図解スキルで記憶力を100万倍アップする|仕事メモは図解で②

「図解スキルで記憶力を100万倍アップする」記事イメージ

日々の業務やスキルアップのための資格取得から今日の帰りにデパートに寄って買っておくべきものまで、私たちは日々、記憶に頼って暮らしています。

覚えないといけないのに何度見ても、聞いても覚えられない。
覚えるまでに時間がかかる・・・。

そんな悩みを持つ人は多いかもしれません。

ここでは、シンプルな図解を取り入れた「図解メモ」を活用し、私たち誰もが持っている脳の記憶力を上げていく方法を紹介しています。

図解メモとは? 6つの図解思考でスキルアップと時短を実現|キャリアップの情報整理術

図解スキルは「左脳と右脳のコラボレーション作業」

ご存知のように、左脳は言語(いわゆるテキスト情報)をつかさどり、右脳は映像や音など非言語情報をつかさどります。

セミナーや会議の話を書き記す際、箇条書きメモの形式で文字だけで書かれた情報は左脳で処理されます。

そのため、言語情報のキーワードを書き写す作業だけを続けていても言葉と映像が結びつかず右脳が働きません。

「図解メモ」であれば、情報を頭にインプットしながら、その関係図を同時にイメージとして記録します。

結果、短時間で多くの情報を整理、把握し第三者に伝えることができるのです。

右脳の記憶能力は、左脳に比べ約100万倍以上

ビジネスの記録方式に右脳を活用するというのは、伝達する情報量だけでなく、記憶への定着にも大きなメリットがあります。

一般的に右脳の記憶能力は左脳の約100万以上あるといわれています。
映像ならば何十年前のことであっても細部におよんで物事を記憶することができます。

記憶の達人の多くは、何の関連性もない言葉を順番どおりに、しかも大量に覚えることができます。
彼らは記憶するためにそれを映像にし、ストーリーに仕立て上げているのです。

七田眞「右脳が記憶力を200倍にする完全記憶ドリル」右脳記憶術の日本における第一人者「七田眞」氏の右脳を使った記憶力強化ドリル

「イメージ化」と「関連づけ」で、記憶力が強化される

記憶力強化の鍵は「イメージ化」と「関連づけ」です。
「イメージ化」とは文字や数字などの情報を図、絵、映像として記憶することです。

「関連づけ」とは、1つの記憶の再現によって別の記憶を呼び起こすための連想や記憶のコンビネーションのことを指します。

図解思考をマスターすれば、記憶は短期記憶領域からなくなっても、長期記憶には残るので、いつでも思い出すことが可能なのです。

左脳に比べて100万倍以上の記憶能力を持つ右脳

左脳に比べて100万倍以上の記憶能力を持つ右脳

ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線

ヘルマン・エビングハウスの忘却曲線

マインドマップの利点も兼ね備えた図解スキル

図解スキルは情報を効率的に記録、伝達するだけではなく、アイデアを練って展開していくツールとしても有効です。

皆さんの中にはマインドマップを使っている方も多いでしょう。

マインドマップは、トニー・ブザン氏が提唱して世界的に広まった思考展開ツールです。

マインドマップはトニー・ブザン(Tony Buzan)が提唱した思考・発想法の一つ。頭の中で起こっていることを目に見えるようにした思考ツールのこと。人間の脳の意味ネットワークと呼ばれる意味記憶の構造(コリンズとキリアンら)によく適合しているので理解や記憶がしやすいと言われている。
引用:https://ja.wikipedia.org/?curid=37266

真ん中にトピックを置き、絵やキーワードを交えながら、放射状に展開していきアイデアを展開したり情報を纏めることができます。

1個のトピックから次々と連想されるトピックをつなげていく方法は、自然に大量のアイデアを生み出します。

書籍「ザ・マインドマップ」画像
これからマインドマップを学びたい人は必見・マインドマップの第一人者トニー・ブザン氏の「マインドマップのバイブル」

実は、図解スキルもマインドマップと同様のメリットを持っています。
図解スキルでは、登場する要素の関連性を四角と矢印でつなげて表現するのが基本です。

いったん記録した図解を見て、後からアイデアを追加するのは、矢印と四角形を追加していくだけのことです。

これは1つのトピックから放射状に展開するマインドマップに近い考え方なのです。

「絵文字」、「アイコン」、「線の強弱」でイメージを拡張すれば、作業が楽しくなる

また、マインドマップではトピックのイメージを拡張するため、絵やアイコン、太さの強弱をつけた樹形図の幹など、こうした装飾を施すことを奨励しています。

図解通訳も同様に、アイコンなどの挿絵を入れることを推奨します。

もちろん、図解メモはマインドマップのようにゆっくり時間をかけて行うものではないので、シンプルで短時間に描けるものに限られます。
ですが、絵やアイコンを付加した図解メモは、それ自体が楽しく、リアルに感じられます。

図解メモを後から俯瞰したときに、マインドマップのようなラインの強弱や着色などで装飾されていれば眺めているだけでも楽しいはずです。

「やることリスト」のアイデアをマインドマップ的に展開

「やることリスト」のアイデアをマインドマップ的に展開の図

作成したメモが報告書や企画書になる

PowerPointで提案書を作成したり、Wordで報告書を作成する場合に、何に一番時間がかかっていますか? 

おそらく、ほとんどの人は
「どのようにシナリオをまとめるか」
「第三者に理解できるようにするため、どのように図式化するか」

に頭を悩ませているのではないでしょうか?

そうした悩みも図解スキルを習慣化することで解決できます。

なぜなら図解スキルで使う基本的な図形パーツはすべてオフィス文書に標準で用意されている図形機能と同じだからです。

図解スキルで作成したメモは、PowerPointで作成する提案書やWordで作成する報告書に流用することができます。

また、Web上で見付けた無料画像なども気軽に追加して図解メモとして使用可能です。

MS PowerpointにWeb上からクリップアートを追加する

情報の「構造」や「仕組み」がすでに可視化されているから作業効率は抜群!

図解でメモを取る習慣があれば、PowerPointに向かっていきなり提案内容の図式を考える必要がないため、資料作成も短時間でできるようになります。

よく利用するアイテムはグループ化してクリップアートライブラリに保存しておけば、より一層効率的に資料を作ることができるでしょう。

PowerPointが苦手な人ほど、図解スキルの効果が出てくる

「PowerPointすら、まだ使いこなせてないのに図解メモなんて到底できそうにもない」などと思われるかもしれませんが、PowerPointの操作方法はいたってシンプルです。
スライドの上にグラフィックやテキスト要素を配置していくだけのものです。

結局、一番時間がかかるのは、「どのように図式化するか?」を考える時間です。

そこが図解スキルによって省略できると、非常に効率的に文書作成ができるようになります。

図解メモをプレゼン資料として使ってみよう

図解メモをプレゼン資料として使う