転職する際に20代のITエンジニアが取っておくと有利な資格ベスト5

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有利に転職を進めるためには、自身のスキルや知識を効果的にアピールできる資格を取得するのがおすすめです。

特にITエンジニア職では即戦力が求められているため、企業が必要とする能力を効果的にアピールする術がなければなりません。

そこでこの記事では、転職を考える20代のITエンジニアが取得すべき資格をランキング形式で紹介します。

転職に資格は必要?取得する理由とは

転職活動は何かと忙しく、資格を取得した方が良いと思っていても、勉強する負担は大きいでしょう。

実際に普段の仕事が忙しいことが転職する理由であれば、資格を取得する勉強時間の確保は難しいです。明確に資格が必要である理由を把握していなければ、勉強するモチベーションに繋がりません。

やる気が出ず質が高い勉強ができていないと、試験日までに合格水準に達するのが難しくなるでしょう。

転職活動を有利に進めるために資格取得を考えるのであれば、まず資格を取得する理由や必要性を見ていきましょう。

転職に資格取得が有利な3つの理由

  1. 自身が持つスキルの証明になる
  2. 即戦力として採用されやすくなる
  3. 向上心をアピールできる

自身が持つスキルの証明になる

第1の理由は、自身が持つスキルの証明になることです。

転職活動では、採用する側の企業は選考用の種類と面接でしか応募者の能力を測れません。もし資格などでスキルを証明できなければ、面接の質疑応答で判断するしかないのです。

企業側としても、明確なスキルが分からないと採用担当者の心理的な負担が大きくなり、思い切って採用しても、「思っていたよりも能力が低い」といったミスマッチが生まれる可能性があります。

このような事態を防ぐためにも、企業側は資格などの明確な判断基準を求める傾向があります。

即戦力として採用されやすくなる

資格を取得していれば、一定基準の技術や知識を証明することになります。

採用した企業側は、資格保有者の能力をある程度判断できるため、適した仕事をすぐに割り振ることが可能です。

採用活動ではポテンシャルや将来性を見込んで採用されることもありますが、即戦力として活用できる能力がなければ、研修を実施し教育しなければなりません。研修には教育コストや時間がかかり、その間も新しい人材の給与は発生するため、企業の負担は大きくなるでしょう。

人事・採用の担当者は、会社の予算を使って人員を補充するため、新しい人材の採用を決めるときにも申請が必要です。

資格を取得し即戦力として活躍することが期待できる人材であれば、社内の申請も通りやすくなるでしょう。

向上心をアピールできる

資格を取得するということは、自身の能力を向上させたいという気持ちを汲み取れます。そのため、現在の能力だけでなく、将来性があると判断できるため選考で有利になります。

また、資格を取得していない場合でも、資格取得に向けての行動を具体的に提案できれば、面接で好印象を与えることができます。

第5位:マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリストは「MOS」とも呼ばれ、企業でよく使われるWord、Excel、PowerPointのスキルを証明できる資格です。

現在では、ほとんどの企業でMicrosoftOfficeを利用しているため、専門性は低いですが、非常に汎用性が高く取得して損することはありません。

企業が求める理由

ITエンジニアの場合でも、Word、Excel、PowerPointを使う機会が多いため、MOSを取得している人材は転職で有利です。

実際に仕様書はExcelで作成されることも多いため、MOSを取得しておけば実作業で役に立ちます

エンジニアで採用された場合でも、設計や開発以外の仕事をすることもあります。また、将来的に他の部署に配属されるケースもあるため、事務作業のスキルを証明できる資格があると採用しやすくなります。

資格の取得方法・難易度

MOSの内容はWord、Excel、PowerPoint、Access、Outlookの5科目あり、それぞれバージョンが分かれています。特にバージョンにこだわらない場合は最新版を受験するのがおすすめです。

基本的に1科目50分の実技試験を受けます。一般レベルのスペシャリストと上級レベルエキスパートがあり、それぞれ合格率は80%と60%であり、比較的取得しやすいです。

