地球環境に貢献する仕事7選 | やりがいを感じる仕事図鑑

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環境を保護する仕事に就きたいと考える人は多いもの。しかし、環境を守る仕事って具体的にどんな仕事があるか、なかなかイメージが湧かないですよね。この記事では、地球環境に貢献する仕事を7つ紹介します。仕事内容ややりがいなども紹介するので、仕事の具体的なイメージが湧くことでしょう。ぜひ最後まで読み、職業選びの参考にしてください。

地球環境に貢献する仕事①レンジャー(自然保護官)


レンジャー(自然保護官)は、国家公務員である環境省の職員として、さまざまな自然環境保護に関する仕事に従事する職業です。仕事内容ややりがいなど詳しく見ていきましょう。

仕事内容・やりがい

主に、各地の地方環境事務所や自然環境事務所に配属となり、国立公園の自然環境を保護するため、さまざまな業務に携わります。具体的には、狩猟や植物の採取の許認可・国立公園内のパトロール・利用者に自然の親しみを持ってもらえるようなイベントの開催・施設の整備や管理運営・環境教育への取り組み・外来種対策等です。

現場に出て美化活動や地域住民と触れ合うなどの活動もありますが、デスクワークも多いのが特徴です。実際にレンジャーで働いている方の話を聞くと、国立公園という全国でも屈指の美しい自然の中で働けることにやりがいを感じています。

また、登山道の荒廃や外来種対策などは行政・民間など多くの人と関わりながら仕事をするため、内外問わずチームワークを保って働けることもやりがいを感じるポイントです。

レンジャーの主な業務内容

  • 狩猟や植物の採取の許認可
  • 国立公園内のパトロール
  • イベントの開催
  • 施設の整備や管理運営
  • 環境教育への取り組み
  • 外来種対

労働環境・待遇

国家公務員なので安定して働けることがメリットです。問題を起こさない限りクビになることはなく、給料も年数に応じて徐々に上がっていきます。

業務的にはやることが多く忙しいですが、基本的には土日は休みです。レンジャーになるには、国家公務員試験を受け環境省に採用され、自然系技官の職員の中から任命を受ける必要があります。正直なところ、レンジャーになる難易度は高いです。試験自体が難しいですし、環境省のレンジャーの採用枠がさほど多くないためです。

地球環境に貢献する仕事②環境コンサルタント

paper work

2つ目に紹介するのが、企業や官公庁に対し環境保全に関するアドバイスを行う環境コンサルタントです。

仕事内容・やりがい

企業が抱えている環境に関する問題を見つけ分析し、データを取り調査や解析します。その結果をもとにより良い方向に導く企画を立案したり制度を設計したりします。

全国的に環境への意識が高まっているため、環境保全対策に乗り出す企業も増え需要が増大しつつある仕事です。環境コンサルタントの一番のやりがいは、社会貢献度の高さにあります。環境保護は今や世界的に取り組む必要がある問題です。

そのような重要度の高いテーマにおいて、企業や官公庁に効果的な対策を教示することは社会的に非常に有益です。専門的な内容のため簡単な仕事ではありませんが、自身の提案した施策が実現したときの喜びはひとしおでしょう。

環境コンサルタントの主な業務内容

  • 企業の環境に関する問題を分析
  • 裏付けとなるデータ解析や調査の実施
  • 調査結果を基に企画立案・制度設計

労働環境・待遇

環境コンサルに限った話ではないですが、コンサルの仕事は多忙になりやすく、データを取ったり分析したりやることも多いです、また、クライアントの都合にも合わせなくてはならないため労働時間が長くなりがちです。

環境コンサルタントになるためには、環境コンサルを行う企業に就職することになります。年収は企業規模や担当業務によって異なるため、一概にはいえません。ただ実力主義の世界のため、成果を挙げていけば給料もどんどん上がっていきます。

