JR終電見直しが労働者不足の深刻さを物語る|キャリアニュース

JR終電見直しが労働者不足の深刻さを物語る

労働人口の不足は深刻で、大企業であっても影響を免れないケースがあります。

JR西日本の終電前倒しは作業員不足の影響が大きく、社会的な影響も大きいのがポイントです。

実際に終電前倒しの検討を伝えるニュースが流れた際の同業他社のコメントチェックもおすすめします。他の鉄道会社でも深夜帯の利用者減や作業員不足などに触れられていて、交通インフラであっても維持が難しいという点が浮き彫りになっているのです。

ナイトワークなどを含めた働き方に影響が及ぶ可能性があるだけでなく、線路保守などの建設会社に就職するチャンスでもあるなど、様々な読み取り方ができるニュースにもなっています。

JR西日本が終電の前倒しを検討、作業員不足で苦肉の策

「環境変化を踏まえ、24時以降を中心に最終電車の時刻を繰り上げる深夜帯ダイヤの見直しの検討に着手する」

JR西日本の来島達夫社長は11月8日に都内で開かれた記者会見でこう語った。同社は10月、近畿圏の在来線の深夜帯ダイヤを見直す方針を明らかにしており、来島社長があらためて終電の前倒しに言及した形だ。背景には終電後の深夜に行っている線路などのメンテナンス業務に携わる作業員の不足がある。
続きはーJR西日本が終電の前倒しを検討、作業員不足で苦肉の策|日経ビジネス

人口減少に対応できるビジネスモデルかは就職や転職の鍵になる

JR西日本の終電の前倒しは、労働者の確保が難しいという現状を如実に表しています。

重要なのは終電見直しなどの施策は今後増えていくということです。労働人口の減少は経済の縮小を招く可能性が高くなります。

そうなった際に就職した企業が生き残れるのか、転職先が成長を続けられるかを考えることは自分のキャリアにも直結します。

時代の変化にあわせて必要とされるスキルを学び、転職やキャリアチェンジも視野に入れることは自衛の意味でも役立ちます。

もちろん、今現在深刻な人手不足になっている業界で働くというのも方法です。

今後も道路や鉄道といった交通インフラに関わる仕事はなくなることがなく、高度経済成長期に建設された橋梁の整備なども必要になります。

賃金も上昇傾向にあり、若者が転職先として視野に入れるケースも珍しくなくなっているのです。

水道や電気、ガスといった生活から切り離せない業界に身をおくのも方法で、仕事がなくならないという意味では大きなメリットがあります。

医療分野、介護などのサービスを視野に、自分の人生のスケールでどの程度働けるかを考えると更にプラスになります。

年金支給の後ろ倒しなどもありえるため、健康に長く働く意識も大切です。

実際にどんな業界で正社員が不足するかもチェックする

就職や転職のハードルを下げる一つの方法が、人手不足の業界を把握していくことです。

人手不足というとイコールで一人当たりの労働の負担が大きく、辛いと考えられがちです。

しかし、実際には人材不足を補うための福利厚生の充実や働き方改革を進める企業も多く、中小企業が目立った先進事例を作るケースもあります。

どんな業界で人材が不足しているのか、正社員が不足しているのかといった情報は民間データ会社の情報などからもチェックできます。

厚生労働省などの政府機関だけでなく、民間データも参照し、より細かなスパンでチェックすることも経済の流れを把握することに役立ちます。

月ごとの統計データをまとめている企業も存在するからです。

正社員不足50.1%、業種別でトップは?
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/1911/21/news071.html

実際にデータを見ると、情報、建設、運輸・倉庫などの業種が並びます。情報産業では様々な働き方改革を実践している企業も存在するのもポイントです。

それぞれの業界で働きやすい企業がないか、どの程度の年収なのかといったチェックをするだけでも視野が広がります。

成長企業は積極的な効率化に取り組んでいることも珍しくないため、先進的な取り組みがないかを探し、就職活動の志望企業の一つとして組み込んでいくのも方法です。

人口が減少するからこそ伸びる産業も存在する

人口減少による人材不足とは逆行するように、業績を伸ばす業界や市場も存在します。たとえば、人口減少で急速に息を吹き返しているのがパソコン市場です。

スマートフォンの普及と高性能化により、パソコンを使わない若者が増えたことは大きな打撃となっていました。

しかし、労働人口不足や働き方改革によってテレワークやパソコンを利用した副業が注目されるようになり、新しい成長期に入っているのです。

オワコンと思われた「国内パソコン市場」が新成長期に入った理由
https://media.moneyforward.com/articles/3996?af=summary

スマホやタブレットの高性能化は進んでいますが、長時間の作業となるとキーボードを使えることや疲れない体勢を維持できるかは重要になります。

もちろん、タブレットなどでアクセサリーを使えば補えるものもありますが、拡張性の高さや業務用の機能だけに絞り込んだ際のコストパフォーマンスなど見るべき点も多いのです。

省力化や効率化のために企業が大量にタブレットを購入する、省力化のためのサービスやロボットを販売する会社が成長するといったケースもでています。

企業が長く続くかではなく、新しい産業に注目し、ともに成長していけるかを考えてキャリアチェンジをする人もいるのです。

物やサービスが売れれば、それに関連する商品や、商品を作るための部品の需要が高まることもあります。

経済は循環するものになるため、多くの企業が必要とする部品を供給する企業に就職することや、技術を身につけるために転職するという方法もあります。

一つの考えが行き詰ったときに別の角度から考え直すことや、視点を切り替えることは自分が成長を続けるために重要になってきます。

就職や転職で自分や業界の限界を感じた場合は、視点を変えてスキルを生かせる業界がないか、キャリアチェンジをするのも視野にはいらないか考えてみるのもおすすめです。

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。