学歴を揶揄するのは差別的発言か?学歴差別とは?|キャリアニュース

学歴を揶揄するのは差別的発言か?学歴差別とは?

「就職難」を脱したと言われる近年で、今インターネットの口コミや就職活動サイトにて多く見られる書き込みが「学歴のことで露骨に嫌味を言われる・遠回しにバカにした発言をされた」というケースが増えていることであります。

そんな中で今国士館大学に通う学生に対して、明らかな差別発言にさまざまな議論が博しています。

他の学生に対してはフレンドリーに対応していた面接官が、その学生さんに対してだけ質問のたびに「よくそんな学歴でウチに応募しようと思ったね」と何度も口にしてきたそうです。これは差別として訴えることはできないのでしょうか、というのが現在議論になっています。

「よくそんな学歴で応募しようと思ったね」就活生への露骨な差別発言、法的問題は?

「その程度の学歴で…」。就職活動の面接で学歴に対する差別発言をされ、傷ついている学生も少なくないようだ。

インターネットのQ&Aサイトにも、今年7月、「面接で、学歴のことで露骨に嫌味を言われたり、遠回しに馬鹿にされたりして、落ちることが多いです」という投稿が寄せられている。

投稿者によると、あるメーカーのグループ面接では、MARCHなどの学生と、国士舘大学に通う投稿者とで、面接官の態度があからさまに違ったのだという。

「私以外の学生に対しては、フレンドリーで、大学生活について興味津々に聞いていました。しかし、私に対しては質問もほとんどなく、『よくそんな学歴でウチに応募しようと思ったね』というようなことまで言われました」と投稿者はいう。
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学歴を揶揄するのは差別的発言か?面接官の人格も問われる

しかし、実際専門家によると企業には「採用の自由」というものがあり、学歴によって「採用」か「不採用」かを判断することはその企業に一任されており、生まれ持っての「性別」や「年齢」などのによる差別ではない限り、法的に違反行為に当てはまることはないとの回答でした。

ならば、この学生は泣き寝入りしなければならないのでしょうか。

この場合、面接が「個人面接」ではなく「集団面接」だったことが鍵になるようです。他の学生に対して同じような対応だったならともかく、今回のケースの場合被害にあった投稿者である国士舘大学の学生の身であり、この学生は他の応募者もいる前で学歴による差別を受けています。

これは、面接会場であって公然の場ではないため「名誉棄損行為」として訴えることは難しくても、この学生1人を狙って差別的に行われたことであるので「人権侵害」として訴えることは可能だそうです。

今回のポイントは、このような事例が多く存在するにも関わらず何の対処も行われていない現状にあります。

今回のケースは表立って問題になったものの、面接を受けて同じような目にあっても就職活動中であり目立った動きをすれば、今後の就職活動に支障をきたしてしまうのではないかと、泣き寝入りしてしまうケースが多いためでしょう。

また、そのような差別を受けたあと、他の企業に受かった場合でも同じように体験したことを口にすれば自身にも今の仕事を失うような、何らかの影響を受けるのではないかと恐れ、公にしない人も少なくはないのではないでしょうか。

そのような社会的に弱い立場にある人間に対する執拗な「差別」は同じ学生としても、これから就職活動をする立場としても無視することはできない事案だと思います。

しかし、就職活動に置いて、さまざまなことが見直されていき、学歴よりも個々の持つスキルが問われるようになっている業種も多い中なぜこのような「学歴差別」が起きるのでしょうか。

実際「学歴差別」はこのようなケースだけではなく、応募時からそれは起こっているようです。

その中でも実際に多くの学生が感じているのは有名大学の学生の場合、複数の日程が組まれることが多くても、有名大学以外では申込すらすることが出来ないなんてケースは珍しくはないようです。

その理由として考えられるのは、企業が高学歴の学生を選ぶことに安心感があるからだと思われます。

大学の壁は自己の能力で突破するしかない。長期的視野で見よう。

大学を受ける段階で、ふるいに掛けられ優秀な学生が集まる有名大学だと最低限の知識はもちろん、能力値てきにも優れた人間が多く、優秀な人材が得られるというのが主な理由でしょう。

また大学にも信頼があり、自身と同じ大学の学生ともなれば優先的に採用するというひとも少なからずいるのではないでしょうか。

つまりは企業側からすれば難関大学へ入学し卒業した時点でその子供は様々な競争に勝ちにいてきた学生であり、その時点で勝負はついているということなのでしょう。

結局このような問題を気を付けるにしても、面接を受けてみなければその企業がこのような差別的な企業かどうかは実際に面接を受けるまでは判断がつけられません。

そして、この問題解決に関してですが「逆学歴差別」など、今まだで問題視してきた「学歴差別」とは全く逆で高学歴の人間は扱いにくいから嫌がる企業であったり、自身の学歴よりも高い人間は鼻につくという気持ちから落とされてしまうといった学生もいるようですので、完全になくすということは学歴を一切見ずにその人自身の能力だけで採用することが前提になってきます。

しかし、このような差別を受けてきた就職活動者が守られていない現状では、それらが改善されていくことも難しいでしょう。

ここまではニュース記事に対する実態について述べてきましたが、実際受けてみないと分からないというのは良い企業に巡り合えるかもしれないという可能性も同様に受けてみないとわかりません。

学歴で不利に立たされてしまったことで、諦めずに根気よく自分に合った企業を見つけていくために必要なものはなんでしょうか。

学歴に不安がある人は特に、「このようなことがある」ということを認識の元、しっかりと企業を見極めながら就職活動に臨んでいかなければなりません。

ひとつの企業でそのような対応だからといって、今後の企業がそうであると決めつけるのではなく、その経験を「教訓」のひとつとして、企業決めに生かしていく必要があります。

この記事のライター

  • hitorigoto
  • 女性・26歳
  • 学生

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。