内定辞退率「リクナビ予想」販売問題について|キャリアニュース

内定辞退率「リクナビ予想」販売問題について

大手就活サイトのリクナビが提供している「リクナビ予想」は一度内定が決まっている人の内定辞退率を予想できるもので、内定者への通知や承諾をしないで内定辞退を予想して大手企業に販売していたことが大きな問題となっています。

記事にはその「リクナビ予想」を大手自動車メーカーの「トヨタ自動車」と「ホンダ」が購入していたことが書かれており、日本を代表する企業も内定辞退に関してはかなり敏感になっていることが分かります。

リクナビ予測、トヨタとホンダが購入 合否への活用否定

 リクルートキャリアが就活情報サイト「リクナビ」を使った就活生の内定辞退率の予測データを販売していた問題で、自動車大手のトヨタ自動車とホンダが購入していたことが分かった。ともに合否判定には使っていないとしているが、個人情報の扱いが適切だったか議論を呼びそうだ。

 トヨタは朝日新聞の取材に対し、利用目的は「辞退者を減らすため」だったとし、就活生と「実際に会って会話する中で、適性や入社意思を確認することが最も大切と考えている」と説明。個人情報の取り扱いについては「事実関係を調査のうえ、今後の対応を適切に検討する」とした。
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他の記事でもこの「リクナビ予想」の問題が書かれてあるものがあり、大手保険会社の「アフラック生命保険」や「りそなホールディングス」といった大企業などもリクナビ予想を購入していることが発覚されていて記事では問題視されています。

トヨタ自動車は朝日新聞の取材に対しては「辞退者を減らすため」と記事には書かれてあり、大手の自動車メーカーの「トヨタ自動車」であっても内定の辞退者がいるということになります。

では、なぜ大手企業であっても今の日本では内定を辞退してしまうのでしょうか?

考えられることは「家の事情」「他に内定が決まっている企業に就職する」「給与面が良くない」「他にやりたい仕事が見つかった」などの理由が挙げられます。

ただ、大手企業のトヨタ自動車やホンダなどでは給与面などの待遇は日本の中でもトップクラスの優遇であると考えられるので、給与面での不満のために内定辞退しているとはあまり考えられません。

今では「終身雇用」の時代ではないため、大手企業であっても自分のやりたい仕事でなければ給与面がいくら待遇が良くても魅力を感じないのかも知れません。

そのため、「内定辞退率」というデータは大手企業にとっては重要なものになり、どはどのような理由で内定者が辞退しているのかを喉から手が出るほど知りたがっているものと考えられます。

リクナビとしても「リクナビ予想」に対しての個人情報の取り扱いなどは議論があるところで、2019年8月5日には既に廃止されています。

ただ、就活者の企業の閲覧履歴や内定情報などのデータというものはリクナビには数多く存在していて、商品化しようとすればどのような形にしても販売することは可能です。

「リクナビ予想」は内定辞退者の個人情報の取り扱いが問題となり廃止されていますが、今後は他の就活データなどが商品化されていく可能性は十分考えられます。

そのため、リクナビなどの大手就活サイトでは今後は個人情報に対する管理はより一層厳しくなって行くものと思われ、新卒者や転職者といった当事者側も個人情報などの取り扱いにはより敏感になって行く必要があります。

この記事のライター

  • アトラス
  • 男性・40歳
  • 会社員

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

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