転職をより有利に進めたい場合は、エキスパートを取得しましょう。

以下の公式サイトも参照してください。サイトには資格取得のメリットや合格者の声などさまざまなコンテンツが公開されています。


マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)公式ページ

第4位:ITパスポート

ITパスポートとは、IT系の資格試験である「情報処理技術者試験」の中で最も基本的な試験のことです。これからIT業界を目指す方でも取得しやすいためおすすめの国家資格です。

資格の内容は、IT関連の基本的な技術・知識を持ち、情報技術を担当業務に活用するものとされています。IT分野の国家試験の試験制度では「スキルレベル1」です。

ITスキル標準のレベル1とは

レベルは、当該職種/専門分野においてプロフェッショナルとして価値を創出するために必要なスキルの度合いを表現しています。また、キャリアパスを明確にするために、7段階のレベルを設けています。
◆レベル1
情報技術に携わる者に最低限必要な基礎知識を有します。スキル開発においては、自らのキャリアパス実現に向けて積極的なスキルの研鑽が求められます。
情報処理推進機構|ITスキル標準

企業が求める理由

ITの業務や業界についてある程度の知識を既に習得しているため、一から教える必要がないと判断できます。

特にIT部門を新設するような中小企業であれば、重宝されることも多いでしょう。しかし、IT資格の中でも基本中の基本でもあるため、企業によっては「取得していて当たり前」と考えていることもあり、効果的なアピールにならないこともあります。

資格の取得方法・難易度

ITパスポート試験は、マークシート方式で制限時間120分で100問解答します。

出題内容は経営全般の「ストラテジ系」が約35問、IT管理の「マネジメント系」が約20問、IT技術の「テクノロジ系」が約45問です。

全体の60%以上、ならびに各分野30%以上獲得することで合格できます。合格率は50%前後であり、IT系資格の中でも易しい部類に入ります。

試験実施概要や試験会場などは以下のサイトからご確認ください。ITパスポート試験を採用に活用している企業のインタビューなども掲載されています。

【ITパスポート試験】情報処理推進機構

第3位:基本情報技術者

「ITエンジニアの登竜門」と呼ばれている資格であり、本格的にITエンジニアを目指す方であれば必須となる国家資格です。

公式ホームページでも、「Tエンジニアとしてキャリアをスタートするには、まず基本情報技術者試験から受験することをお勧めします。」と案内があります。

ITエンジニアとして活躍するために必要な知識や技術を持つ証明になり、今後の活躍の幅が広がります。IT分野の国家試験の試験制度では「スキルレベル2」です。

ITスキル標準のレベル2とは

◆レベル2
上位者の指導の下に、要求された作業を担当します。プロフェッショナルとなるために必要な基本的知識・技能を有する。スキル開発においては、自らのキャリアパス実現に向けて積極的なスキルの研鑽が求められます。

企業が求める理由

基本情報技術者の資格を取得していると、企業が直面している課題に対してITシステムを活用した戦略の立案に参加でき、システム開発や設計などの技術や知識を有していると判断できます。

この基本情報技術者の資格を20代前半で取得していれば、若い内から活躍し将来的な期待できるでしょう

IT業界では基本的な資格でもありますが、今後もITエンジニアとして仕事をしたい方であれば必須といえる資格です。

資格の取得方法・難易度

試験は1日を通して行われ、午前は基本問題であり150分四肢択一式で80問出題され、午後は応用問題であり150分の多肢選択式で13問出題されます。

いずれも60%以上の正答率で合格できます。合格率は20%から25%となるため、比較的難易度が高い試験です。

試験の概要や試験時期などは以下から詳細を確認できます。過去問題も公開されています。

基本情報技術者試験|IPA

第2位:応用情報技術者

応用情報技術者とは、基本情報技術者の内容を発展させIT技術者として総合的な能力を持つことを証明する資格です。

IT分野に関する技術だけでなく、IT管理やマネジメントなど専門性に特化するわけではなく、幅広い知識と応用力が求められます。システム開発や基盤の構築といった、高度なIT技術を持つだけでなくシステムを安定した運用できる能力も必要です。

