「いい人が集まらない」のではなく努力の方向を間違っている|キャリアニュース

「いい人が集まらない」のではなく努力の方向を間違っている

「ベンチャーは良い人材が採用できない」
「日系や外資の大企業は採用ブランディングがあるから。。。」
といった声は採用市場に多くよく耳にします。

しかし、新卒学生の採用において、実は大企業であるかベンチャーであるか、中小であるかの会社規模はそう学生サイドの認知度や採用可能性には大きく影響はしません。

「いい人が集まらない」と嘆く会社のダメ共通点 採用がうまくいかない会社の3つの理由

世の中には、2種類の会社があります。それは、採用がうまくいっている会社とうまくいっていない会社です。採用がうまくいっている会社はいい人材が集まり、新しいことにチャレンジできるので、業績を伸ばし続けています。一方で、採用がうまくいっていない会社は、新しいことにチャレンジできず、現状維持が精いっぱいとなり、外部環境の急激な変化に対応できずにいます。

採用コンサルタントとして多くの中小企業の支援をする酒井利昌氏は、「いい採用ができない会社に共通する3つの理由がある」と言います。
続きはー「いい人が集まらない」と嘆く会社のダメ共通点 採用がうまくいかない会社の3つの理由|東洋経済

では、「いい人が集まらない」といった現象はなぜ生じるのでしょうか。記事によると、その根本原因は採用しようと思う企業サイドにあります。採用がうまくいかない理由は大きく分けて3つあります。

いい人が集まらない理由

  1. 採用を片手間でやっている
  2. 採用がうまくいかない要因を「他責」にしている
  3. 採用のマーケットのリサーチ不足

要は企業サイトの思考マインドであったり、組織システムの問題なのです。では、ひとつひとつ見ていきましょう。

採用を片手間でやっている

私自身、日々中小企業の採用コンサルタントをやっていますが、中小企業様の中でも採用にしっかりと時間をかけ、採用責任者や担当者を置かれて日々の業務の片手間ではなく採用に本腰をいれているクライアント様はみな一様に採用市場一般でいう「優秀な学生」の採用に成功し、業績を伸ばしています。

ある会社様のケースですと、もともとは新卒入社後まもなくの若手チームを採用チームと兼任させ、日々の慣れない営業業務の片手間に、残業時間を費やして新卒学生のインターンシップや説明会の設計、採用面談を行っているケースがありました。

実際に採用チームを兼任している若手の方にお話しを聞いてみると、「ついこの前まで学生だったので学生感覚があるから、採用に適任だおろう」という背景は理解できるが、業務量が膨大で採用に本腰を入れられない。

学生のグリップにまで気が回らず、よい採用ができているといった実感がわかない。といった状況に陥っていました。

このケースが提示しているように、学生の「採用」に関しては業務の片手間でできるものではなく、少なくとも「採用チーム」は専門でおくべきだともいます。

採用がうまくいかない要因を他責にしてしまっているマインドセット

これも一般に採用がうまくいっていない会社によくみられるケースです。「うちは中小企業だから学生からどうせ魅力的に見えない」「学生はブランドのあって、安定していいそうな大手企業にいくもの」といった固定概念によって、最初から採用をあきらめてしまっているのです。

しかし、中小企業の中でも採用のうまくいっている会社はあります。

現在では、「終身雇用制度の崩壊」や「2025年問題」など、学生からみて「大企業=安定」といった言説はそもそも疑問符がつくものなのです。

そして、採用市場において「優秀」とされる学生ほど、そのような柔軟な思考を持っている傾向にあります。

採用の巧拙を他責にすることで、そのような機会損失を生んでしまっているのです。

人材・採用のマーケットについてよく知らない

「採用がうまくいかない会社」によくみられる要因の三点目である「マーケットについてよく知らない」について。

先ほども述べたように学生サイドからみて「大手企業=安定」といった言説はもはや成り立たなくなっているのが現状です。

一般に採用がうまくいっているとされる会社様は、頻繁に、そして積極的に学生に会って直接学生の意見を聞いています。

そして、そこから戦略を練り、学生グリップのノウハウを会得し、最終的に採用へといたっています。

「人を採る」のは簡単なことではありません。人間は目の前に数多くの選択肢が提示された途端、なにかにすがりたくなるものです。

学生の目線に立ってみると、「就職活動をする中でたくさんの企業にあうが、結局自分がなにをしたいのか、どうなりたいのか、どの会社に入ればよいのかわからない」という意見をよく耳にします。

キャリア選択、就職活動において唯一無二の「正解」はありません。

学生の就職活動にかんして、学生にたいして言えることはどの会社に入る「べき」という唯一無二の外部要因にしたがった「正解」を求めるべきでないとおもいます。

自身のキャリア選択においてあるのは、「自分自身のスタイル」です。

そして、採用に従事される企業様には、「学生の背中を押してあげる、人生の先輩としてその知見を惜しみなく提示する、親身に寄り添う」ことを意識すべきです。

そして、学生と対等に向き合うことを徹底的に意識すべきであると思います。

採用市場にあふれている「学生」ひとりひとりに、それぞれの人生があります。それは、採用市場にいる企業様(=採用サイド)も同じです。ひとと人のつながりこそが「採用」なのです。そのような採用を片手間でやってよいはずがありません。

そして、何も調べずに、受け身な姿勢で、他に原因をなすりつけるような姿勢でもよいはずがありません。

日々、企業様の採用に携わる身として、学生にとっても、企業にとってもよりよい「就活システム」となることを願っております。

この記事のライター

  • あおさん
  • 女性・23歳
  • 人材紹介会社勤務

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。