「45歳リストラ時代」就職氷河期世代の災難|キャリアニュース

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「45歳リストラ時代」就職氷河期世代の災難

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日本有数の大企業において従業員の大量リストラが進められています。
業績が黒字であっても、です。

また2019年に希望退職を実施した企業数は36社(2019年11月末時点)になっています。

これらのリストラのターゲットは中高年層です。

政府が主導する70歳までの雇用延長、ITやグローバルに関する専門スキルを持つ若年層の採用に向けた動き、これらに掛かる人件費が増えていく分、その原資の確保のためにリストラが行われているのです。

「45歳リストラ時代」がやって来た! 「まだ大丈夫」が危機拡大、1秒でも早く動け

2018年以降、中高年を対象とした希望退職の流れが加速しています。東京商工リサーチの調査では、19年1~11月の上場企業の早期・希望退職者の募集が1万人を突破したと発表されました。

20年以降も、業績好調な企業を中心に相次いで早期退職募集の実施が判明しており、この勢いは止まりそうにありません。40歳以上のホワイトカラーにとっては、転職希望の有無にかかわらず、向き合い方を考えなくてはならなくなってきました。
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専門スキルを持つ人材の確保

日本社会は”生産人口減”という深刻な状況に直面しています。

多くの企業が「人手不足」と嘆いている一方で、このような大量リストラが行われているのは何故でしょうか。

企業は専門スキルを持つ人材の確保に必死です。
ターゲットは主にIT、AI、RPA等の開発スキルを持つ人材です。

企業は従来の給与体系を変えてでも、これら専門職の採用を目指しています。

生産人口減による人手不足を、これらスキルによる”業務自動化”によって補う考えです。

企業にとっては人件費削減、利益率向上にも繋がります。

この流れによって割を食うのが「時代の変化に対応できない中高年」です。

この中高年の境目が45歳です。この年齢になると経験値も役職も出来上がるので、外部からも変化を求められなくなります。

しかし時代は変化していきます。単純業務、事務作業などはAIなどによって自動化されていきます。

”人間でないと出来ないこと”、そういった専門的なスキルを持っておくことが大切になります。
守りに入らず、変化を恐れず、スキルを磨き続ける人材でないと生き残れないでしょう。

しかし管理職になってしまい、部下をマネジメントするばかりで「スキルを磨く機会がない」と嘆く方も多く見受けられます。

そういった方に対し企業側は”副業の容認”という形で手を差し伸べています。

副業禁止は過去のことになりつつある

日本国内の企業においては副業は禁止されており、副業が発覚すると就業規則違反となる恐れがありました。

未だに副業を禁止している企業はまだまだ多いのが現実です。

経団連が大企業276社に対し行ったアンケートによると、副業を認めている企業は17%に留まっているのが現状です。

しかし17%の会社が副業を認めているという事実に時代の流れが見受けられます。

例えばビール大手のアサヒビールは2020年1月以降から、5年以上の勤務経験を持つ社員、約3,000人ほどを対象に副業を解禁しました。

副業をする際は届け出し、本業に差し障りのない範囲でこれを認めるようにしています。

また副業は就業時間外のみであるが「副業支援休暇」を月に2日取得できるようにし、社員が副業に力を入れられるような支援制度を作りました。

アサヒビールが社員の副業を認めるのは「副業で専門知識を高め」「人脈を広げる」ことで、それらを本業の仕事に活かしてほしい、という目的とのことです。

企業側も抱える人材に対しスキル向上を測ってほしい、との希望があります。

また副業によって社員が経済的余裕を持てることで従業員満足度の向上も狙えます。

これに働き方改革による残業時間削減と生産性向上の取組みを加えれば、その企業に対するイメージが良くなり優秀な人材が集まりやすくなる、というメリットもあります。

そういった背景から、副業を始めやすい環境も整ってきていると言えるでしょう。

副業は”容認”ではなく”推奨”される時代に

現在、多くの企業で”副業容認”の動きが出てきています。

働き方改革、業務の自動化などによって残業時間の削減が進んでおり、余った時間を上手く活用してほしい、という企業の願いもあります。

残業時間が減って給料も減ってしまった、と嘆いても、これら時代の流れが変わることは恐らくないでしょう。

嘆いている時間があるなら、その時間をスキル向上に役立てる方が効率的です。

副業で身につけたスキルを本業で活かすことができれば、相乗効果によって貴方のキャリアアップに繋がるでしょう。

また副業で得た人脈や経験が新しい発想や新しいビジネスを生み出してくれるかもしれません。

現在ではクラウドソーシングなどを介することで、簡単に仕事を探すことができるようになりました。

「どんな仕事があるのかな」「自分でもできる仕事はあるかな」とまずはサイト内を眺めてみてはどうでしょうか。

「自分には何のスキルもない」と思っていても、意外と出来ることは多いものです。

あなたがこれまで重ねてきた経験は決して無駄になっていません。

なお副業をする際は、貴方は一人の個人事業主のようなものです。

仕事を重ねていく中で貴方も”経営者視点”を養うこともできます。

副業によって貴方がスキルアップすることで、仕事のレベルが上がれば企業にとっても恩恵があるでしょう。

副業によるスキルアップ、人材の高度化がもたらすメリットが大きくなっていけば、これからは企業が副業を”容認”するのではなく”推奨”するような時代が来るかもしれません。

この記事のライター

  • makiburu
  • 男性・34歳
  • 鉄道会社 営業職