“同一労働同一賃金”に肯定的が多いが懸念もある|キャリアニュース

“同一労働同一賃金”に肯定的が多いが懸念もある

日本最大級の派遣情報サイト『エン派遣』がユーザーを対象に「同一労働同一賃金」についてアンケートを行いました。

働き方改革では、正規社員と非正規社員の間の不合理な待遇差を解消することを目的として「同一労働同一賃金」を行っていこうとしています。

今回のアンケートの結果から非正規社員が”同一労働同一賃金”に対して、どのように感じているのか考察していきたいと思います。

そして今後どのようにしていくのがよいのか考えていきたいと思います。

派遣社員1000人に聞く!「同一労働同一賃金」意識調査ー『エン派遣』ユーザーアンケート

近年、転職者数は年々増加傾向にあり、2019年の9月でおよそ360万人に達しました。2010年の転職者数はおよそ280万人であり、10年前と比較すると、およそ80万人増加しています。

新卒で入社後すぐ、転職を考える人も増えていると同時に、転職して入った会社も合わず、度々転職を重ねる人も少なくありません。

実際のところ統計では、新卒採用において、1年以内離職率は1割、3年以内離職率は3割と、企業と学生の間にミスマッチが生じているのが現状です。
続きはー派遣社員1000人に聞く!「同一労働同一賃金」意識調査ー『エン派遣』ユーザーアンケート|Biglobe

“同一労働同一賃金”の考え方「良いと思う」が71%!

『JobQ』ユーザーに自身の転職活動について、どう考えているかを調査した結果、「どちらともいえない」が全体の56.6%と約半数を占める結果となり、「成功した」は全体の30%という結果でした。

「”同一労働同一賃金”という言葉を知っていますか?」と尋ねたところ、「知っている」が28%で、昨年に比べてアップしている結果になったそうです。

「知らない」は72%(言葉は聞いたことはあるが詳細はよく知らない:48%、知らない:29%)と昨年に比べて認知度はアップしましたが、まだ周知は進んでいないようでした。

“同一労働同一賃金”の考え方について71%が「良いと思う」と答えたそうです。肯定的な理由では「正規でも非正規でも、その人の能力と仕事に対しての結果が評価されるぺきだと思うから」、「同じ仕事内容で同等の責任があるなら、賃金格差があるべきでないと思う」という声があがったそうです。

“同一労働同一賃金”の導入が進むことで期待すること(複数回答OK)については「給料が上がること」(69%)が第1位で、「賞与の支給」が(61%)で第2位で、「交通費の支給」(60%)で3位でした。

“同一労働同一賃金”の導入が進むことへの懸念については、「雇い止めとなること」(45%)が1位で、「派遣の求人数が減ること」(41%)が2位、「仕事の責任や負担が増えること」(38%)が3位でした。

「待遇の差が、仕事上のどのような理由によるものなら納得できますか?」と尋ねたところ、「仕事への責任の重さ」(69%)が1位で「仕事内容の違い」(63%)が2位、「役職の有無」(40%)が3位でした。

この結果を見ると”同一労働同一賃金”の考え方に肯定的な人が多い一方で「雇い止めになること」や「派遣の求人数が減ること」を懸念している人が多いことがわかりました。

“同一労働同一賃金”の課題について

非正規社員は正規社員に比べて、給料が低いだけでなく、賞与が支給されなかったり、交通費が支給されることが少ないのが問題視されています。

今回の働き方改革でも、その問題を解決していこうと”同一労働同一賃金”の導入を促進しています。

やはり、同じような仕事をしているのに待遇に差があるのはよくないと考える非正規社員の方が多いのかと思います。

非正規社員の方の意見を見ても、「給料が上がるなら頑張れる」とか「ボーナスなど貰えるならやっぱり嬉しい」という声があります。

同じような仕事をしているのに給料が低かったり、ボーナスがなかったりするとモチベーションも下がるし、正規社員との関係にも影響してきます。

“同一労働同一賃金”の導入が進み不平等さがなくなっていくとよいなーと思います。

ただ、課題もあり”同一労働同一賃金”が進んでいくと企業の負担が増えるため「雇い止めになる」とか「派遣の求人数が減ること」が考えられます。

非正規社員の方もそれを気にしています。

待遇がよくなる反面、仕事に就くことが難しくなるのは困ることだなーと思います。

せっかく待遇がよくなったのに仕事に就けなくなっては意味がありません。非正規社員になるのも難しい時代になっては困ります。

そんな問題が発生しないように少しずつ様子を見ながら少しずつ変化していくとよいと思います。

派遣や非正規社員で働く人たちが働きやすくなるようにしていってほしいなーと思います。

すべて平等にはいかなくても非正規社員の満足度を上げてほしい!

“同一労働同一賃金”は本当に理想的ですが、全く同じ賃金にするのは、なかなか難しいかと思います。

全く同じ賃金にできない場合でも、多少ボーナスが支給されたり、給料が少し上がるだけでも、やる気はアップすると思います。

非正規社員の方のやる気がアップすれば、会社に大きく貢献してくれることもあるかと思います。

正規社員とか非正規社員に関係なく、仕事に貢献したなら、それに見合った報酬を受け取るべきです。

非正規社員の方も満足して仕事に取り組んでいけるような社会になっていってほしいと思います。

働き方改革で”同一労働同一賃金”を企業がどのように取り入れていくのか、今後も注目していきたいと思います。

この記事のライター

  • ゆうり
  • 女性・42歳
  • フリーランス

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。