ドコモショップ、女性店員のスニーカー勤務へ切り替え|キャリアニュース

ドコモショップ、女性店員のスニーカー勤務へ切り替え

通勤時の靴について議論がされ始めたのは東北の大震災3.11以降でしょうか。

都心でも帰宅難民があふれ、ヒールや革靴で何時間もかけて歩いて帰った、帰りに靴屋によってスニーカーを買った、という人も少なくありません。

その後もスポーツ庁がスニーカー通勤を奨励した時期もありましたが、最も最近の取り組みといえば#KuToo(クートゥー)ではないでしょうか。

ドコモショップ、女性店員のヒール全廃へスニーカーに

NTTドコモは来秋、ドコモショップの男女の店員の靴をスニーカーに切り替える方針だ。女性店員のヒールのある靴は全廃する。

ヒールのある靴を履くよう職場で強いられる苦痛に異を唱える「#KuToo(クートゥー)」運動が拡大。スニーカーを採用する航空会社なども出てきた。足元の見直しが、立ち仕事の多い携帯ショップでも進む。

全国に約2300店あるドコモショップでは現在、女性の店員は原則的にヒールのある靴をはくことになっている。ヒールの高さは3・5センチと6・5センチの2種類から選ぶ。男性の店員は黒か濃い茶色の革靴と決まっている。

男女ともに来年10月をめどに、スニーカーに統一する。制服をカジュアルに改めるのにあわせる。店員の働きやすさを重視し、利用者には親しみやすい印象を与える狙いという。
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#KuToo(クートゥー)。元は、セクハラを訴えた#Me Tooが語源ですが、これがきっかけで、そこに靴と苦痛を掛けて生まれた言葉です。

多くの記事に目を通しても、賛否両論という印象でしたが、にわかに広まりつつあるようです。

主に女性がオフィスで望ましいとされる服装として、パンプスやヒールはイメージしやすい装いです。

就活中も、駅から15分歩くような場所に行こうとも、ストッキングにパンプスという格好はほぼ全員がしています。

しかし、「仕方がない」と割り切っているつもりでも、ヒールのある靴はあしに負担がかかりますし、営業などの外回りをする女性や立ち仕事の女性にとってはなおさらです。

男性の革靴もスニーカー比べればだいぶ歩きにくいと思いますが、そうした窮屈さと合わせかかとが高い分つま先に負担が集中するのがパンプスです。

さらに、ストッキングという薄手の素材を合わせる必要もあるため、靴擦れや歩きにくさによる姿勢の歪み、外反母趾など弊害はさまざまですが、それらに苦しめられた女性にとっては、ドコモの解禁は嬉しいニュースではないでしょうか。

一方、パンプス着用を義務付ける会社も少なくないのが実情です。

パンプスの辛さを理解しない男性だけでなく、女性であっても審美的にヒールの方がよいと思われる方もいます。

そこで、どんな会社であれば、#KuTooに寛容か、ひいては、女性の意見に柔軟化を見極めるポイントをご紹介します。

まずは、女性が多い会社であることです。

女性が過半数を占めるような部署や、事務などの仕事であれば、産休育休の制度も整っていることが多く、有休や半休も取りやすいでしょう。

面接の際にも、取得率や育休後の復帰率を質問することで探るのがよいでしょう。

ただし、注意していただきたい点としては業界です。

建設業界や、不動産など、その会社の部署に女性が多くても、組織的には男性が過半数を占める会社で、かつ大企業の場合、古くからある雇用条件や待遇が変わらず「男性用」のままである可能性が高いです。

もちろん、勤務先の上司と良好な関係が築けていれば、寛容に対応してくれると思いますし、以外とそこで働く男性社員も親切な方は多かったりします。

しかし、会社のルールやシステムを変えることは非常に難しく、例えば、パンプスをやめたいと訴えたとしても、「ルールだから」と問題にしてもらえない可能性があります。

また、女性の人数が圧倒的に少ない部署や、管理職に女性がいない会社なども、小さな要望さえ通りづらいことがあります。

反対に、最近できたばかりの企業や、女性の上司がいる企業は、その女性たちも自分の働きづらさを変えてきた人たちなので、期待できるでしょう。

特に、最近のIT業界などはダイバーシティにも積極的で、リモートワークの導入などで働き方の多様性にオープンな傾向にあります。

また、そうした企業は、私服通勤できる率も高いので、おのずとパンプスの強要は避けられるはずです。

しかし、新しい企業や柔軟すぎる企業が苦手、という方もいるはずです。

そうした方は、先に述べたように、希望する部署の女性の人数と育休取得率、また、女性の管理職がいるかどうか、過去に制度を変えたことがあるかなどもチェックしてみることをおすすめします。

この記事のライター

  • 小林ひろの
  • 女性・32歳
  • IT企業事務

Career Growth 編集部

ニュース編集 担当

株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。