体調を崩しやすい冬の転職活動で注意すべきポイント10選

体調を崩しやすい寒い時期の転職活動。選考で実力を発揮するためにも、コンディションを整えるのは重要です。
そこで今回は冬の転職活動で注意すべきポイントをご紹介します。冬だからこそ気をつけたい点もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
冬の転職活動には体調管理が重要
冬の転職活動で最も重要なのは「体調管理」です。低下する気温、乾燥、ウィルス感染などさまざまな要因から体調を崩してしまうリスクが上がる可能性があります。
自分の将来を決めるうえで重要な選考も、体調不良で参加できなければキャリアアップのチャンスも逃しかねません。
健康な状態をキープし選考でパフォーマンスを発揮するためにも、体調管理は大切です。
今回は冬の体調管理に必須な要素を4つに分けて、それぞれポイントを紹介していきます。
冬の体調管理に必須の4つの要素
- 食べ物で体調を整える
- ウイルスに感染しない対策を
- ビジネスシーンに合う暖かい服装を選ぶ
- 一工夫加えさらに温かく
食べ物で体調を整える
寒くなり、風邪や感染症を防ぐには、一番の土台となる体を健康的に保たなければなりません。
体を温めて、免疫力をアップさせる食材を積極的に取り入れ、体調管理に備えましょう。
ポイント①:身体を温める食材を積極的にとろう
寒い冬は衣服で体温調節をするのはもちろん、食べるものにも気を使うのも重要です。身体を温める食材を積極的にとり、食生活に取り入れてみましょう。
野菜には体を温める「陽性」の食材と体を冷やす「陰性」の2つがあります。寒い季節は「陽性」の食べ物を調理して食べるが良いでしょう。
冬に食べたい体が温まる食材の例
- にんじん
- ねぎ
- ごぼう
- 生姜
- れんこん
なかでも生姜には血流を改善する効果が期待できるため、冬の間は定期的に食べると良いでしょう。おろし生姜にして麺類に混ぜるだけでなく、千切りにして炊き込みご飯にするのも良いかもしれません。
一方できゅうりやナス、トマトどは身体を冷やす「陰性」の食材といわれています。寒い時期に食べる際は注意しましょう。
体を温める食材と冷やす食材を見極め方の1つは「旬」で判断する方法。
冬が旬なものは陽性、夏が旬なものは陰性の傾向が多いです。調理する食材を選ぶときは、注意して選びましょう。
ポイント②ビタミンCを摂取して免疫力をアップさせよう
冬には風邪やウイルスに負けない体づくりを心がけることも大切です。そのためには免疫力をアップする食材を積極的に取り入れると良いでしょう。
ビタミンCは抗酸化作用が強く、白血球の働きを活発にさせるため、摂取することで免疫力アップにつながります。
冬の食材でビタミンCを多く含むものには以下のものがあります。
ビタミンCを多く含む冬の食材
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 白菜
- 大根
- カブ
いずれも一年中購入することのできる食材ですが、冬が旬である上記のような食材を選び、積極的に摂取すると良いでしょう。
そのほかにも、冬の定番の果物であるみかんなどの柑橘類にもビタミンCは多く含まれていますので、免疫力アップに効果的です。
ウイルスに感染しない対策を
ウイルスや細菌は低温と低湿度を好みます。そのため、冬になるとウィルスが長く生存することになり、結果として感染力も強くなります。
ウィルス感染を防ぐには環境を調整し、ウィルスを体に取り込まないよう予防をしておきましょう。
ポイント③コップの水や加湿器で乾燥を防ごう
乾燥しがちな冬の季節には「加湿」が欠かせません。
なかでも冬はインフルエンザも流行りやすく、感染の恐れもアップします。
複数の会社に電車で移動するケースが多い転職活動では、病原菌が体内に入り体調を崩してしまうケースも少なくありません。
症状によっては数日間は安静にしなければならない場合もあるので、風邪対策を行うためにも加湿は重要です。
乾燥すると肌が荒れてしまう恐れも考えられます。清潔感が失われ、面接時の第一印象でマイナスの影響を与えてしまうかもしれません。
