キラキラ系販売・サービスの接客スキル高い人でも転職は|キャリアニュース

キラキラ系販売・サービスの接客スキル高い人でも転職は

いつの時代でもアパレルやウエディングなど華やかな接客業は女性に人気です。

しかし一度その職についても、接客系の業務は体力や長時間労働が必要になることもあり、離職率が高い傾向にあります。

また磨き上げた接客スキルが意外と次のキャリアにつながりづらく、異業種への転職に苦しむ女性も少なくないそうです。

そこには個人の資質にとどまらない「キャリアパスの断絶」という普遍的な問題があるようです。

業界の構造的なキャリアの断絶問題を解き明かすとともに、異業種への転職へ向けてどのような観点が大切か、どうすれば転職の可能性が広がるのかについてまとめられています。

アパレル、ウエディング……「キラキラ系業界の接客女子」が転職に行き詰るワナとは

アパレルの販売職、ウエディング、小売りの化粧品売り場にいる美容部員といった「接客系」の仕事は、女性のなりたい職業として一定の人気を得ている分野だ。これらの業界の持つ華やかかつ身近なイメージが、今も昔も若者を引き付けやすいと言える。

ただ、こうした接客系の業務は体力や長時間労働が必要になりがちなことなどもあり、離職率も比較的高めの傾向にある。ただ、磨き上げた接客スキルが意外と次のキャリアにつながりづらく、異業種への転職に苦しむ女性も少なくない。人材業界ではこうしたハードルを指した「エプロンからネクタイ」という言葉まであるという。

そこには個人の資質にとどまらない「キャリアパスの断絶」という普遍的な問題があるようだ。“キラキラ系接客女子”の転職の行方を追った。
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アパレル業界で活躍しているのに後のキャリア形成に壁

記事の例ではウェディング業界に勤めている人が、事務などの他業種への転職を検討したが事務経験がなかったために諦めた経験が語られています。

接客業の業務は店舗の売上管理など幅が広いのに、転職活動時は『接客しかしてこなかった人』と、ざっくり見られてしまっていると感じたそうです。

「事務職の募集要項には『実務経験〇年以上』という内容がほとんどで、未経験者は経験者にかなわない。自分をどう売り込むか難しかった」との経験談です。

私の友人でも、アパレル・販売業でキャリアを積んでいる友人がいます。

その友人はアルバイト時代からアパレル業界に携わり、正規社員として働き出してからもアルバイト時代の経験を買われ、2〜3年で副店長という役までになりました。

私が社会人3年目だった時は、まだまだ若手として先輩から指導教育を受けていたのに、友人はアルバイト・パートの取りまとめ、今期の販売方針や売上管理なども担当していました。

このように若手からアパレル業界で活躍している友人を尊敬しています。

この友人がその後のキャリア形成に壁を感じてしまうということは悲しいことだと思います。

記事では、販売・サービス業で仕事で接客スキルをひたすら磨いた人の、異業種への転身について、その人の『スキルを細かく“棚卸し”することで次の転職につなげることも可能だ』と書かれています。

例えば、アパレルではECサイトの発達で実店舗が縮小傾向にあり、そこの販売スタッフには単にモノを売る以上の、「店に立ち寄った人の気分に合わせて買ってもらえそうな服を提案する」、いわば営業的な技術が求められてきている、こうした経験やスキルが、異業種への転職活動で生きてくる可能性があるということです。

記事では営業的な技術の話がありましたが、それ以外に事務への転職にも生きてくる経験があると思います。

接客型サービスの企画・プランニングに接客スキルが活かせる場合も

私は現在保険の事務企画を担当しています。

新しい商品を開発するにあたり、加入基準や解約などの手続きに関する事務構築を考えます。

また契約者向けの通知物のレイアウト検討や、説明書類の内容も考えます。そこで必要となる知識はもちろん保険の商品知識や、法務的な内容が必要になります。

しかし、一番大切なのはどうすれば契約者にわかりやすく伝わるか、ということです。

加入者の多くが女性、また高齢者も多いので、そういった方にどのような案内を行うのか、付加価値を提供できるのかという観点が必須です。

新人時代から保険の知識に染まってしまうと、決まった範囲内でしか企画を考えられなくなることも多い気がします。

その中で、人とコミュニケーションを取ってきた人、接客業などを経験してきた方の視点や発想は必要になると思います。

これからの時代は契約者に向けて全員へ画一的なサービスを提供するのではなくて、個々に合わせたサービスを提供する必要が出てくるからです。そこで活躍できるのは、実際に顧客と接点のあった業務を担当してきた人。

例えばコールセンターなど顧客とのやりとりの経験も活かして、書面の表記がわかりにくいという苦情があるとか、高齢者には電話で安心してもらうのがいいけれど、若年層には混み合うコールセンターではなく、すぐに反応があるラインチャットが有効といった意見は非常に重要なものになってきます。

直接最終顧客と対応している人は、細かい配慮が必要になることを体験として知っていると思うのです。これは事務ばかりをやってきた人と異なり大きく有利な点です。

また販売・サービスでそれなりの経験を積んで来た人は、アルバイトやパートなどの取りまとめや、教育も行ってきたはずです。

その能力はどの業界においても役立つでしょう。再び私の会社の話で恐縮ですが、保険の加入や支払の細かい事務は、パートさんが行っていることがほとんどです。

そしてパートさんを取りまとめているのが正社員の役割でもあります。

つまり、女性が多いとされる販売・サービスでの業務は事務職と言われる仕事でも役に立つのです。

正社員の事務職とは、ただただ事務を行うという意識で転職活動するのではなく、事務を覚えたらその上で働く人のマネジメントを行う、教育していきたいという旨をあわせてアピールすれば転職においても好印象になるでしょう。

この記事のライター

  • さとこ
  • 女性・28歳
  • 保険事務

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。