進化する次のAI時代を生き抜くための読書術|キャリアニュース

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進化する次のAI時代を生き抜くための読書術

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2019年3月8日、ダイヤモンド社から一冊の本が出版されました。題名は、「できる人の読書術」です。

著書の堀紘一氏は、1969年に東京大学法学部を卒業後、読売新聞経済部を経て、1973年から三菱商事に勤務しました。

1980年にハーバード大学経営大学院の経営学修士を取得し、1981年から19年にわたり株式会社ボストンコンサルティンググループに勤務、1989年から2000年5月まで日本法人の代表取締役社長、最高顧問に就任しました。

現在は、2000年4月に設立した、ベンチャー企業の支援と、コンサルティングを行う株式会社ドリームインキュベータの代表取締役会長です。

[堀紘一]AI時代も生き残る世界最古の2つの職業とは?

AI(人工知能)はディープラーニング(深層学習)という技術で進化してきた。
これは人間の学習法を真似したものであり、読書そのものである。

だから読書を習慣にすると、ディープラーニングを繰り返したAIが賢くなるように、人間も二流から一流へ、そして一流から超一流へと自らを成長させられる。
続きはー[堀紘一]AI時代も生き残る世界最古の2つの職業とは?|オリコン

AI時代を生き抜くための読書術

この本には、二流から一流へ成長する読書術、AI時代を生き抜くための読書術、欲しいと思われる人材になる読書術、読書力を引き上げるコツ、そして読書がどのように自分の役に立っているかが書かれています。

著書は、これまでの経験の中で、読書量の多い人は学歴に関係なく成長していくことを知っており、読書の重要性を述べています。

本を読むことにより、沢山の知識を得ると、複数の選択肢の中から自分に有利な情報を選択し、より良い結果に繋がることができます。

情報量の差は、結果に直結するのです。

また、読書量が多い人は、読書によって世の中には色々な価値観や生き方の人がいる事を知っているので、物事を様々な角度から考察したり、相手の視点に立つことを考慮に入れることができます。

その結果、自らの思考を過信したり盲目的な行動をすることが減り、生きやすくなります。

ミラーニューロン現象をご存知でしょうか?

ミラーニューロン現象とは、情報処理や伝播能力に関係する神経細胞であるニューロンが、自分が何かをした場合だけでなく他者か何かをした場合でも同じように反応することを言います。

分かりやすく言えば、他者の行動に自分が共感するということです。このミラーニューロンは文章を読んだり物語に触れたりすればするほど鍛えられることが分かっています。

つまり読書量が多くなるにつれ、相手の感情に寄り添えるようになり、他者の気持ちを明確に理解できるようになるのです。

読書によって身に付くもの「物事を解決するための知恵」

最後に読書によって身に付くものとして、思考力が挙げられます。

物事を解決するための知恵です。思考力は学校の勉強のように与えられた課題を正確に解く訓練によって得られるものではなく、経験を通して見に付くものだと思いますが、個人が経験できることには限度があるので、ここでも読書が役に立ちます。

自分の仕事の専門分野、若しくは自分に興味がある分野以外の話題がない話し相手に困ったことはありませんか?

一流の人ほど、たとえ会話や議論が多岐にわたろうとも、どの話題についても鋭い見識を披露するものです。そのためには、良質の情報、思考方法、知的な刺激を絶えず受ける習慣を持たなければなりません。

また、書かれたことの一部を読んで批判したり、自分の都合のいいように曲解したりしないことも大切です。ビジネスパーソンの読書においては、経済、経営、マーケティングといった各分野の専門家たちが書いたビジネス書と小説、その他の本の割合を4:3:3にすると良いでしょう。

その他には、生物学、歴史、軍事学、哲学などの本が含まれます。小説は気分転換だけでなく、読むことによってコミュニケーション力やストーリー構築力といった表現力の向上を期待できます。

しかし、現在までの学歴社会では学校の勉強ができればよく、共感力や思考力は重要視されてきませんでした。

今起こっている様々な問題は、そのことが起因しているように思います。

そして、これからはAI時代になります。AI時代になると、AIにできることはAIに代替されます。

例えば、データのシステム入力や集計、経理の仕分け業務、銀行の融資係、ホテルのフロント、コールセンターのオペレーターといった、決められた手順やフォーマットに従って行う定型業務です。

そのため、AI時代には、「人間ならではの強み」を身に付けることが重要だと言われてきました。

人間的資質や創造力、コミュニケーション能力などです。

ところが、最近では人の心に関わる仕事の代表とされる心理カウンセラーの仕事までもが、AIによる自動化の射程範囲に既に入ってきています。

人は思い込みで相手の心情を読み間違えることがよくありますが、人の複雑な感情を優れた画像認識力で読み取れるAIであれば、相談者の心に寄り添った適切な言葉をかけることは技術的に難しくないからです。

AIは2012年に深層学習という進化を成し遂げました。そして現在、深層学習による研究に1つの区切りをつけて、次なるビッグバンを起こそうとする段階に入ってきているといいます。

現時点では、企画力や発想力、創造力、共感力はAIにはありませんが第2のビッグバンによるイノベーションでは、AIがそれらの領域をおおむねカバーしてしまう可能性があります。

では、AI時代に生き残るにはどうしたら良いのでしょうか?私達は個人の感性や類推力、美意識といった、AIがとても一般化することができない人間の複雑さを高めていく必要があります。

そのために、読書が必要なのです。

この記事のライター

  • M
  • 女性・41歳
  • 自営業