「技術士」や「環境アセスメント士」といった資格を取得しスキルアップすれば、さらなる年収増加も期待できます。

地球環境に貢献する仕事③環境保全エンジニア

wind power generation

3つ目に紹介するのが、環境保全のためにさまざまな機械を作る環境保全エンジニアです。

仕事内容・やりがい

大気汚染や温暖化などの環境問題を解決するために、自然エネルギーを用いた発電機や廃棄物処理装置など、環境を保護する機械を設計・開発・維持など行うのが環境保全エンジニアの仕事。他にも、水質や土壌の汚染状態を観察する調査機器や浄水器機を作ったり、省エネ技術の開発などを行ったりします。

機械工学・電子工学・生物工学などの大学で学んだ知識が役立つので、やりがいを感じることでしょう。また、自分の開発した機器が現場で稼働している姿をみると感慨深い気持ちが芽生えますよ。

環境保全エンジニアの主な仕事

  • 環境を保護する機械を設計・開発・維持を行う
  • 省エネ技術の開発

労働環境・待遇

環境保全エンジニアは、環境保全会社や民間の研究所、公害防止機器メーカーなどの勤務先があります。企業規模や担当分野などにより忙しさや年収は異なります。ただ、昨今の環境保護の意識への高まりを受け、環境保全のための機器への需要は増えています。そのため、将来性が高い仕事の1つです。

地球環境に貢献する仕事④ビオトープ管理士

山の遠景

次に紹介するのは、ビオトープを保護するビオトープ管理士です。

仕事内容・やりがい

ビオトープ管理士は、野生動物の安定した生息地であるビオトープを保護し、再生・創出を専門的に行う仕事です。ビオトープに関する専門知識を活かし、都市や農村などの地域計画の策定・設計・施工に携わり、自然環境の造成や復元を行います。

ビオトープ管理士は実際に山や森を訪れ、生物や植物に触れることが非常に多い仕事です。そのため、自然や植物が好きな人にとってはとても楽しい仕事です。また、生態系を守る社会的責任が大きい仕事でもあるため、やりがいがある仕事です。

ビオトープ管理士の主な仕事

自然環境の保護・再生のために、都市や農村などの地域計画の策定・設計・施工に携わり、自然環境の造成や復元を行う

労働環境・待遇

ビオトープ管理士の勤務先は、地方自治体や官庁などの行政、土木会社や造園会社などの民間企業など活躍の場は多いです。国が発注する工事の入札では、ビオトープ管理士が在籍している企業を評価するケースも増えています。

そのため、ビオトープ管理士への需要は増大しています。ビオトープ管理士は資格が無くても業務を行うことは可能です。ただキャリアアップのために日本生態系協会が主催する「ビオトープ管理士」の資格を取得したほうが良いでしょう。

地球環境に貢献する仕事⑤臭気判定士

試験官とビーカー

次に紹介するのは、臭いの専門家である臭気判定士です。

仕事内容・やりがい

臭気判定士の仕事はさまざまな臭いの判定です。例えば、建物や工場などから異臭が発生し苦情が出た時に、その臭いが法律で定められた基準の範囲内なのか判断します。臭いの値の測定だけなら機械でもできますが、臭気判定士は臭いが原因のトラブルの解決も行います。分析結果をもとに対策を考えることは人間にしかできません。臭いの原因を発見し問題を解決に導くことができた瞬間は、この上ないやりがいを感じるでしょう。

臭気判定士の主な業務内容

  • 建物や工場から発する異臭など匂いの問題の原因を調査・特定
  • 分析結果を基に解決法を導き出す
  • 匂いに関連する商品開発への協力

労働環境・待遇

臭気判定士は、自治体管轄の事業所などで働くことが多いです。自治体の要請で臭いの調査を行う準民間企業や団体に勤務します。年収はそこまで高くありません。一般的なサラリーマンと同等、もしくはそれ以下のケースがほとんどです。

ただ、特殊な仕事のため、キャリアを積み独立することも可能です。テレビ出演するなど有名になれば依頼も増え、高収入を得るのも夢ではありません。臭気判定士になるには、公益社団法人「におい・かおり環境協会」が実施する資格試験に合格する必要があります。

地球環境に貢献する仕事⑥インタープリター

山の上からの眺め

6つ目に紹介するのは、自然と人を繋ぐ仕事インタープリターです。

仕事内容・やりがい

自然学校や自然観察会などで、自然の素晴らしさを伝える案内人をインタープリターと呼びます。自然が発するメッセージを人の言葉に翻訳し、参加者が分かるように伝えます。インタープリターが伝えるのは野生動物や植物にとどまりません。その地域の歴史や自然との関係性に関しても精通する必要があります。

近年注目を集めている、自然を保護しつつも観光に利用するエコツーリズムの担い手としても期待されています。絶滅危惧種のことなど自然環境に関して一般的には知られていない知識は多くあります。それらをイベントの参加者などに伝え、知識を広めることは社会的意義が強いです。

また、案内した参加者の笑顔を見た時はこの上ないやりがいを感じるでしょう。

インタープリターの主な業務内容

自然学校や自然観察会などのイベントで、野生動物や植物と参加者の媒介となり自然が発するメッセージを伝える

労働環境・待遇

インタープリテーションを専門的に行っている自然団体があるので、そこに所属するのがインタープリターになる一般的なルートです。時おり、地方公共団体で募集を行っていることもあります。また、自然豊かな観光地の近くには、観光ツアーを主催するエコツアー事業者などが存在するので、こちらに所属するのも手段です。

さらに、CSRに力を入れている企業ではイベントごとにインタープリターを募集することもあります。インタープリターは営利を目的とした職業ではありません。そのため、年収は一般的なサラリーマンの水準より低いです。正社員だけでなく契約社員など期限付きの募集も多く、安定した収入が見込めないケースも多いことにご注意ください。

地球環境に貢献する仕事⑦自治体の水道局員

工場と機械

最後に紹介するのが、自治体の水道局員です。

仕事内容・やりがい

水道局の現場では、水道管の管理や敷設工事の監督のほか、浄水場や配水場といった機械設備・電気設備の管理保守を担当します。また、ダムや川から採取した水を飲めるようキレイにするのも重要な任務です。地域の住民の生活に無くてはならない水道水を供給する、環境に貢献できる仕事と言えるでしょう。

水道局員の主な業務内容

  • 水道管の管理
  • 水道管の敷設工事の監督
  • 浄水場や配水場など機械設備・電気設備の管理保守
  • 仕事内容・やりがい

    地方公務員として、市役所や町役場などに所属し働くことになります。そのため、レンジャーと同様、安定した環境で働けます。水道局ならそれほど忙しくないため、残業もあまり無いでしょう。ただ、水道管からの漏水が発生した時など休日深夜問わず駆け付ける必要があるので、人によっては大変な仕事と感じるかもしれません。

    【補足】有名企業が取り組む環境保護活動

    これまで、地球環境に貢献する職業を紹介してきました。ここからは、環境保護活動に力を入れている企業の取り組みをいくつかご紹介します。

    ①富士フィルムホールディングスの事例

    富士フィルムの原点と言える写真フィルムは、製造時に大量のきれいな水と空気が必要です。その原点を大切にするため、企業全体で環境保護活動に取り組んでいます。具体的には、温室効果ガスの排出削減、リサイクルの促進、化学物質の安全確保などを行っています。

    ②ブリジストンの事例

    ブリジストングループでは、事業活動による生物多様性への影響が最小限となるよう配慮しながら、生物多様性への最大限の貢献を目指しています。具体的には森林整備活動「エコピアの森」プロジェクトを行い間伐などの森林保全活動を推進したり、琵琶湖の水環境を守るための各種活動を行っています。

    ③KDDIの事例

    auで知られるKDDIは、グローバル企業の責務として環境保護活動にも力を入れています。長期計画「KDDI GREEN PLAN 2017-2030」を策定し、ICTを活用したエコサービスや子供向けの環境教育などを行っています。また、高尾山でスギやヒノキの間伐作業を行うなど、各地域における環境保全活動も実践しています。

    環境に貢献する仕事にはさまざまな種類がある

    環境に貢献する仕事を7つ紹介してきました。現場に出て働く仕事、企業に対して指導する仕事、機械を作る仕事などさまざまな仕事があるので、どれか一つは興味がある仕事が見つかったことでしょう。環境保護は世界的な課題なので、どの仕事を選んでもやりがいを感じながら働けますよ。