転職チャンスの時期ではあるが40代の転職は慎重に|キャリアニュース

転職チャンスの時期ではあるが転職は慎重に

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世の中から転職という話題が尽きることがありません。「現在の仕事の将来に不安を感じる」「今の仕事が自分にあっていない」など理由は様々です。

新卒シーズンに運命の職業や職場と出会うことは、非常にまれなことだからです。

また離職や転職のきっかけはキャリアや給与以外に、職場での人間関係が多いそうです。

転職マーケットに挑むためにはどのようなスキルが必要なのか、40代の銀行員の転職相談を参考にしながらお伝えしたいと思います。

40代の銀行員は「給料を落とさずに」異業種へ転職できるのか?

元銀行員で、金融ベンチャー、人材会社、メーカーと3度の転職を経て独立、現在はフリーの研修講師、コンサルタント、ビジネス書作家として活動する大杉潤による「人生100年時代」のキャリア相談。

今回は40代の現職銀行員が「子どもの教育費が本格的にかかる今の時期に、給料を大幅に落とさない転職は果たして可能なのか」と苦渋の選択を前に、悩みに悩んで相談。大杉潤の答えとアドバイスとは?
続きはー40代の銀行員は「給料を落とさずに」異業種へ転職できるのか?|ビジネス+IT

転職が当たり前になった現在の日本

1990年代からグローバル化が叫ばれ、2000年代以降に転職は一般的な選択肢として普及していきました。

終身雇用制度や年功序列がなくなりつつある現在の日本では、より良い所得や職場環境のために転職ことが当たり前です。

またグローバル化やITの発達により成長する分野もあれば、衰退する分野も存在します。

成長と衰退のサイクルは1990年代以前よりも、恐ろしい速度で変化していきます。

一例を引くと銀行業界です。1990年代以前の銀行マンといえば、国立や有名大学のエリートたちが就職する花形職業でした。しかし現在では銀行員が転職を考える時代なのです。

記事では40代の銀行員が、研修講師やコンサルタントとして活躍する大杉潤氏に転職相談をします。

大杉氏の答えは非常に簡潔です。銀行員が仕事を通して確立できる3つのスキルを武器にするべきだと言います。

財務リテラシー・情報収集力とコミュニケーション能力・タフなメンタルと信用力です。特に財務リテラシーは重視されます。

なぜなら上場企業の役員レベルでも、決算書が理解できない人はザラなのだそうです。

この記事から教訓とするべきは「現在の仕事でスキルを磨き、転職マーケットに打ち勝てるようにすること」ではないでしょうか。

またIT全盛期の現代はスピードの時代でもあります。過去に花形職業であった業種が衰退し、新たな成長業種が現れることも珍しくありません。

現在の業種にだけ通用するスキルではなく、どの業種でも汎用的に応用できるスキルこそが転職マーケットで打ち勝つ重要なポイントです。

ガラケーなスキルよりスマホなスキル

日本では1990年代中盤から携帯電話が普及しました。スマートフォンが日本で普及し始めたのは、2000年代中盤頃からです。

そしていつの間にか携帯電話はガラケーと呼ばれるようになりました。

日本の携帯電話が独自仕様にガラパゴス化したことから、略してガラケーだそうです。今ではスマートフォンの普及率は、総務省の統計によれば82%に及ぶそうです。

ガラパゴス化したガラケーが衰退し汎用的なスマートフォンが興隆した背景は、転職マーケットとスキルの話に非常によく似ています。

同じ業種や会社でしか使えないスキルは、転職マーケットでは役に立たないでしょう。

マネージメント経験や大規模プロジェクト、財務諸表のリテラシー、コミュニケーション能力などの汎用スキルこそが転職では重視されます。

ガラパゴス化したスキルではなく、スマートフォンのような汎用性のあるスキルが必要です。

汎用性のあるスキルが重視される主な原因は、表面的には終身雇用制度の希薄化です。

しかし根本的にはITの発達やグローバル化による、社会変化の速度の加速が挙げられるのではないでしょうか。

社会の変化のスピードに企業が、常についていけるかどうかは不明です。

ついていけなければ大企業であれ、M&Aで外資の傘下に入ったり破綻したりすることが当然の時代です。

その結果として日本企業は社員に対して、終身雇用というサービスを維持できなくなったと見るべきでしょう。

ガラケーから多くの人がスマートフォンに乗り換えたように、今からでも自身の汎用的なスキルを磨くことは無駄にはならないでしょう。

40代を過ぎてからの転職の容易さと難しさ

40代を過ぎてからの転職は難しく、そして容易です。40代までに企業でスキルを磨いてきた人にとっては、転職は非常に魅力的な選択肢の1つになりえます。

しかし一方で現在の40代には、就職氷河期世代も含まれます。

就職氷河期世代はキャリアを積み重ねることがそもそも、難しかった世代です。

キャリアが積み重ねられなかった人にとって転職は、非常に困難を伴うものになります。

40代といえば管理職についていることが一般的とされ、マネージメント能力などを転職先では期待されます。しかしキャリアを積み重ねられなければ、マネージメント能力などのスキルを磨く機会にも恵まれなかったはずです。

このように40代の転職は、人によって難易度が非常に異なってきます。

今からでも何かしらのキャリアやスキルを磨きつつ転職を検討するというのが、40代からの転職の1つの選択肢でしょう。

その際には50代に入る前に転職を終えておきたいものです。50代に入れば定年退職の年齢まで間近になり、転職マーケットでの価値は相当に下落すると言われています。

一方で日本はこれから少子高齢化の時代ですから、それほど年齢にこだわらなくなるのではないか?という見解も聞かれます。

どちらにしてもキャリアの積み重ねとスキルを磨くことこそが、転職マーケットに打ち勝つコツと言えそうです。

この記事のライター

  • 高橋 聡
  • 男性・39歳
  • フリーランス