「#令和の就活ヘアをもっと自由に」令和初の内定式|キャリアニュース

「#令和の就活ヘアをもっと自由に」令和初の内定式

令和という新しい時代に、就活の新しいスタイルが確立されようとしています。

「#令和の就活ヘアをもっと自由に」とあるように、やはり今までの就活と言えば、量産型の一目で就活をしている学生だということが分かるスタイルでした。黒髪で、女性は一つにまとめ、男性は短髪。今の現代社会の自由な風潮にそぐわないまま、何も疑うこともなくこのスタイルが確立されています。

パンテーン、「令和の就活ヘアをもっと自由に」広告キャンペーンを展開 令和初の内定式に向け

「#令和の就活ヘアをもっと自由に」は、画一的な就活ヘアをテーマに、就活生の1人1人が“個性が尊重される就職活動”を行えることを願って7月25日に始動したプロジェクト。

「髪から始まるもっと自由な就職活動」「内定者が自分らしい髪で内定式に出席すること」に賛同する企業を募ったところ、約1カ月弱で139社の企業から賛同表明が寄せられ、9月17日にはその一部の若手社員を広告モデルに起用した新聞広告を展開するなどして、SNSでも反応が寄せられました。
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清潔で健康的な髪型、そして個性的で自由な髪型

ヘアケアブランドの「パンテーン」からこの古いしきたりを一新するプロジェクトが提案されたことで、今日本の就活スタイルが変わろうとしています。
そもそも、なぜ皆似たり寄ったりの髪型が良しとされているのでしょうか。

人は見た目の第一印象は6秒で決まると言われています。就活のマナーとして、清潔さや健康的かがまず重視されます。

それはもちろん大事なことです。初めて会う相手ですし、企業として常識的な考えを持っている良い人材を選びたいと思っているはずです。

ですが、その清潔で健康的な髪型というものが日本では一つのパターンしか今現在確立されていないのです。

欧米などの国に比べて、アジアに属する日本は、生まれつき黒やこげ茶などの髪色を持つ人が多いですよね。

やはり、多種多様の人種が身近にいる欧米と比べて、周りと違うことに対して敏感になっている人が多いのが事実です。

人と違うことをすると面接で落とされるかもしれない、内定取り消しになるかもしれない、と思ってしまうのも仕方がないことです。

しかし、このキャンペーンに賛同する企業が募集して約1ヵ月弱で139社もあった、ということが新たな時代へのスタートが切れる兆しではないでしょうか。

このニュースの賛同企業のコメントでは、企業の多くが「個性」の尊重・重視という点でこのキャンペーンに賛同したと言っています。

今までのしきたりに黙って従うのではなく、自分で考え、行動することが出来る人材を求めているのです。新しい展開を引き起こすためには、新しい時代に生きている人が必要だということです。

では、この「個性」とは何でしょうか。このことを考えるのは結構難しいことです。人と同じお手本に沿っていた方が楽です。

今までは、就活の面接で何を話すかさえ考えておけば見た目について考える必要はなかったのです。どの就活本でも、見た目についてのパターンは一つだけですよね。

書いてあることは同じです。アピールするのが好きな人は、見た目という武器も絡めて、自分個性を最大限に生かせるチャンスになります。

ですが、アピールするのが苦手な人、黒髪や地味な恰好が好きな人、そんな「個性」を持っている人がこの新しい波をどう乗り切っていくかも今後の新しい課題となりそうです。

また、別の角度で考えてみるとこの「自由な就活ヘア」はどれだけ常識を含んでいるのでしょうか。

「自由な就活ヘア」はどれだけ常識を含んでいるか?

例えば、食品を扱う企業の人が長髪で顔に髪をまとわりつかせたままだったら品質を疑ってしまいます。これは極端な例だとは思いますが、最低限のTPOも必要です。

このTPOは人によって価値観が違うこともあるので一概には言えませんが、ただ「個性」だからと言ってすべてが許されるものではないということを履き違えないようにしないといけません。

さらに、自分の企業だけの個性の自由さが取引先の企業では受け付けられないかもしれません。

このキャンペーンはまだ始まったばかりで、世の中に浸透するにはまだまだ時間がかかります。企業に入社することがゴールではなく、スタートです。

もしかしたら、人事担当になるかもしれませんし、次年度の面接者や内定者と話す機会もあるかもしれません。

すぐにとは言えませんが、次の世代の人々が当たり前に個性を出せるために社会的にも貢献していく人が必要だと思います。

就活をする時に、誰しも自分がどんな人間なのかを見つめなおす瞬間があります。それで悩む人も大勢います。自分の長所と短所、強みなど考えながら生きていた人は少ないからです。

今後の人生に対しての不安を初めて抱える人もいると思います。就活している人の顔が暗くなってしまうのは、そんな壁にぶつかっているからかもしれません。

そんな時に、少しでも見た目から明るくなれる要素があってもいいと思います。

髪型は、性別や年齢関係なく自分の好きにできるところです。美容室で「こうしたい」と希望を言ったり、整髪剤を使って好きなスタイルにします。それが、まず一つの「個性」です。そのちょっとした楽しみまで我慢して就活をしなければならない社会に疑問を感じてしまいました。

今の時代、SNSが発達し、今まで以上に個人の声が多くの人の目に留まるようになりました。このキャンペーンも新聞広告やテレビCMだけではなく、WEBコンテンツも駆使して行われています。

今までの常識を変えるのは簡単なことではないですが、可能性としては非常に高くなっています。このキャンペーンを機に、ロボットのような就活からもっと自由で楽しく、未来に希望が持てるような就活になっていけたら良いですね。

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この記事のライター

  • 亀井 徹
  • 男性・41歳
  • 社会課題研究家

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。