業務時間外の連絡を控える「つながらない権利」の是非|キャリアニュース

業務時間外の連絡を控える「つながらない権利」の是非

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仕事がハードなことや、顧客の要望に全て応えることがイコールで利益にならないという事例が増えつつあります。

顧客の要望や各種トラブルがあると休日の社員に連絡をしてしまうなど、どうしても業務時間外の負担を強いてしまいがちです。

しかし、ヨーロッパを端緒に欧米で業務時間外の連絡を控える「つながらない権利」を求める動きは活発になっていて、法律として制定されたケースもあります。

休日にストレスに晒されることが減り、売り上げが上がったケースなどもあります。

就職や転職を考える上で、ワークライフバランスに配慮してくれる企業を選ぶのも方法です。残業の多さなどと含めてチェックしたいポイントになりつつあるのです。

導入で売り上げ2倍に 世界が注目する「つながらない権利」を社内で実践〈AERA〉

スマホとパソコンで、いつでもどこでもつながってしまう時代。仕事から離れて、リフレッシュするためにはどうしたらいいのか。先進的に取り組む企業がある。AERA 2019年12月23日号で「つながらない権利」について取材した。
続きはー導入で売り上げ2倍に 世界が注目する「つながらない権利」を社内で実践〈AERA〉|Yahoo!ニュース

緊急で対応したからといって利益が上がるわけではない

つながらない権利はワークバランスを保つ上で重要になってきます。

これは業務外の連絡をすることが労働時間を増やすことになり、生活面に悪影響を与えかねないためです。

そもそも、プライベートな時間を企業が拘束する権利はありません。

医師や看護師、インフラ関係の仕事など災害時の緊急対応が必要なケースを除き、義務付け自体が難しいのもポイントです。

業務外の対応も盛り込むのであればそれなりの待遇があるべきで、給与などに反映されないというのがそもそもおかしいという考えもあるのです。

労働者の精神疾患や健康被害に対する問題意識から、つながらない権利が注目を浴びるようになったというのは冒頭ニュースの通りです。

緊急で対応したからといって売り上げがあがるとは限らず、精神的な疲労やモチベーションの低下から業務効率が落ちて売り上げにも悪影響を与える可能性もあります。

結果的につながらない権利を導入した企業が売り上げを2倍にした事例が紹介されるように、労働に関する効率自体を見直した方が収益性が増すケースもありえます。

顧客や企業の要望に全て応えることが売り上げや収益アップにつながるとか限らないということです。

別な見方をすれば、ムダな長時間労働を強いるよりも、残業のあり方などを見直した企業の方が働きやすく、収益性も高いという見方もできます。

就職や転職を目指すなら売り上げよりも利益率に注目

仕事に就くのであれば、売り上げが大きく、安定した経営の会社で働きたいと思うものです。

ただし、売り上げだけでなく利益率に注目することも大切で、労働時間の管理方法とあわせてチェックするのがおすすめになります。

これは「労働時間が長ければ売り上げも利益も上がるのか?」といった検証を行う企業が増えているからです。

人手不足の中、人手を確保し続けられるかどうかは企業にとって重要な課題になっています。

だからこそ、労働と生産性の効率を根本から見直し、ビジネスモデルを変えるケースが珍しくなくなりつつあります。

実際に検証を行い、残業を行うほど売り上げは上がるが利益は低下し、赤字が増えるといった結論に至った企業があるのがポイントです。

働き方改革、生産性の向上、パワハラ、、、うまくいかない原因は「売り上げ至上主義」
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakamuratomohiko/20191220-00124589/

売り上げ目標を立ててしまうと、それを達成するために無理を重ねてしまうケースがあります。

仮に達成したとしても無理を重ねた反動がどこかに出ます。

残業の支払いで利益が少なくなるケースや、会社のキャパシティーを上回る仕事の受注で結果的に赤字になるケースもありえます。

会社経営は人的なリソースを考えた上で、必要以上の売り上げを追及しないという判断が大切なのに、それを見誤ってしまう企業があるからです。

残業が少なく会社の利益率が高ければ、それだけ労働環境が恵まれていることが考えられます。

生産的な職場かどうかをチェックして、就職や転職をするのもおすすめになります。

派遣社員から正社員へ 待遇・給与・将来のメリットとデメリット

出世やキャリアップを見据えるかでも違いが出てくる

長く、安定した仕事をしたい、心身の負担を減らしたい場合はワークバランスに配慮した企業を探して就職や転職をするのが基本になります。

ただし、キャリアップが目指せる企業かどうか、年収がどの程度まで目指せるかをチェックすると、それほど魅力がない場合もあります。

労働時間に対してどの程度の裁量を与えられるかは重要で、年収アップと出世を目指す人にはホワイト過ぎる職場が物足りなく見えるケースがあるからです。

厳選!JAC Recruitment担当者に自分を高く売り込むポイント

労働時間が増えるほど成果が上がるわけでないことは前提として、働き方が自由で、自分能力ややりたい環境を優先するという仕事の選び方もあります。

ベンチャー企業やフリーランスが人気になるのは、それだけ自分に与えられる裁量が大きいことが多く、やれることや関われることが多いためです。

自分の目指すものと、会社が目指すものすりあわせを行い、どこまで行けば満足なのか、理想を実現するまでにどの程度年月がかかるか間が得手見ることは大切です。

成功する人の多くは長期のキャリアプランや、ビジネスで結果を残すことを意識しているため、能力を磨きつつポジションを取りに行くことや、学べるスキルが多いところを目指して就職するといった意識が必要になるからです。

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター