転職希望者の実力を評価し、指名をするドラフト方式|キャリアニュース

転職希望者の実力を評価し、指名をするドラフト方式

この記事のライター

  • n.t
  • 女性・27歳
  • 会社員

このニュースのポイントは、転職サイトを利用して転職活動をする際、転職希望者が企業を選んでアプローチをするのではなく、企業側が転職希望者の実力を評価し、指名をするドラフト方式が採用されているという点にあります。

「転職ドラフト」は、今までとは違った方法を用いて注目を集めている転職サイトの1つです。

エンジニア転職版ドラフト会議「第20回 転職ドラフト(ITエンジニア限定)」

 エンジニア転職版ドラフト会議「第20回 転職ドラフト(ITエンジニア限定)」7/17(水)より開催されていた!

「転職ドラフト」は、2015年11月にオープンしたITエンジニア限定の新しい転職サイトで、プロスポーツの選手獲得時に行われる“ドラフト会議”のように、ITエンジニアの採用をWebサイト上で公開入札(ドラフト指名)するサービスです。

続きはーエンジニア転職版ドラフト会議「第20回 転職ドラフト(ITエンジニア限定)」|PRTimes

これから転職活動をしようと思っている方は、転職サイトの実状とこれからについて知るきっかけになるニュースだと思います。

「転職ドラフト」を利用すると、転職希望者には、どのようなメリットがあるのでしょうか。大きく分けて3つのメリットが考えられます。

1つ目は、企業側が転職希望者へ指名をする際は、掲示条件がすべて開示された公開制による競争入札で行われるので、企業側が自社を選択してもらうために、通常よりも好条件(年収を高くする等)で掲示するようになる点です。

2つ目は、転職希望者が立候補する際に、退職時の年収を記載する必要がなく、現在のスキルと希望年収のみを掲示するため、純粋にその人自身の実力が評価される仕組みになっている点です。

3つ目は、転職希望者がサイトに自身の情報を登録すると、他の登録者がいくらの年収で指名されたのかがわかるので、自分と他の登録者を比較することで自分の市場価値を把握し、自己分析が出来るという点です。

私自身、転職サイトを使って転職活動をした経験があります(2014年頃)が、当時は募集要項を見て1つの企業を選び、その企業に採用されやすくするようなアプローチしかしていませんでした。

一方、ドラフト方式であれば、同時に多くの企業に自分の実力をアプローチすることができますし、登録さえしてしまえば、あとは企業からの指名を待つだけなので、無駄な時間を省き、転職活動を効率よく進めることが出来ます。

また、当時は内定段階で初めて自身の年収(評価額)がわかるというのが当たり前だと思っていましたが、「転職ドラフト」では、具体的な年収と仕事内容を見た上で選考に進むかの判断ができます。

以上の点で、私が過去に転職をした際に、「転職ドラフト」のようなサイトを利用していたら、転職先の幅を広げることが出来たのではないかと思います。

少し違った角度から見てみると、昨今、多くの転職サイトで「スカウトサービス」というシステムの導入が増えています。

「スカウトサービス」とは、一般的にWeb上に登録した転職希望者の経歴を見た企業から、選考へのスカウトメールが受け取れるサービスのことです。

企業側から転職希望者へアプローチをするという点では「転職ドラフト」と似ていますが、競争入札ではない点や、多くの場合履歴書の登録が必要で、これまでの経歴や退職時の年収等を重視されることが多いという点が、「転職ドラフト」と異なる点として挙げられます。

より良い環境で働きたいITエンジニア側も、より良い人材を採用したい企業側もIT業に携わる方々からの注目を集めている「転職ドラフト」。

現状、ITエンジニアのみを対象にしたものですが、今回で20回目の開催になり、定例化されている点から見ても、「転職ドラフト」の需要は増えていくと予想されます。

今後はITエンジニアのみではなく、他業界での導入も期待できるのではないでしょうか。

Career Growth 編集部

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株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。