乾燥を防ぐための方法の1つは「コップに水を入れて置いておく」こと。
手軽に行えるうえに、湿度をあげられる効果もあります。濡れたタオルを部屋に置いておくのも有効的な手段といわれています。お金もかからず対策できるのでおすすめの方法です。
より本格的に乾燥を防ぎたい場合は、加湿器を活用するのもおすすめです。短時間で湿度のアップが期待できます。会社ではデスクの前、自宅ではベッドの横などに置いて乾燥を防ぎましょう。
加湿器は1万円以上するほど高級な商品から、500円程度で売られている100円ショップのアイテムまで豊富に展開されています。
予算にあわせて自分にあったものを見つけましょう。
ポイント④:マスクを着用して感染症の予防をしよう
マスクをつけることで、感染症の予防もに効果的です。
外気も乾燥しているため、くしゃみなどの飛沫もより遠くまで飛びやすくなり、感染範囲が拡大する恐れも考えられます。少しでも感染のリスクをおさえるために、マスクはできるだけ着用しましょう。
マスクを正しくつけるときのポイントは、鼻の周りにすき間を作らないようにすること。マスクの顔の間に空間ができてしまうと、ウイルスが入り感染してしまう恐れが考えられます。
したがって、マスクを選ぶときも顔面に密着してつけられるタイプの商品を選ぶのをおすすめします。
なかでもアラクス社の「PITTA MASK」は顔にぴったりと密着するタイプで、過分の99%をカットするほど、フィルター技術に優れています。
洗い直して使えるため、経済的なのも魅力です。ただし、面接時など企業訪問時には忘れずにマスクを外してください。
マスク以外にも「うがい」や「手洗い」感染症の予防が期待できる方法の1つです。
電車内やデパートのなかなど、人が多い場所に行った際は小まめにうがいと手洗いをして、感染リスクを減らしてください。
ビジネスシーンに合う暖かい服装を選ぶ
気温が低い冬は、体温を暖かく保つためにも防寒が必要です。
しかし転職活動中であれば、スーツやビジネスシーンに合うアウターや防寒着を選ばなければなりません。
冬の転職活動に必須のコートやマフラー選びのポイントを紹介します。
ポイント⑤:ウール素材のチェスターコートを選ぼう
冬の転職活動で使うコートを選ぶ際は「ウール素材」のものをおすすめします。羊の毛でつくられたもので厚みや強度もあり、防寒性能が高いです。冬の転職活動には最適な素材といえます。
コートの種類はチェスターコートが良いでしょう。
丈が長めのデザインが特徴的なコートです。素材にはウールが使われ、トレンチコートなどに比べて厚手で暖かいのが魅力といえます。
見た目もフォーマルで大人らしさが感じられるため、転職活動にもふさわしい服装といえるでしょう。
ダウンコートやダウンジャケットは防寒性能が高いですが、転職活動では避けるのが無難です。人事にカジュアルな印象を与えかねません。
ブラックやベージュなどの落ち着いた色のチェスターコートが、暖かくデザインもシンプルなのでおすすめです。
ポイント⑥:コートのなかにインナーダウンを着て温かさをアップしよう
「コートを羽織るだけでは寒い」といった方には、内側にインナーダウンを着るのも1つの手です。インナーダウンとはコートの中に着るダウンジャケットで、より体を温められる可能性があります。
インナーダウンは「断熱効果」がついているものがおすすめ。熱をより逃がさず高い防寒性能が期待できます。
商品もできるだけ軽いものを選びましょう。あまりに重いとコートを来たときに見た目が崩れてしまうだけでなく、肩こりの原因にもなりかねません。
暖かいインナーダウンはユニクロや無印良品などで購入できます。
実際に店頭に足を運び、ぜひ試着してみてください。
ポイント⑦:マフラーで温かさをアップ
マフラーを着用する際はカシミヤ素材がおすすめ。羊の毛からできた素材で、1頭からわずかな量しかとれないといわれています。肌触りが良いのが特徴で、防寒性能にも優れています。
デザインも高級感にあふれ、リクルートスタイルにも最適です。金額は1万円程度することもあり高額ですが、1つ持っておいて損はないでしょう。
寒い時期の外出時はできるだけ着用するのがベストですが、コートと同様にオフィスの建物に入るまえに外すのがマナーです。小さく畳んで鞄のなかにしまっておきましょう。