IT分野の国家試験の試験制度では「スキルレベル3」です。

ITスキル標準のレベル3とは

◆レベル3
要求された作業を全て独力で遂行します。スキルの専門分野確立を目指し、プロフェッショナルとなるために必要な応用的知識・技能を有します。スキル開発においても自らのスキルの研鑽を継続することが求められます。

企業が求める理由

応用情報技術者はIT業界で幅広く活躍できる人材として、企業でも重宝されます。基本的な知識や技術だけでなく応用能力もあると判断できるため、即戦力として期待できます

特定の分野に対する専門性はありませんがIT関連の部署であればどこでも役に立つ資格です。

資格の取得方法・難易度

基本情報技術者の合格率は低いですが、応用情報技術者の合格率もさほど変わりません。

しかし、難易度は非常に高くなっています。これは、応用情報技術者は学生や新人エンジニアの受験者が減るためです。

実際にIT技術者としての総合力を証明する国家資格の中では最高難度となっています。

合格率は20%前後であり、試験の出題形式は基本情報技術者とほぼ同じです。

この試験の詳しい出題形式や期待される技術水準は以下のページからご覧ください。

応用情報技術者試験|IPA

第1位:ITストラテジスト

ITストラテジストとは情報処理試験の国家資格であり、企業のシステム化計画を主導する「戦略立案」に特化した能力を証明する資格です。IT分野の国家試験の試験制度では「スキルレベル4」に設定されていることからも、専門性が高いことが伺えます。

ITスキル標準のレベル4とは

◆レベル4
プロフェッショナルとしてスキルの専門分野が確立し、自らのスキルを活用することによって、独力で業務上の課題の発見と解決をリードするレベル。
社内において、プロフェッショナルとして求められる経験の知識化とその応用(後進育成)に貢献しており、ハイレベルのプレーヤとして認められます。スキル開発においても自らのスキルの研鑽を継続することが求められます。

企業が求める理由

ITストラテジストはシステムの企画・開発を統括し、社内のIT化を推進する者として情報システム戦略を実現します。

そのため、資格取得者を採用することは、企業のシステムの関する事業計画の中核となる人材を得ることが可能です。

プロジェクトマネージャー資格の足がかりにもなるため、20代で取得していれば企業も幹部候補として採用しやすくなります

資格の取得方法・難易度

ITストラテジストは特に受験資格を設けていないため、誰でも受けられます。

しかし、難易度は高く合格率は15%前後

試験は4つのパートに分かれており午前Ⅰは50分間四肢択一で30問出題されます。午後Ⅱも四肢択一ですが試験時間は40分、出題数は25問です。

午後からは出題形式が変わり、午後Ⅰは90分間の記述式で出題4問に対して2問解答します。午後Ⅱは最も長く120分の論述式であり、出題3問に対して1問解答します。

これまでのIT国家資格よりも、選択式よりも記述・論述式の割合が多くなるのが特徴です。

以下のページから直近の試験の応募者数や合格率が公開されています。

ITストラテジスト試験|IPA

自分の将来を見据えて効果的な資格を取得しよう

20代のITエンジニアに有利な資格ベスト5

  • 第1位:ITストラテジスト
  • 第2位:応用情報技術者
  • 第3位:基本情報技術者
  • 第4位:ITパスポート
  • 第5位:マイクロソフトオフィススペシャリスト

20代の転職であれば、企業は将来性を加味して選考を行います。

そのため、将来に繋がるような資格取得を目指すのが有効です。例えば、ITストラテジスト資格を取得し、将来的にはプロジェクトマネージャー資格の取得を目指している旨を面接で伝えれば、将来性や向上心をアピールできます。

しかし、企業が高いレベルを求めている場合や専門性を求めている場合は、全ての資格が役に立つわけではないため、希望する企業がある場合は注意してください。

自身の将来を見据えて効果的な資格を取得し、選考でアピールしましょう。