優秀な人材が定着しないのは企業体質に大きな問題がある|キャリアニュース

人手不足で倒産という勝利者のいない不幸

人手不足が大きな社会問題になっています。特に中小企業の人手不足倒産は深刻で、2018年上半期における件数は3年連続で前年同期を上回っているそうです。

厚生労働省の推計によると、2015年の7728万人から2065年に4529万人まで落ち込むとされています。1年刻みで見ると毎年64万人ずつ減っていく計算になります。大企業だから大丈夫ということは言えません。
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増える人手不足倒産…「社員を軽視している会社」の断末魔

中小企業の人手不足が深刻化しています。2018年上半期における「人手不足倒産」の件数は3年連続で前年同期を上回り、2013年1月の調査開始以降の半期ベースでも最多を記録しました。

中小企業が生き残るためには、まずは冷静に問題点を分析することが求められます。

そこで本記事では、菓子卸・流通業でナンバーワンの利益率、在庫回転率、返品率の低さを実現した株式会社吉寿屋の神吉武司氏が、中小企業の問題点について解説します。
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優秀な人材が定着しないのは企業体質に大きな問題がある

では人材不足はどのような問題点があるのでしょうか。具体的な問題点が掲げられています。

①優秀な人材が来ない。

大企業のブランド力や人材確保の資金に比べると、やはり中小企業は十分な受け入れ態勢がとれず人材確保が厳しい現状のようです。

②社員が定着しない


職場の環境や人間関係、そして労働条件がより良い場所を望み転職や職種変え等を考えるのは当然のことです。

③ノウハウが途切れてしまう。

これは世代交代の大きな問題ですね。人材不足の為、次世代を支える若手の人が少なく、一人にのしかかる仕事量は増すばかり。

その為過労による肉体面に精神面共に悲鳴を上げ仕事が続けられなくなりせっかくの働き手が辞めていく。

すると更なる過剰労働へ加速するという負のスパイラルを生む結果となり、長年の経験や作業方法などを培った人材から若手に伝える環境が育たないで、貴重な日本の技術を失う大きな損失を生む結果になります。

④優秀な人の採用ができない。

中小企業は大手企業の様な人材誘致の為に費やす資金や時間そして何よりも人事担当者を投資するだけの余力が無くとても厳しい状況です。

⑤人件費の増加

特に運送業や建築業は人件費を払っても、就労者の確保が厳しいそうです。いま首都圏は2020年東京オリンピックに向け、関係施設やホテル等の建設ラッシュという機運が高まっているタイミングにもかかわらず、相反して人手不足が要因となり、最悪建築事業を取りやめなければならないという事態にもなっています。

⑥社員を軽視する会社

生活の中で就労は大きな時間を費やしています。少しでも環境の整った職場で働きたいという希望は誰もが当然抱くことでしょう。

しかし現実は冷暖房設備もままならない過酷な環境での就労を強いられる職場はあります。このような環境は精神的肉体的に大きなストレスを抱える要素です。

そういった環境を労働者に課せていながら、全く改善を考えようとしない会社には、当然人材は集まるわけがありません。

労働者環境が悪いのに全く改善を考えようとしない会社には人材は集まらない

色々な問題点を生み出すことはわかりましたが、それでは人手不足の解消につながることはなにかあるのでしょうか。まだはっきりとした将来は見えていませんが一つの突破口につながるであろうAIの導入が近年研究開発されています。

確かに人と違ってAIは人間にとっては過酷な環境でも効率良く、夜間や休日等にも関係なく生産性を落とさずに決まったことを淡々とこなせるメリットは十分にあると想像はつきます。

しかしAIの利便性が、ある日映画のように人の仕事場をどんどん侵略して人が働ける場所まで奪っていくような未来がくるかもしれないと言う脅威を秘めているように感じるのは、私だけでしょうか。

AIが充満するとたぶん人の就労場所は着実に少なくなってくるでしょう。会社の数もこの先合併や吸収などをして減少していくことは必至でしょう。

少ない人出で仕事が稼働するようになれば、人手不足は解消してくる可能性は大きくなりますが、極端な話かもしれませんが、今度は働きたくても求人場所が減れば失業問題になりかねません。取り越し苦労で終わりたいものです。

さまざまな問題の中で、自分が求める就職、求人、転職をするにはどうしたら良いのか、多くの人が知恵を出し日々努力をして研鑽していることでしょう。ここで一つ提案したいことは、いかに自分自身に付加価値をつけるかということです。

たとえば、あなたが観光業界やホテル業の仕事に就きたいとします。さてあなたはどのような準備をしますか。

政府は観光大国にっぽんを目指し、外国人旅行者をどんどん受け入れています。毎年増加傾向にあり、国内特に地方の観光産業への集客力と経済効果は大きいですね。

つい最近政治関係の影響が引き金となり観光業にも大きな影響がでたばかりです。今や観光地の小売業店で働く高齢者の方も、商売に必要な外国語を話す程です。やはり日本語しか通じないお店よりも外国人の利用があるようです。

この様なことから、もし観光業やホテル業の仕事に興味があるとしたら、当然ながら外国語ができない人よりも、英語で日常会話ができることはあなたに付加価値がつきます。

あなたの働く転職場所が中国人が多く常時宿泊するホテルであれば、中国語が話せれば更に付加価値がつきますね。接客の勉強をして知識があることや実際に一流ホテルや旅館で働いた経験がある等、企業側にとって自分を採用することは、他の人と比べてより良い人材を勝ち取ることとなり、会社にとっては有益になることだというアピールにつながります。

この様に自身の付加価値を上げることは、必ず自分自身が望む就労を勝ち取る要素になることでしょう。

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