高卒「1社縛り」を「併願可能」に要望高まる|キャリアニュース

高卒「1社縛り」を「併願可能」に要望高まる

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雇用に関する環境は常に変化していて、それは高校生を巡る就職環境もかわりません。

多くの地域では高校生は学校を通じて就職活動を行い、最初の応募は1人1社といった厳しい制約があります。

しかし、その制約に異論が噴出していて、併願可能にすべきという声が上がっているのです。

ニュースでは企業を比較できないことから働く内容の違いなどに理解を深められず、高卒者の離職率が高い傾向にあることが触れられています。

高校生就活「1社縛り」ルールに異論…「併願可に」と人手不足の企業

全国の大半の地域では、高校生の就職活動は原則、学校を通じて行い、最初の応募は1人1社しかできないという独特のルールがある。

これが早期離職の一因になっているとの指摘があり、政府内では見直しに向けた議論が進んでいる。

9月16日に解禁された来春卒の高校生の採用選考でも、生徒優位の「売り手市場」が続いており、企業側からもルールの緩和を求める声が強まっている。
続きはー高校生就活「1社縛り」ルールに異論…「併願可に」と人手不足の企業|Yahoo!ニュース

高卒者の有効求人倍率が2.5倍を超える現状

推薦を受けて内定が決まっても離職が早ければ企業にとっては痛手になります。

また、高卒者の有効求人倍率が2.5倍を超える現状では働く側の機会の損失や人手不足の企業や高校とのネットワークがない企業がますます不利になるといった問題も指摘されています。

ニュースで触れられていないため見過ごされがちなポイントになるのが、推薦の重さです。

学校の推薦を受けた場合は安易な自体や就職先の変更自体ができなくなります。

推薦を受ける以上は学校の信用問題に関わると必要以上に構えてしまう高校生もいるのです。

推薦を受けること自体は問題がなくても、実際に比較や検討などの下地がないところに推薦されても後々トラブルになるケースがあります。

しかし、学校側が生徒側にどのような企業を目指し、どのように働くといったビジョンを提供する場が少なく、ミスマッチの影響が大きくなってしまう面もあるのです。

たとえば、高卒対象者向けの企業の合同説明会などは増える傾向があります。

採用支援のための活動も増えていて、高校の希望にあわせて複数企業の人事担当者に出向いてもらって説明会を行うケースや、積極的なインターンシップの推進など、高校生が仕事に触れる場も増えています。

しかし、何故そういった施策が必要になるのか、ミスマッチが起こるかといった情報の共有が当の高校生に行われなければ機能不全が起こる可能性もあるのです。

就職活動は自己責任という意識が残っているからこそ、社会的な損失を防ぐためにどのようなサポートを周囲が行うかも大切になってるのがポイントです。

そして、それを高校教育だけでまかなうのは難しく、就職に関する意識の高い人とそうでない人の差が顕著になる理由となりやすいといった課題もあります。

18歳は大人か?子供か?

大切になるのが、高校生はまだ子供の部分が残っているということです。

大人のように新聞を読んだり、ニュースメディアを積極的に見るという習慣があるケースは稀です。

就職活動をきっかけに触れるようになるケースもありますが、ニュースに触れたばかりで就職活動の大切さを知ることは難しいというのもポイントです。

高校生がアクセスしやすい場所に働くということがどういうことなのか、収入や就職に関わる情報を流すのは非常に困難になります。

人を集めたい企業や人事担当者は空振りになる可能性があっても高校に出向いて認識をあわせるための授業を行うなど、工夫が必要な時代になっているのです。

実際に都道府県や地元商工会などが主導して説明会を開くようなケースも誕生しているからこそ、人事・採用担当者はそういった取り組みに参加して高校生に自分たちの企業を認識して貰うといったことが大切になります。

広報担当者などがいれば連動して動くなど、採用に対する工夫も大切になるのです。

別な見方をすれば、高校生は現状を把握し、推薦以外の手段も視野に就職活動を行った方が就職が有利になります。

求人倍率が2.5倍を超える状況であれば、人手を確保できない企業の方が多くなります。

売り手市場を意識し、自分から動いた方がプラスの影響がでる場合があるからです。積極的に活動をすれば企業に対する知識や働くために必要な情報も蓄積されやすくなります。

卒業したら縁が切れる場合もあるからこそ、高校に縛られない方が自分の人生にプラスになることも十分にありえます。

就職は自分の一生を左右するかもしれない重大な出来事です。

高校の体面などを意識するよりも、自分の人生の主役は自分であるという意識が大切です。

学校を自分の信用の担保として利用

推薦が原則併願不可であっても、推薦を受けながら自分で就職先を別に探すこともできます。推薦は原則自体が不可というのは学校や企業の都合でもあります。

自分にも権利があることを踏まえ、賢く立ち回った方がプラスになることもあるのです。

推薦は地元企業で受け、自力の就職は地域をまたいで行うなど住みわけをする方法もあります。

学校を自分の信用の担保として利用するなど、工夫をした方が就職が有利になるのがポイントです。

制度の変更や改革といったニュースがあることは重要で、自分が置かれている就職や転職の環境を知ることは大切になります。

それは人事担当者も同様ですが、当事者はその環境下で何ができるかを考えて対策を打つことが重要になります。

制度の理解を深めることで抜け穴が見つかることや、有利に立ち回るヒントが得られる場合もあるからです。ニュースの背景を含めて理解し、いかに自分に役立てるかを考えるのが現場の目線になります。

企業であれば積極的に高校生に自社のアピールをするだけでなく、併願歓迎などとアピールして人目を集めるなど工夫が可能な部分です。

併願をしていることを素直に告げる就職希望者が珍しくなくなっているのもポイントで、社交辞令や慣習ではなく実益を優先するような動きにつなげた方がプラスになる面もあるからです。

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター