「禁煙効果で串カツ田中好調」の背景・店員の健康意識|キャリアニュース

「禁煙効果で串カツ田中好調」の背景にある健康意識

この記事のライター

  • しらたま。
  • 男性・37歳
  • フリーライター

飲食業は人手の確保自体に苦労するチェーン店なども珍しくなく、人手確保に苦戦して経営の明暗が分かれるケースが多いのも特徴です。そんな中、業績を伸ばしている企業に注目することは大きなプラスになります。

串カツ田中は2018年6月より店舗内の全面禁煙を実施しています。

結果として運営会社の串カツ田中ホールディングス(HD)2019年11月期第2四半期決算(連結)の売上高が前年同期比39.8%増と大幅な売上げ増を達成したのです。

禁煙以外にもメニューの改善などを行ったことも影響していて、売り上げ増の要因になっています。

ニュースに隠れて見えないのが、働く側の視点です。

禁煙効果で串カツ田中の決算が好調 1000店舗体制に一歩近づく

串カツ田中を運営する串カツ田中ホールディングス(HD)は、2019年11月期第2四半期決算(連結)を発表した。売上高は46億8200万円(前年同期比39.8%増)、経常利益は3億7800万円(同39.9%増)となった。

前年同期比平均の既存店売上高は100.5%、客数は104.4%、客単価は96.2%となった。新規出店は26店舗だった(19年5月末時点)。全席禁煙を実施した影響で、ファミリー層が増加した一方、平日のサラリーマン層が減少傾向にあるという。
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アルバイトやパート、あるいは社員として働く上で、タバコを健康リスクと考える人も珍しくないのがポイントになります。

飲食店、特にお酒が飲める場所はタバコOKな環境が珍しくなく、それが当たり前という認識の人もいます。

しかし、タバコの健康リスクは働く側にも影響を与えるため、人手の確保が難しい飲食店には更にマイナスに影響していることも考えられるのです。

単純にタバコの匂いが苦手という人もいます。

人手が足りない場所であればあるほど、タバコが苦手な人からすればそれだけ働ける場所の選択肢が増えることになります。

飲食店に限らず、タバコの影響が軽視できない状態になりつつあるのです。

さらに、タバコをOKにするとちょっとした手間とはいえタバコの灰皿の管理やごみ処理などの手間も増えます

それが売上げに見合った内容かどうか考える必要がでていて、実際に数字を獲得している企業があることに理解が必要です。

別な見方をすればタバコを吸える職場自体が減っていると見ることもできます。社会全体が禁煙の流れに向かっていて、増税も相次ぐなど愛煙家には厳しい環境といえます。世間の目が厳しいからこそ、続けるメリットがあるかまで考える視点が求められているのです。

ただし、禁煙以外の取り組みもしっかり見る必要はあります。ただ禁煙を進めたからすぐに人がくるようになるとは限らないからです。

串カツ田中は禁煙だけでなくファミリー層を取り込むためのメニューの開発やサービス強化、営業時間の変更など様々な取り組みをしている飲食店の一つだからです。

働く側、利用する側の目線に立って改善を重ねられるかは重要なポイントです。

改善が進まない状態が続けば成長が停滞するだけでなく、働く人の給与や待遇の改善などにも力がはいらなくなります。

働く環境を見てバイト先、就職先をきめるのは基本になるため、どのように成長している企業かどうかをみることも大切な要素になっているのです。

Career Growth 編集部

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株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

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