退職代行サービスはLINEで依頼するだけ-手軽さが受けている|キャリアニュース

退職代行サービスはLINEで依頼するだけ-手軽さが受けている

近年、「退職代行」というサービスが話題となってる。

ざっくりいうと、「退職の手続きを本人に代わって会社に伝える」というサービスである。

このサービスを提供するEXIT株式会社(東京都渋谷区)では、なんと多い月で約300件の依頼があるという。

注目を集める退職代行サービス、7割の人が退職時に感じる「気まずさ」「申し訳なさ」

今の時代、転職をすることは別に珍しいことではない。

とはいえ、「退職を切り出す時」は、どうしても気まずい雰囲気になってしまうものだ。

実際、ベースメントアップスの『退職についての調査』で「退職を切り出した際の心境を教えてください」という質問をしたところ、「気まずかった」-34.9%となり、次いで「申し訳なかった」-29.4%等という結果となっている。
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具体的にどのようなサービス内容かというと、「退職希望者がEXITにメールやLINEで依頼するだけで、退職希望者はそれ以降は会社と一切関わることなく退職できる」というサービスだ。

退職代行とは

退職代行とは退職希望者に変わって、退職の意思を会社側に伝え以後の手続きを全て代行するサービスである。退職希望者はメールやLINEで依頼するだけでサービスを依頼可能で、退職希望者はそれ以降、会社と一切関わることなく退職できる。

近年増えている慰留ハラスメントに負担を感じ、手軽な退職代行に価値観を見出す若者が多いという。

気になるその費用は3〜5万円だそう。主な利用者は20代の方で、いかにも現代らしいサービスだと感じた。

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そもそも退職の意思をわざわざお金を払ってまで他人に依頼するようなことなのか?お世話になった方や、その会社で学んだことも少なからずあり、社会人として如何なものか…と理解に苦しむ方々(世代)も少なからずいると思う。

その背景には人付き合いや、働き方に対する価値観など、いわゆるジェネレーションギャップがあるような気がしてならない。

会社からの立場からすれば、せっかく高い費用をかけて採用活動をして獲得した人材を手放したくない。また上司からしても自身の部下マネージメントからの観点でなるべく引き止めたい。などの打算的な観点で若者たちを引き止める。

それらのプレッシャーを若者たちは敏感に感じ取り、精神的に袋小路に追い詰められた末に、このようなサービスを利用しているのかもしれない。

今の若者にとって転職や退職は当たり前の選択なのは間違いない。

とある20代に行なったアンケートでは「1社で定年まで働き続けるか?」という問いには、誰一人として考えていなかったという。まさにそれが今の若者の考え方なのである。

よって会社への忠誠心や帰属意識といったものは上の世代と比較して低く、会社とは一線をしっかり引いているのが今の若者なのだ。

今の若者たちはとにかく合理性に富んでいる。また非常に効率を意識している。

「わからなかったらネットで調べる」という選択肢がまず最優先されるため、退職する意思が芽生えたら、煩わしい人とのやりとりを省いて退職代行サービスを利用しよう、という若者世代では至極当然の選択肢をチョイスする。退職する際の会社とのやりとりなど、「時間も取られ、精神的にも苦痛を感じ、お金にもならない」とムダにしか感じないのだろう。

もちろん中には社会人としてのマナーなどは理解したうえで、それでも退職代行を利用してまで辞める人も多くいると思う。

これらはある種、現代社会が生みだした異質のサービスなのかもしれない。

この記事のライター

  • えび天忍者
  • 男性・34歳
  • 会社員

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

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