ニュース論議|通年採用については、採用時期を持つ概念がない考え方へ

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通年採用については、採用時期を持つ概念がない考え方へ

この記事のライター

  • yutarou7
  • 男性・29歳
  • フリーランス

中小、大企業を問わず日本の採用の考え方のメインとなっているのが、新卒一括採用です。

今回のニュースでは、「通年採用の拡大」という部分をピンポイントで解説し、メリットを解説している内容となっていましたので、
その中身を読み解いていきましょう。

まず、新卒一括採用と通年採用の違いとしては、採用時期の制限があるかどうかという点です。

企業の就業規則によって期間が異なる場合があるため、一概に言えない部分もあるのですが、一般的なお話として、新卒一括採用は新卒を採用するために主に4月が入社時期となります。新たな人材を計画的に毎年採用できるというメリットがある一方で、春以外の時期に優秀な人材が集まらないというデメリットもあるのです。

しかし、今回取り上げられている通年採用については、採用時期を持つ概念がない考え方となります。

必要な時に必要な人材を採用できるという点から、企業の価値を高めることができることができます。

また、大学卒業後に海外留学や私情で新卒として入社できなかった優秀な人材も雇用できるチャンスが増えるのです。

通年採用をおこなっている有名な企業として挙げられるのが、日本の大手電気通信事業者のソフトバンクです。

誰もが知っている知名度の高い企業ですが、優秀な人材を集めるために「ユニバーサル採用」と呼ばれる採用方法を使い、自由な時期に就職活動ができるように、学生の判断を尊重しています。

インターンシップを始めとして採用のプログラムに力を入れているため、将来的にも人材に困らない施策が常に動いています。

通年採用にスポットを当てて紹介してきましたが、本来、新卒一括採用での就職活動を考えていた学生にとっても大きなメリットとなっています。

「就職活動に時期の制限がなくなる」、「自身のタイミングが尊重されるので入社後のモチベーションが保たれる」、「時期の制限が無いことでより多くの企業と触れる機会ができる」などが主なメリットです。

これまでの日本全体の流れとして、新卒として決められた時期に入社し、決められた研修、OJTを受けて戦力を作るというのが一般的でした。

しかし、今回の記事のキーワードとしても出てきた「通年採用の拡大」によって、これまでの決められた形から、より柔軟性の高い企業の在り方が見えてきました。それは学生側にとっても同じことが言えます。

入社するタイミングを制限しないことによって、優秀な人材がベストなタイミングで働くことができるのが通年採用なのです。

働き方改革が謳われる近年では、より一層通年採用の流れが加速していくのではないかと考えます。

関連する元記事|通年採用の拡大 日本ならではの手法探ろう|読売新聞

長年根付いてきた「新卒一括採用」という日本型雇用慣行が変わるきっかけになるだろうか。

 経団連と大学関係者で作る産学の協議会が、通年採用の拡大を盛り込んだ中間報告をまとめた。政府の未来投資会議に提言する。

 具体的には「複線的で多様な採用形態に秩序をもって移行すべきだ」とした。情報技術(IT)をはじめ専門性が高い人材を随時採用したい。そうした企業側の期待が込められているのだろう。

詳しくはー「通年採用の拡大 日本ならではの手法探ろう」読売新聞をご覧ください