この「勉強法」が、 あなたの人生をもっと輝かせる! |情報整理の達人術

何かを学ばなければならないとき、集中できない人や情報をうまく整理できない人も多いことでしょう。

今回から始まる「情報整理の達人術」では、断片的な情報を、自分の頭の中で構造化することで、学習効果を飛躍的に高める勉強法を紹介していきます。

成果を出すための、最高の「勉強法」に出会う

受験や学生時代の試験のために、一生分の勉強をしたような気分になっている人もいることでしょう。

しかし、社会人になってみると実際はまったくその逆だと気付きます。

仕事を始めると、覚えることは山のようにあり、なおかつ、通常業務の合間という短い時間で多くのことを学習する必要があるのです。

しかも、覚えただけではダメで、学習で得た知識やノウハウで成果を出すことが求められます。

ビジネスの世界では、学習はあくまでインプット。

インプットだけでアウトプットがない人は評価されません。

つまり、最終的には学習効果をお金に変換する必要があるのです。
学習にも、必ず費用対効果が求められます。

だからこそ、勉強のための勉強ではなく、成果を出すための勉強が何よりも重要になってくるのです。

ですから、どんなに歳をとっても勉強から逃れることはできません。
むしろ、勉強すべきことは歳を追うごとに増えますし、実践的で高度なものが増えます。

しかし、一生ついてまわるものであれば、もっと楽しく、成果の上がるようにしたいものです。

勉強はシビアですが、リターンもある。

そう考えれば、「本当に自分に合った勉強法」を見つけることは、残りの人生を有意義に生きるための重要なカギと言えそうです。

頭のいい人が使っている「図解思考」

会社の経営はその規模にかかわらず、毎日、多くの課題を短い時間で適切に判断することが求められます。

経営者など、ビジネスの世界で活躍している人の多くが、そのような場面で、自分考えを図解で整理し、まとめているのです。
「箇条書きメモ」よりも「図解メモ」の方が理解や問題解決がしやすくなる

「頭のいい人は情報を構造化している!」

今後、このメソッドを「勉強」に活かすための方法を具体的に紹介していきます。

「自分に合った勉強法」は、あなたの夢をかなえる

図解思考と言うと難しそうに聞こえますが、誰にでも実践できるシンプルなものです。

情報を文字のかたまりではなく、大きな図のかたまりとしてとらえるだけ。

図解の基本はシンプルな 「四角形と矢印」だけ! 図解メモで思考力アップ
キーワードをつなげて、まとめていけば、わかりやすい図がすぐつくれます。

そうすれば、難しい用語や数字の羅列によって閉ざされていたあなたの頭が目覚め、情報を効果的に整理、記憶していけるようになるはずです。

ところで、頭のよさを測る基準と言われているIQの差は、私たちが思っているほど大きくありません。

それでは、勉強のできる、できないの差はどうやって決まるのでしょうか?

そう、自分に合った勉強法が見つかり、それを実践したかどうかということだけです。

人に個性があるように、勉強法も人それぞれ。

だからこそ、自分が一番楽しく続けられる効果的な勉強法と出会うことが重要です。

今回のシリーズ記事の説く「図解メソッド」はその強力なサポートになるでしょう。

自分に合った勉強法が見つけられた人は幸せです。
自分の人生を好きなようにデザインでき、夢に向かって進むことができるのですから。

図解メモは、その最初の一歩。新たな勉強法との出会いが、あなたの人生を大きく変えることができるはずです。

“目指すべき港がないなら、どんな風も追い風とはならない”

見出しに挙げたこの言葉はローマの偉大な哲学者であり、あの皇帝ネロの家庭教師でもあったセネカの有名なセリフです。

ルキウス・アンナエウス・セネカ(ラテン語: Lucius Annaeus Seneca、紀元前1年頃 – 65年 4月)は、ユリウス・クラウディウス朝時代(紀元前27年 – 紀元後68年)のローマ帝国の政治家、哲学者、詩人。

父親の大セネカ(マルクス・アンナエウス・セネカ)と区別するため小セネカ(Seneca minor)とも呼ばれる。第5代ローマ皇帝ネロの幼少期の家庭教師としても知られ、また治世初期にはブレーンとして支えた。ストア派哲学者としても著名で、多くの悲劇・著作を記し、ラテン文学の白銀期を代表する人物と位置付けられる。
引用:Wikipedia|ルキウス・アンナエウス・セネカ

ある日、ルキリウスという若者が「もっと有益な忠告がほしい」と要望しました。

これに対して、セネカが

「漠然とした問いには答えられない。君が何をしたいのか、まずはっきりさせるべきだ。
そうでないと、どんな答えも君の役には立たないだろう」

という主旨で、見出しの言葉を言ったのです。

勉強に対しても同じことが言えます。

多くの勉強というものは、長期戦であり、しばしば数カ月、場合によっては数年かけて行なうものです。

そうしたときに、ほかの楽しみを我慢して勉強を続けていくためには強烈なモチベーションと明確なゴールが必要となります。

それは決して、試験に受かる、外国語が話せるようになるといった短期的な目標ではダメです。

もっとその先にある長期的な目標、つまり「目指すべき港」であるべきです

例えば、弁護士の試験に受かる、というのは目の前のゴール。
弁護士として○○を解決し、皆に喜ばれたい、というのが最終ゴール。

まさに目指すべき港です。それを強く、強くイメージすること。

おぼろげなモノクロ写真でなく、輪郭のはっきりしたカラー写真。
具体的で明確なイメージであることが大切です。

英語を勉強するのであれば、「TOEICで900点とる」を目標にするのではなく、

「海外企業で成功して、子どもを素晴らしい環境で育てる」
「日本の素晴らしい技術を世界中で使ってもらう」
「ハリウッドで通用する映画監督になる」

といった長期的ゴールを脳裏に焼き付けて勉強すべきです。

そして、あなたの勉強がどのようなモチベーションによるものなのか、事あるごとに再確認しましょう。

長期的な目標を持てないと、モチベーションが上がらず勉強自体が苦痛です。

また、試験に受かることを目標に掲げたとします。
その場合は、それが達成されたときに目標を見失い失速してしまいます。

目標は皆が応援してくれるようなものが理想的。

あなたが勉強することによって成し遂げるであろう「成果」に周囲の人は共感します。
さまざまな手助けをしてくれることでしょう。

そして、自分のなりたい姿がイメージできるような写真や言葉などをいつも目にする場所に置いておき、忘れることのないようにするのです。

目標達成のPOINT!

勉強する前に、本当になりたい姿をイメージしましょう!

なりたい姿をイメージ

参考図書

永田 豊志

株式会社ショーケース 代表取締役社長

永田豊志(Toyoshi Nagata)
知的生産研究家、株式会社ショーケース 共同創業者・代表取締役社長。

リクルートで新規事業開発を担当し、出版事業の立ち上げに参画。その後、コンピュータ系雑誌の編集長や、キャラクター版権管理ビジネス会社社長などを経て、2005年より企業のeマーケティング改善事業に特化した新会社、ショーケースを共同設立。

新規創業9年目で東証マザーズへ上場、その1年半後には東証一部へ上場。現在は、商品開発やM&Aなど経営全般に携わっている。

また、ライフワークとして、ビジネスパーソンの知的生産性研究に取り組んでおり、そのノウハウを広めるべく執筆活動や講演などを行う。