内定率は99.7%の売り手市場 高校生へ企業説明会|キャリアニュース

内定率は99.7%の売り手市場 高校生へ企業説明会

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  • しらたま。
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内定率は99.7%の売り手市場 高校生へ企業説明会

三重放送で配信されたニュースによると売り手市場は拡大し、高校生の企業説明会も盛んになっているとのこと。

少子高齢化が進むことで人材確保に苦戦する企業は珍しくなくなっており、社会全体が取り組むべき課題の一つになっています。

三重県で今春卒業した高校生の内定率は99.7%と非常に高く、求人倍率も2.2倍と売り手市場になっています。

就職したい学生にはうれしい状態である一方で、人材を確保できるかどうかが企業の課題です。

特に地方では給与や生活の利便性に優れた都心部での就職活動を視野に入れる学生が珍しくないため、人材確保は都心部よりも深刻になっているのです。

また、内定率が高いからと条件ばかりを見て就職を目指すのは危険で、各地の商工会議所や企業が合同で説明会を増やす理由にもなっています。

これは人材のミスマッチが怒りやすくなり、離職率が高まる原因になりかねないからです。

厚生労働省の調査によると、高卒で就職した人の4割程度は3年以内に離職する割合は40%近くで推移しています。直近では平成25年の40.9%をピークに徐々に減少しつつありますが、29年の調査でも1年以内に離職する人は17.1%になっています。
(参照:https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000177553_00001.html)

同じ平成29年の大卒者の1年以内の離職率は11.5%と大きな差があり、学生側も企業側もいかにミスマッチを防ぎ安定して働ける場所を確保できるかが重要になっているのです。

三重県のニュースは企業側も学生側もその課題に取り組んでいることを示す一例になっています。企業について知る機会を増やし、働きたい企業を見つけてもらうこと、将来自分が働いている姿を想像してもらうことは企業側にとって重要になります。

また、学生側も積極的に企業が行動すれば知るチャンスが増え、それだけミスマッチが防げることになるのです。

三重県の企業の合同説明会は2年前から始まっているのもポイントです。

今春卒業の内定者にも合同説明会参加者が含まれる可能性があります。年々参加者、参加企業が増えているため、今後もミスマッチの解消にプラスに働いていく可能性があるのです。

注意したいのはチャンスがあっても参加しなければ意味がないことです。

大学生であればインターンとして働いて企業の内情を知ってから就職を目指すように、積極性を持つことが理想の職場を見つける鍵にもなっています。

インターネットで手に入る情報ばかりが全てではないため、どのように情報を集め、どう自分を生かすかまで考えられればそれだけ離職の確立を減らすことが可能になります。

求人のために積極的な情報開示をしている企業を優先するなど企業体質をみるのも方法です。

給与や福利厚生が良くても企業体質があわない、あるいは業務内容自体があわないこともありえるため、自分の適性と含めてチェックすることも大切になっています。

Career Growth 編集部

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株式会社ショーケースと株式会社レーザービームが共同運営・提供しているCareer Growthの編集部提供コンテンツ。

主として第2新卒、20代前半から30代後半までを主とした、グローバルな仕事・就職・転職の情報を扱う。