終身雇用崩壊・リストラで需要に大きな変化が|キャリアニュース

終身雇用崩壊・リストラで需要に大きな変化が

20代の転職なら 20代・第二新卒・既卒の転職なら専門エージェントの第二新卒エージェントneo  がおすすめです。検討中の方はまずは紹介無料の[登録]を!

「終身雇用」という言葉を聞いて皆さんは、どう思われますか?

日本社会は時代の移り変わりと共に大きな変化を見せています。昭和~平成~令和と時代が移り変わる中で、
人々の暮らし、考え方、価値観も大きく様変わりしています。

そんな時代において「終身雇用」という言葉は既に、あってないようものとなったのではないでしょうか?

終身雇用の終わりの始まりと言われている現代、企業、そしてそこで働く人々は、どのように変わっていくのでしょうか?

終身雇用の終わりの始まり~業績好調でも踏み切る「黒字リストラ」

東京商工リサーチによると、2019年に早期・希望退職を実施した上場企業が35社にのぼり、対象者は1万1351人に達したことがわかった。1万人を超えたのは6年ぶり。日経新聞によるとリストラを実施した企業の57%が、業績が好調で黒字の企業だった。また、理由について毎日新聞は「70歳までの長期雇用を見据える」「セカンドキャリアを支援」などと分析している。
続きはー終身雇用の終わりの始まり~業績好調でも踏み切る「黒字リストラ」|Yahoo!ニュース

時代の変化と働き方。企業と黒字とリストラとは。

時代の変化を敏感に感じるのは、経済状況として現れます。
日本経済を支える企業においては、加速度的に進化する情報社会の中で生き残る為には、その時々で最善の選択をすることが重要なこととなります。

企業を支える人材の確保が、まずはその企業の持つ体力として需要な要素となるわけです。

企業とそこで働く人々の関係は、持ちつ持たれつのもので、お互いを必要としています。

ここ数年での時代の変化というのは、非常に大きいものがあります。

現在、現役で働く世代の多くが昭和世代以降となります。昭和初期と言えば、まだ戦争が行われている時代。
その後、終戦となり何もかも失った日本は、復興にむけて立ち上がり高度経済成長時代を迎え、現在の社会の礎を築きました。

戦後、見事に復興した日本は、環境的にも経済的にも整い先進国として世界をリードする立場となります。
そして1980年代を迎え日本はバブル期へと突入し、経済的にもピークを迎えます。

その後、バブル崩壊となり日本経済は大きな打撃を受けることになります。

1990年代を迎え豊かな時代となるのですが、就職氷河期という時代を迎えるようになります。

その後、長きにわたり日本経済は低迷します。

時代によっては仕事をしたくても求人が少なく、仕事に就けない若者の増えました。

そして迎えた現在、少子高齢化による人手不足の時代となり求人市場は活況となっています。

そんな中、黒字なのにリストラという奇妙な現象となっているのです。

黒字なのにリストラは社会構造の変化が要因?

「黒字なのにリストラ」。なんとも理解しがたいフレーズです。黒字と言えば、企業は収益をあげ潤っているはずなのにどうしてリストラとなるのでしょうか?

今回、ニュースとして取り上げられ話題となったのは、昨年2019年の早期・希望退職を実施した上場企業が35社についての対象者を調査したところ、対象者は1万1351人となったということです。

この1万人超という結果は、実に6年ぶりということなのです。

人手不足と言われている現在でもリストラを実施している企業がまだまだ多いということも驚きですが、それ以上に驚いたのは、リストラ実施企業の半数以上の57%が、なんと黒字という状態だったのです。

つまり業績不振によるリストラが理由ではないということがわかります。

では、黒字の企業がリストラをあえて行った理由はいったいなんなのでしょうか?

企業にとっての人材は、一番の資産となるわけで、企業を形成しているのは、そこで働く人々なのです。

黒字企業のリストラ。その理由としては、次の二つがあげられています。

・70歳までの長期雇用を見据える
・セカンドキャリアを支援

という理由のようです。

この2つの理由を聞いて感じたのは、はたして前向きなのか後ろ向きなのかわからないということです。

もし前向きな理由としてとらえるのであれば、これまでにはなかったリストラ理由となるのではないでしょうか。

原因は社会構造の変化となります。

終身雇用は既に崩壊。この先の日本はどうなるのか?

「黒字リストラ」つまりこれは、終身雇用の終わりを意味することとなります。

このリストラの中身をよりよく調べると見えてくることがあります。

早期退職、希望退職者の中には、1988年~1992年に就職したバブル世代を含む年齢層がメインということです。
年齢的には40代後半~50代となります。

この黒字リストラは、今後の日本社会の構造の変化を考慮したものです。

人手不足と言われている時代にも関わらず、まだまだ戦力と言える世代をリストラするのは、はたして企業にとっては良いことなのでしょうか?

実は企業が見ているのは「今」ではなく、先の未来なんです。

少子高齢化という時代を迎え、明らかに若者が少なくなることはわかっています。

しかし、そんな未来を担っていくのは、高齢者ではなく若者なわけです。未来は次の世代の若者が作っていくものです。

今の状況としては、増え続ける高齢層を大量に抱えているよりも、一度ブラッシュアップした状態にし、新たに若い世代の人材をいれ、企業の中心となる体制を作るためと言われています。

黒字リストラの対象者となる世代は、それなりにビジネスキャリアやスキルは持ち合わせているわけです。

つまりこれまで培ったノウハウにより企業に頼らずとも、なんとかなるわけです。

しかし、若い世代というのは知識も経験も浅い為に、スキルを蓄積する必要があります。

長い目で見れば、「黒字リストラ」は、企業の戦略であり、未来を見据えた前向きなリストラと言えるのかかもしれません。

この記事のライター

  • やつだたくみ
  • 男性・42歳
  • 自営業