個性というブランドを構築し社会にアピールするシステム|キャリアニュース

個性というブランドを構築し社会にアピールするシステム

「美大でメシが食えない」を変えたいという教授の取り組みを取りあげた記事ですが、実は美大生以外にも応用ができるポイントが多数あります。

これから美大生を目指す人の参考情報になるほか、就職や転職に置き換えて利用できる情報も多いのです。

大学教授が先頭に立って結果を出したというだけで、個人や組織で真似ができることも多く、置き換えながら結果に繋げることでプラスにできる学びが多い記事になっているのです。

「美大でメシが食えない」を変えたい京都造形芸術大教授~学生の作品販売でキャリア支援

美術系大学や学科と言えば、「卒業してもメシが食えるのか?いや、食えないだろう」とのイメージが強くあります。

そして私立大学であれば、当然ながら学費は文系学部に比べれば高め。

しかも、学費以外にも実習費用に材料費などもかかります。

要するに、費用(学費・材料費など)対効果(就職)という点ではコストパフォーマンスが相当低い、と言わざるを得ません。

就職については「フリーランス志向の学生が多いから、卒業生ベースの就職は悪くて当然」「一般企業への就職は意外と多い」と美術系大学関係者は主張するでしょう。

実際にその通りで、彫刻関連の学科だと自動車メーカー(新車デザインの際に彫刻技術が必要)、絵画関連の学科だとIT企業(スマホアプリのデザインやキャラクター開発など)で、それぞれ評価されての就職者がいます。
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個人・個性というブランドを構築していく

実際に美大生を食えるような状態にしていく仕組みとしては、絵を売れる機会を積極的に増やすこと、個人のブランドを構築していくこと、それをバックアップする体勢があることが重要です。

学生であれば企業に売り込みながら実際の現場に飛び込めるインターンへの参加、学業で課外活動で優秀な成績を残すこと、推薦などの他人からの紹介で信頼性を増すことなど、置き換えが可能なのです。

実際に数字がでているモデルを分析し、置き換える能力が高い人間はそれだけビジネスでも能力を発揮できます。

一見関係ないように思える他分野の成功モデルを真似ることで実際に結果を出す人間がいることに理解が必要です。

就職活動をする上でインターンシップが有効なのは明らかで、そのまま就職の糸口になることもあります。

大切なのは実際の現場の情報に触れられることです。インターンとして活動することで自分の働きたい職場環境や、職種への理解を深めていく人もいます。

経験を積めば判断材料が増えるため、インターンをしっかりと利用することも大切なのです。もちろん、アルバイトやパートなどで学べることもありますが、インターンで触れられる情報とは違いがあることにも理解が必要です。

実際に就職先、転職先の企業のサービスや製品に触れてから企業を選ぶ人材が多いのもポイントになります。

知って共感できない企業であれば長く働き続けることができない可能性や、ミスマッチが生じる可能性が高くなるためです。

学業で優秀な成績を残すこと、皆勤賞をとったことなども自分というブランドに影響を与えます。学業以外にも部活やサークルで何かしらの成果を上げていれば付加価値をつけることができます。

自己PRなどにも使いやすいほか、自分の個性やスキルを売り込むポイントにもなっているのです。

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作品や実績を作った経験があるのは大きなアドバンテージ

学生のうちに芸術作品などを作る、プログラミングでアプリを作るなど実績を充実させる人もいます。人に言われなくても取り組み、作品を作った経験があるのは大きなアドバンテージです。

ボランティアなどの活動も付加価値の一つで、積極的に利用するのも方法です。

ただし、何故ボランティアをしたのか、ボランティアを通して何を学んだかまでセットにしないとアピールポイントとして弱くなる場合もあるため注意が必要です。

ブランドは学業や作品作りにとどまらなくなっています。たとえばSNSの活用です。

情報の発信がうまい人材が求められる

学生の頃からさまざまな人と交流してフォロワーを獲得する人材は珍しくなくなっていて、情報の発信がうまい人材が求められることも増えているのです。

更に重要になるのが、積極的にSNSのアカウント情報を提示できることが人材としてのリスク評価にも繋がることです。企業は炎上リスクを嫌うのが一般的で、就職希望者の日ごろの言動なども気にする傾向があります。

SNSの普段の言動から読み取れる情報は多く、安心してみることができるアカウントがあればそれだけ信頼度が増します。

普段から愚痴や不満だらけのアカウント情報を開示する人はほとんどいませんが、積極的に開示できることが印象面でプラスになることもあるのです。

就職活動に使う情報収集アカウントを作り、どのような勉強や情報発信をしているのかを提示してアピールするなど工夫も可能になっています。

これは就職だけでなく、転職でも活用できるスキルになります。

就職活動時に推薦を受けられるかは重要で、OBやOGの力添えが役に立つ場合もあります。人脈や他人の信用を借りて就職を有利に進めるのは一般的になっています。

また、SNSやフォーラム参加などからコネ作りに成功する人もいます。

SNSやフォーラムを経由して志望する企業の関係者と直接繋がれることもあるからです。話が盛り上がって直接スカウトに結びつく可能性もあり、SNSを経由した採用を強化している企業も存在します。

採用の手段が多様化することによって新卒の一括採用自体が常識ではなくなっているのもポイントで、どんなところにチャンスがあるのか知ること、やりたいことがある場合は前線に踏み込んで情報を収集することが大切になっているのです。

ベンチャー企業やIT企業は経営者との距離が近いことも珍しくないため、話題が盛り上がれば就活にもプラスになることがあります。

経営者の考え方が社風に影響を与える場合もあるため、インターンと同じくSNS上の情報収集なども可能であれば積極的に調べてみるのも方法です。

面接などでも印象に残った言葉や志望動機として経営者からの影響は使いやすいため、軽く調べられるかどうかでも違いが出ます。

まったく調べない人がいることも知った上で、工夫として提示することも大切なのです。

こちらも就職活動、転職活動を問わずに利用できるテクニックになります。

理解が進めばニュースから情報を読み取り、置き換えるだけでアプローチが広がるのも実感できるはずです。

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。