地方自治体の氷河期世代救済求人が大人気!毎回100倍超え|キャリアニュース

地方自治体の氷河期世代救済求人が大人気!毎回100倍超え

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三田市の就職氷河期採用に427名もの応募があったという記事ですが、公務員の人気の高さ以外にも様々な注目点があります。11月2日次点では応募者数が30名を割っていたことや募集していた職種を見ることも重要で、見落としがあると全体像を把握するのが難しくなります。

応募不調だった兵庫・三田市の就職氷河期採用 締め切り前に急増、競争率427倍に

兵庫県三田市は8日、「就職氷河期世代」に限定した職員採用試験の募集を締め切り、応募者が427人(男性279人、女性148人)になったと発表した。採用予定は1人で、競争率は427倍。先陣を切って注目を集めた宝塚市の605倍には及ばなかったが、注目度の高さを示した。応募者は1週間前の29人から締め切りを前に急増した。
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倍率が高くなることが予測されるためぎりぎりの応募になる人も多かった

地方自治体の就職氷河期採用は三田市が初めてではなく、宝塚市で採用枠3名の募集に対して1816人の応募があったことも話題となりました。

氷河期世代支援の職員3人募集、1800人殺到 宝塚市

https://www.asahi.com/articles/ASM8Z3W9QM8ZPIHB00C.html

公務員という人気の強さだけでなく、実際に仕事に困る人たちの多さを浮き彫りにする形になり大きな話題を呼びました。事前に同じように募集をかけた前例があるため応募が殺到することが予測されていて、11月2日時点では29名しか応募がなかったことがニュースになったほどです。

三田市の「就職氷河期」採用 思惑外れ、応募者29人

https://www.kobe-np.co.jp/news/sanda/201911/0012840915.shtml

ここで考えたいのが、倍率が高い応募に対して早めに応募しようと考える人が少ないという点です。

思ったよりも倍率が高くないと感じ、応募を決意した人が増えた可能性もあります。結果的に締め切り間際に応募が殺到し、1名の採用枠に対して427名の応募とかなりの倍率に達しました。

思惑が絡むケースがあるとはいえ、需要があれば様子見だけで見送りをする人が少ないという証明にもなっています。

事務職であることも大きく影響している

自治体の職員募集で注目したいこともあります。

まず、地方公務員試験などを受けずに公務員になることが可能なこと、事務職での募集であることです。

公務員試験は難関試験の一つで、公務員になりたくてもなれない人もいます。しかし、市区町村の職員の場合は独自の採用ルールで採用が行えるため、独自のルートで公務員になれるチャンスの一つになっているのです。
事務職は非常に人気の職種であり、需要に対して供給が過多になっているのもポイントです。厚生労働省の統計資料によると、令和元年8月の事務職の有効求人倍率は0.35と非常に競争が激しいことがわかります。

厚生労働省

職業別一般職業紹介状況[実数](常用(除パート))(PDF:211KB)
https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/G38-201908.pdf

会計事務などの専門色が強い事務でも希望者に対して求人が少ない状態になっているのです。

就職氷河期世代は就学していた時期と採用時期に隔たりがあり、現在正社員として働けていない人は専門的なスキルを持っていないことも考慮する必要があります。

低スキルであっても応募できるからこそ、応募人数がふくらむことになったのです。

大学や自治体でも氷河期に絞った求人が増えているが注意も必要?

大学や自治体などで就職氷河期世代に絞った求人は増えていて、様々な取り組みが行われています。

氷河期世代にとってチャンスである一方で、いくつか注しなければならない点もあります。これは、応募が殺到する可能性があるだけでなく、実際に採用されるために自己アピールなどの能力を磨く工夫が必要ということです。

採用する側に魅力を伝えなければ、応募が多い中で採用されることが難しいからです。

武庫川女子大も「就職氷河期世代」限定で募集 正規職員1~3人

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191108-00000006-kobenext-l28

和歌山県も「氷河期世代」採用枠 21年春・36~45歳対象、5人程度

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191106-00000038-mai-soci

求人はチャンスであると同時に、チャンスを生かすための工夫も必要になります。

就職試験などに備えた勉強や、応募同期などもしっかりと固めていく必要があります。同じ氷河期世代の人材がライバルになることを踏まえ、事前に準備をすることも大切になるのです。

当然、自分を魅力的に見せる工夫をし、真摯に学ぼうとする姿勢が明確な人ほど目立つことになります。

応募してから磨くのも方法ですが、いざという時に備えている人ほど目立ちます。そして、就職を目指すなら努力を早く始めるという意識の差が出ることもありえるのです。

また、実際に仕事についてからの生活がイメージできるかもポイントになります。

特に遠隔地から地方自治体への就職を目指す場合は、自治体の特徴などもしっかりと知って置く必要があります。

試験などで自治体の歴史などが出てくる可能性などもあり、生活に慣れることや、仕事している自分がイメージできるかも大切なのです。

仮に採用されても仕事を続けられなければ労力が無駄になる可能性もあります。本当に自分がしたい仕事なのか、生活のためであればどの程度努力やすり合わせができるかもセットで考える必要があります。

同様に、目立つ求人ではなく、地元や周辺でもっとマッチしそうな仕事がないかを探す工夫も大切になるのです。

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター