9月の中途採用の求人数は前年同月と比べて増加|キャリアニュース

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このニュースの概要は人材会社が15日発表した9月の中途採用の求人数は前年同月と比べて増えたということです。

他の同様のニュースと比較してみても、どのニュースも求人数が増えている・前向きな見解のものが多くあります。
また、この状態がしばらく続くと見ているニュースが多いのも確かです。

ただしこのニュースを見て楽観的に捉えれるかと言えば、そうとは言えないのが私なりの見解です。

9月の中途採用求人数過去最高に、小売り・外食など伸びる パーソル系調べ

新たな成長分野への人材流入が日本経済の成長につながるとして、政府は雇用の流動化を後押ししている。

これまで多くの日本企業で行われてきた終身雇用型の働き方から、企業の枠にとらわれず、キャリアを積める社会への転換を目指しているのだ。しかし「転職しやすい社会」は、本当に日本で実現するのだろうか。

人材紹介の現場を見ていると、高いハードルがあるように思える。
続きはー9月の中途採用求人数過去最高に、小売り・外食など伸びる パーソル系調べ|日本経済新聞

最近募集が特に顕著となっているのはアパレル系の求人

その理由にはいくつかありますが、まず業界や業種毎の求人数や求職者数の偏りにあります。
求人数が増加したのは小売りや外食、金融などの業界となっています。

小売りで最近募集が特に顕著となっているのはアパレル系の求人ですが、アパレル系の求人は入っている店舗にもよりますが10時頃から20時頃までの中で勤務となり長時間労働になりやすいです。

しかも自社の服を着て接客する必要があるため、社割があるとしても自費購入が必要となります。

またシーズン毎に新作が入荷するため、その度に新調しなくてはなりません。

そのブランドが本当に好きで、定期的に服を購入する人には安く購入できて魅力的な仕事です。

ただし生活のために仕事をしている人には手出しが多くデメリットのように感じてしまいます。
また、販売ノルマもあるため接客が苦手な人には向かないかもしれません。

金融で著しく積極的に求人募集されているのは、保険や銀行などです。

両方とも営業職となります。

国内の生命保険業界であれば女性積極採用の傾向があり、コマーシャルなどでも求人募集のテロップが流れます。

生命保険業界では転職者に対し、一般募集で求職者を募ることもありますが紹介制度も根強くあります。

その企業で勤務する職員が求職者を、企業に紹介し面接を通して採用内定を出します。

営業所などで定期的に求職者向けの交流イベントを行ったり、求職者の紹介数に対して目標数字がある企業もあります。
この制度の良いところは一般募集に比べて採用率が高い点です。

一般募集では採用するに当たって危険事項がないかどうかや適性を見ますが、職員の紹介であればまず危険事項は信頼の名のもとにある程度排除して面接できます。

そのため、求職者としても採用がスムーズに決まりやすいです。
ただし紹介制度と一般募集では採用条件が異なることもあるため、しっかり見極めが大事です。

金融業界での求人数が多い理由はノルマがあること

また金融業界での求人数が多い理由は、離職率の高さにあります。
まずノルマがあることです。

通常月もノルマはありますが、決算月や重大月などは更にノルマが加算され給料にも反映されます。

ノルマが達成できない月が続けば給料も低くなりますし、最悪の場合解雇となります。

また生命保険業界の場合はせっかく契約しても一定期間中の解約であればその分マイナスになるため、より多くのノルマをこなさなくてはいけません。

お客様への契約のお礼や配布物によっては自費で捻出する必要があるため、実質の給料は更に低くなります。
しかしコンスタントにノルマをこなせば表彰や給料アップも見込めるため、営業好きや稼ぎたい人には向いている業界かもしれません。

ですが、一般的な人であればなるべく無理しない辛くない業界や業種を選択したいと思うのが普通です。
そのため、女性であれば事務系求人が人気となってきます。

しかし、事務系求人は求人数の伸びがあまり良くなく少ない求人に求職者が殺到するため、全体的な求人数が伸びたとしても実感は湧きにくいのが現状です。

なぜなら事務職はノルマも要求をそこまでされないため、離職率が他の業種に比べて低いです。

そのため、なかなかポストが空かないというのも求人が少ない背景としてあります。

加えて以前でしたら事務職の女性が寿退社でポストが空くことがしばしばありましたが、今では産休・育休を経て復帰する女性が増えているためよりポストはより空きづらくなっています。

求人倍率は2.69倍と1人に対して2求人ある状態であっても、希望する業界・業種によっては更に少なくなります。

面接は特に場慣れや回数の積み重ねによる適応力の向上も大事

また、ニュースにも求職者数も増加したとあるように売り手市場の今、より良い条件での転職を意識する人が増えています。
ライバルも増えているからこそ、例え求人数が増えていても安心できないのです。

ただ現状を前向きに捉えることもできます。

ニュースでも企業は積極的に採用する姿勢を変えていないとあるように、まだ求人数は増加見込みがあります。
現時点で良い条件の求人に巡り会えていなかったとしても、これから条件に合う求人が見つかる可能性も大いにあるのです。

また現在は転職活動の中で良い結果が出ていなかったとしても、求人数が一定数ある限りはこれから結果が出る可能性もあります。

面接は特に場慣れや回数の積み重ねによる適応力の向上も大事ですから、今からより期待できます。
緩やかに求人数が伸びる今が転職活動の絶好のチャンスだと言えます。

後悔のないようにチャンスを活かしたいものです。

この記事のライター

  • kawa
  • 女性・31歳
  • 会社員