保し、産業を維持する重要性も高くなっています。

地域による内定率の差は大きく、地域の取り組みや学校と企業側の連携性も含めた様々な影響を受けているのです。

地方だから内定率が低くなるとは限らず、学生の意識を高めることで高い内定率を出している地域も存在します。

今後も高卒人材の採用に力を入れる地域や自治体は増えると見られていて、学生側はその仕組みにいかに敏感になり、うまく取り入れられるかが重要になってきます。

聞く、あるいは調べればすぐに情報がでてくるのか、学校側で指導を行うかの差は更に大きくなる可能性もあるのです。

高卒の内定率自体は上昇傾向にある

高卒の内定率自体は全国で上昇傾向にあり、人手不足から高卒をターゲットに人材確保に動く企業も珍しくなくなっている点です。

専門的な教育が不要な業種では、長期の育成を含めて高卒者の方が大卒よりも魅力的なケースがあります。

大卒を前提にした雇用は賃金負担が大きく、厳しい競争に晒されがちです。

人材獲得の競争が激しくなる中、大卒にこだわってしまうと現場の求める人材確保すら難しい場合が増えています。

ただし、高卒者を中心とした採用にはデメリットも存在します。

高卒者は大卒に比べて離職率が高く、新卒として採用しても定着しない可能性があることです。

これは就職に対する意識を育てるのが難しいことが影響しています。

高校生の場合は進学と言う選択肢があるからこそ、就職への意思決定が遅れがちです。

受け入れに積極的な企業が少なければ、インターンシップなどの制度の利用も難しくなります。

地域の内定率を上げたいのであれば、地元企業や学校の支援を含んだ幅広範囲のサポートが必須と言えます。

高卒内定率1位の富山はインターンシップ制度を浸透させ、高い参加率を実現しているのが特徴です。

キャリアに関するアドバイスをする人材がいるなど、エージェントサービスなどに任されがちな部分もしっかりサポートしています。

サポートの薄い地域の高校生はいかに自分に向いた仕事を探すのか、ミスマッチを防ぐ取り組みに参加できるかが課題と言えます。

地域の企業が高卒予定者向けの説明会を開くことも珍しくなくなっているため、高校側が仲介役に立つかを含め、いかに連携していくかも大切です。

早めは早めの行動がプラスになっていく

高卒内定率の格差は、そのままミスマッチによる人材流出に繋がりかねないのがポイントです。

大卒のインターンシップが注目されるのは、それだけ採用のチャンスや、採用時のミスマッチを防ぐのに役立つことが多いからです。

しかし、インターンシップの制度を作る取り組みは中小企業にとって大きな負担となるケースも多く、明確なメリットがないと取り組み辛い部分もあります。

地域の高校が連携して仕組みを整えるなど、工夫をしなければ導入が難しいケースが増えるからです。

経営が安定しない中小企業が多い中、何のサポートもなしで人材確保と、収益性の確保を両立するのは難しい面があります。

きっかけとなる何かが必要なケースは多く、すでに地方によっては先進例ができています。

それを支える取り組みがあるかによって地域差が生まれているため、地域に仕組みがない高卒者は自力で意識を磨き、就職対策をすることが大切です。

早め早めに動かなければより良い就職先を決めるための判断材料が乏しくなり、ミスマッチが起こりやすくなるからです。

雇う側雇われる側双方に負担が大きく、離職率が高くなれば更に高卒者が集まりにくくなると言う悪循環に陥る可能性もあります。

誰がどのようにコストを支払うかと言う問題になっていくため、自分の人生をより良くしたいのであれば主体的に考えなければ始まらないのです。

別な見方をすれば、先進事例を参考に地域をまたいでインターンを受けいれてくれる企業がないか探す方法もあります。

OBやOGなど、実際に働いている先輩に話しを聞く方法もあります。

ミスマッチを防ぐための方法は多く、情報を仕入れるのに越した事はありません。

それでもミスマッチが起きた場合は転職が可能なことも含め、人によっては段階をおいて意識を磨くことが大切になっています。

改善の意識も早いサイクルで行えば、不満が生じる確率も減っていくはずです。

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター