地方創生インターンシップで自分にあった職業を見つける

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東京一極集中の是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした「地方創生」という言葉をよく聞くようになりました。

ここ数年で都市部の人材不足はどの業界も深刻となっており、さらに地方では大きな社会問題となっています。

その問題解決の一助として、現在、若者の地方での就業体験(インターンシップ)を促進のために「地方創生インターンシップ」という制度が活発に行われているようです。

地方創生インターンシップ、その背景

東京圏への転入超過数は、東京一極に集中する傾向が以前より続いており、地方創生インターンシップのサイトによると、2018年の時点で約13.6万人が転入超過となっています。

この内、就職を控えていると考えられる20~24歳の若年層が約7.5万人となっており、全体のうち5割以上を占めています。

政府はこうした状況を踏まえ、地方の産官学が連携し、地方企業での就業体験の実施を支援する「地方創生インターンシップ」を全国的に展開しています。

「地方にも、若者1人1人が輝ける場所が必ずある」地方創生インターンシップ

「地方創生インターンシップ」の概要は下記となります。

「地方創生インターンシップ」概要

若年層の東京圏への人口の転入は超過を極めている実態解消のための施策がこの地方創生インターンシップです。地方の優良企業を知り、その魅力を若者たちが気づく機会を充実、そして学生の就職先として地方企業が有力な選択肢の一つとなることを目的に、地方企業でのインターンシップ、「地方創生インターンシップ」を推進しています。

この地方創生インターンシップ推進のためには、地元の産業界はもちろんのこと、地方公共団体や大学の支援が必要不可欠です。

若者に地方でのインターンシップを通じて新たな成長、そして発見の機会の提供をし、若者の地方還流を促進するために実施されているのがこの「地方創生インターンシップ」です。

「地方創生インターンシップ」はこんな学生に向いています

「地方創生インターンシップ」に向いているのはこんな学生

  • 東京圏の学生も対象
  • 出身地など地方にどんな企業があるか興味がある!
  • これまで学んだ知識をもとに、地域によって異なる課題に挑戦してみたい!
  • 「地方創生」「地域活性化」に興味があり、自分の目で地域の現状を確かめたい!
  • 多くの人々と関わって活動し、「第二の故郷」をつくりたい!

東京圏の学生も対象

一極化する東京の就職活動、競争率は他県に比べると高いと言えるでしょう。

毎年就職活動に苦戦する学生の方も多いはずです。

東京圏在住の学生が地方企業でインターンシップを経験することにより、他県での就職という選択肢を増やすことができるのもメリットの一つです。

出身地など地方にどんな企業があるか興味がある!

東京の大学に上京した方は地元での就職にご興味はありませんか?

生まれ育った自分の街は就職先に不安がある、という方でも地方創生インターンシップを体験することにより視野を広げることができるはずです。

また、これからの地方創生に興味がある、という学生の皆さんにも、きっかけの一つとなるはずです。

これまで学んだ知識をもとに、地域によって異なる課題に挑戦してみたい!

ひと言で地方創生と言っても地方によって様々な問題があります。

大学で学んだ様々な知識は何らかの形で地方創生の一助になるはずです。自身の強みや知識を活かし、挑戦してみてはいかがでしょうか。

「地方創生」「地域活性化」に興味があり、自分の目で地域の現状を確かめたい!

地方創生に興味があるという方はインターネットや書籍で調べることも多いと思います。

実際に現地に赴き現地の様子を肌で感じることができるインターンシップを体験すれば、より自分のイメージが膨らむはずです。

多くの人々と関わって活動し、「第二の故郷」をつくりたい!

特に東京在住の学生の方ですと実家が都内のため「故郷がない」と思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

確かに、都内在住で実家も都内だと「故郷」とは言いづらいですよね。

東京とは違う土地感、価値観などを求めて新たなスタートとして、まさに「第二の故郷」と呼べる地方での仕事を検討される方も多いようです。

地方創生インターンシップの内容

では地方創生インターンシップは実際にどのような体験ができるのでしょうか。実例と種類をご紹介します。

地方創生インターンシップの種類

  • ①業務体験型
  • ②課題解決型
  • ③事業創造型
  • ④仕事理解型

①業務体験型

実際の業務を従業員の一人として体験することができるスタンダードな体験学習と言えます。

会社の一員として体験することができるので、いち早く社会人としての体験を学ぶことができます。

業務体験型の実例

期間  :5日間~2週間程度
内容  :コミュニケーション能力など社会人にとって必要な能力を身につけることができます。就業体験により、仕事のイメージを掴めるはずです。

インターンシップ実例:(株)アクシス

所在地 :鳥取県
期間  :10日
事業内容:システム開発、ITスクール事業等
地域企業への関心が高まり、2年連続、インターン生が内定・入社が決まりました。

インターンシップ受入企業の目的

  1. 地域のIT人材の育成
  2. 学生にとって為になる学びの場の提供
  3. 従業員の人材育成

インターン生の具体的な活動
子ども向けプログラミングスクールの企画を立案、教材作成、授業の実施

インターンシップの成果
インターンシップを経験したことにより、学生の企業への関心が高まり、就職に至りました。

②課題解決型

企業や地域が抱える課題は共通しているものもあれば、地域性、企業により変わってきます。学生自らが調査や提案を行い、課題解決を体験します。

課題解決型の実例

期間 :2週間~1ヶ月程度
内容 :課題解決を通じ、論理的思考力・提案力を身につけることができます。企業や地域の課題等を考えることにより、卒業後の進路の選択に幅を持たせることができるはずです。

インターンシップ事例②(株)赤坂ホンダ
所在地 :長野県
期間  :1~3ヶ月
事業内容:自動車ディーラー、自転車修理等
インターン生の活動から、地域住民が活用できる新たな自転車共有の仕組みが誕生しました。

インターンシップ受入企業の目的
町内で0軒となった自転車の修理店を復活させるにあたり、学生のアイデアにより、付加価値のあるサービスの検討を目的としています。

インターン生の主な活動
地域内を自転車で回り、経営者と意見交換をし、地域住民が自転車をシェアできる仕組み(サイクルバンク)を考案。シェアする自転車も収集しました。

インターンシップの成果
ビジネスを行う上での切迫感などをリアルに感じることができました。

また、自分で企画を考えて実際に行動していく中でのポイントを学ぶことができました。学生が経営者の方と話せることも貴重な機会となるはずです。

③事業創造型

学生が企業の新規事業や社内変革プロジェクトに参加し、新規事業創造の取組を体験します。若いから思いつく、そんなアイデアが学生には期待されています。

事業創造型の実例

期間 :2週間~半年程度
内容 :新規事業立ち上げに向けた思考プロセス、行動力等を身につけることができます。起業を考えている、という学生にはイメージをつかむことができるはずです。

インターン事例③(有)大橋量器
所在地 :岐阜県
期間  :1か月/事業内容:木製枡等の製造、販売等
インターン生が木製枡と生花を使ったブライダル向け商品を開発し、販路開拓を実現!

インターンシップ受入の目的
学生による企業の活性化。新商品や既存商品の販売ニーズのリサーチを目的としています。

インターン生の主な活動
花屋60件へアポ取り、20件へヒアリング。ヒアリングを踏まえた新商品開発やその商品のリサーチマーケティング、営業活動を実施

インターンシップの成果
学生のアイデアを活かし、企業や顧客へ貢献することができました。また、志の高い経営者のもとで、働くことのやりがいやおもしろさなど貴重な体験をすることができた。

④仕事理解型

こちらのインターンシップは複数社で実施を行います。通常のインターシップは1社で数週間というものがほとんどですが、こちらのプランでは、複数のインターンシップを体験することにより、学生の地域企業・業界に対する理解をより多く促進することができます。

仕事理解型の実例

期間:1日間~2週間程度
内容:1回のインターンシップへの参加で複数社を知ることができ、業界に対する理解・関心が高まる。

インターン事例④5社連携インターンシップ
所在地:石川県
期間:5日間

インターンシップ受入の目的
複数社でインターンシップを実施し、学生の地域企業・業界に対する理解の促進を行います。

インターン生の主な活動
連続する5日間の中で、1日1社ずつインターンシップを実施します。

インターンシップの成果
1回のインターンシップへの参加で複数社を知ることができ、業界や地場産業に対する理解・関心が高まりました。

このように地方創生インターンシップは4種類のインターンを用意しています。自身のスタイルにあったインターンシップを選ぶことができるのできっと満足のいく結果を得ることができるはずです。

地方創生インターンシップ、参加者の実例

地方創生インターンシップを推進する内閣府「まち・ひと・しごと創成本部」では、様々な実例が紹介されています。

例えばこちらの動画では岐阜県大垣市でのインターンシップ経験者の声を聴くことができます。

地方創生インターンシップ体験者 佐藤さんのケース

体験者である佐藤さんは現在、岐阜県大垣市の升の製造・販売会社、有限会社大橋量器にお勤めされています。

「日本の伝統工芸、地域でつくっている昔からあるものに魅力を感じ、大垣市の伝統工芸である升に魅力を感じた」と話す佐藤さん。

愛知県の大学卒業後、縁もゆかりもないこの会社に就職をした理由はインターンシップにありました。

佐藤さんは岐阜県の額縁メーカーで半年間インターシップに参加、新商品を開発し、売り込む、というプロジェクトに従事しました。

スタートから3か月は「順調ではなかった」と話す佐藤さん、もどかしさを感じ、一時は「自分は最後までやることができるのか」と疑問に感じた時期もあったそうです。

そんな佐藤さんをインターンシップ先の会社の方やインターシップの仲間たちに助けられ、「人生で一番濃い時間を過ごした」と話します。

インターンシップをきっかけに地方企業への魅力を感じることができた成功例の一つと言えるでしょう。

高知県「パシフィックソフトウェア開発株式会社」のケース

高知県、ソフトウェアを開発するパシフィックソフトウェア開発株式会社は通信衛星の追跡システム、自動倉庫制御システムを運用している会社です。

こちらの会社では平成9年(1997年)からインターンシップ制度を取り入れ、学生には10日間にわたりソフトウェアの開発に取り組んでいただいています。

座学や講習ではなく、実際に社員が取り組んでいるソフトウェアの開発に挑む、実践型のインターンシップは学生にとって貴重な機会と言えます。

そこには「学生の地域の定着への貢献」という思いがあります。

また、「当社のファンをつくりたい」という代表の意図も大学側とマッチし、求人活動において成功をしている一例と言えます。

宮城県「株式会社気仙沼観光タクシー」のケース

株式会社気仙沼観光タクシーは通常のタクシー業のほかに、運転代行や買い物、公共手続きの代行など、便利屋タクシーとして地域に親しまれています。

インターンシップでは、約2か月の間社長と共に行動をしながらタクシーの未来を考えます。

そこには「大人では思いつかないタクシーの新たな価値を考えてもらう」という代表の考えがあります。

「HEART BEAT BEXI」という気仙沼に新たな彩や希望の光をともすべくスタートした事業は若いインターンシップ学生のアイデアがヒントとなり実際に事業として実施されました。

運転手さんのことを「ベクサー」と呼びおしゃれにしようという提案は地元で広がり、実際に皆さんは「ベクサー」と呼ばれているようです。

このように学生にとっては新たな体験として、企業側にとっては学生独自の新たな若いアイデアの取り入れとして、インターンシップは学生側も企業側にも多くのメリットを生み出しています

地方創生インターンシップの参加方法

内閣府「まち・ひと・しごと・創生本部」が運営する「地方創生インターンシップ」のホームぺージには様々なインターンシップの情報が掲載されています。

内閣府「地方創生インターンシップ」

インターンシップに参加する方法は様々です。ホームページ内には参加方法やいろいろな情報掲載されています。

イベントに参加する

インターンシップの開催情報や研修会はイベントで随時イベントが開催されています。

興味がある、という方は一度アクセスしてみてはいかがでしょうか。

「地方創生インターンシップ推進研修会」のご案内(外部サイト)

みずほ情報総研 HP「イベント・セミナー開催情報」(外部サイト)

大学一覧から調べる

国公立、県立、私立、都道府県ごとに、大学の一覧からインターンシップを調べることができます。以下のページから確認してください。

大学一覧|地方創生インターンシップポータルサイト

地方公共団体の情報を調べる

各都道府県ごとの地方公共団体の提供している情報をピックアップすることができます。

お近くの都道府県の情報を調べてみましょう。

地方公共団体一覧|地方創生インターンシップポータルサイト

特集コンテンツのページから見られる情報

さきほどご紹介したインターンシップ動画をはじめ以下のコンテンツが用意されています。

特集コンテンツ例

  • 地方創生インターンシップを紹介するリーフレット
  • 地方創生インターンシップ推進に向けた取組のヒント集
  • 地方創生インターンシップ推進に向けた自治体・大学等の連携事例集
  • 地方創生インターンシップ推進プラットフォームの申し込み

はじめての方でも気軽に参加ができるよう様々なコンテンツですので、参考にしてください。

特集コンテンツ|地方創生インターンシップポータルサイト

地方創生の一役を担う新たなインターンシップ制度

都内での就職は確かに憧れる部分も多いと思いますが、地方に目を向けてみると、東京圏に負けないほどの優良な企業が多く存在します。

それを知る一つの手段として今回ご紹介した「地方創生インターンシップ」がきっかけとなるかもしれません。

今現在就職活動をしている、これからする予定の学生の皆さん、就職活動の視野の広がり、新たな企業との出会い、選択肢の広がりなど一度地方都市での就職の検討をされてみてはいかがでしょうか。

興味がある、という方はぜひ「地方創生インターンシップ」のホームページをご覧になってみてください。

内閣府「地方創生インターンシップ」ホームページ