コートと一緒に腕から下げると、地面に引きずってしまう恐れがあるので避けるのが無難です。
一工夫加えさらに温かく
転職活動中は外出の機会も増えます。
駅から離れている企業を訪問する場合や、特に寒さが厳しくなる時期には、一工夫を加えて暖かさを保ちましょう。
すでに説明したコートやマフラーだけでなく、防寒に使えるアイテムを活用するのがポイントです。
ポイント⑧:インナーで寒さをカバーしよう
寒さ対策にニットやセーターを着るのは避けるのが無難です。カジュアルな印象を与えてしまう可能性があります。
衣服で防寒するのであれば、発熱機能のあるインナーを着用するのがおすすめです。通常のインナーに比べて、身につけるだけで温かさを感じられる可能性があります。
なかでもユニクロが販売している「ヒートテック」は、発熱機能だけでなく保温や保湿機能も備わっているのでおすすめです。
温かさも通常タイプと「極暖タイプ」「超極暖タイプ」と3種類展開されています。何種類か常備し、気温にあわせて使い分けるのも良いかもしれません。
インナーの色は白やベージュなどをおすすめします。シャツから透けてしまい、だらしない印象を与えてしまう可能性があるからです。
もし自由な社風でニットやセーターを着ても問題がない場合は、コートと同じようにウール素材のものが暖かいのでおすすめです。
予算に余裕があるのであれば、カシミヤ素材のものも保温性能が期待できるうえに、高級感も演出できます。
ポイント⑨:黒タイツはNG!ベージュのストッキングを履こう
黒タイツは防寒対策といえど、転職活動で履くのは避けた方が良いでしょう。カジュアルな印象を与えてしまう恐れがあります。
喪服を連想させてマイナスなイメージをもたれてしまう可能性もゼロではありません。
第一印象が重要な面接だからこそ、人事からネガティブな評価をうけてしまう心配もあります。足元が寒い場合はストッキングを着用するのがおすすめです。
ベージュなどのナチュラルな色のものを選びましょう。フレッシュで明るい印象を与えられる可能性があります。
寒さをしのぐためには、発熱効果がある商品を選ぶのもおすすめです。
見た目は変わらず、足元を暖かくします。店頭で試着しながら色合いを確かめ、ビジネスシーンで履いても違和感がない商品を選びましょう。
下半身の寒さ対策をしたい男性は、発熱効果のあるタイツをスーツの下に履くのも方法の1つです。女性と違い外見からは履いているのが分かりません。
スーツだけでは寒い場合は着用してみてください。実際にユニクロでもヒートテックのタイツが売られています。
ポイント⑩:小物活用で温かさをアップさせる
イヤーマフなども寒さ対策には有効的なアイテムの1つです。耳に当てるだけでも防寒になります。寒さが厳しい1月~2月は着用するのも良いかもしれません。
大きめのストールも外出先で役立ちます。首に巻いて温めるだけでなく、ひざ掛けとしても使えます。すきま時間に入ったカフェや電車内が寒いときに、1つあると便利です。
また、カイロは使い捨てのものが多いですが、転職活動では「充電式カイロ」を試してみるのも良いかもしれません。
なかに電池がふくまれ充電することで、何度も使い続けられるカイロです。毎回購入する必要もないため、経済的なうえに手間もかからないメリットがあります。外出が多い冬の転職では役立つでしょう。
ただし、防寒アイテムはビジネスシーンでも使用できるようなフォーマルなデザインのものを選びましょう。
スーツとの統一感がなくなり、だらしない印象を与えてしまいます。ブラックやネイビー、ベージュなどの色を選ぶのがおすすめです。
体調管理を徹底し選考で最高のパフォーマンスを発揮しよう
今回は「体調を崩しやすい冬の転職活動で注意すべきポイント10選」をご紹介しました。
体調を崩しやすい冬の転職活動で注意すべきポイント10選
食べ物で体調を整える
①身体を温める食材を積極的にとろう
②ビタミンCを摂取しよう
ウイルスに感染しない対策を
③コップの水や加湿器で乾燥を防ごう
④マスクを着用して感染症の予防をしよう
ビジネスシーンに合う暖かい服装を選ぶ
⑤ウール素材のチェスターコートを選ぼう
⑥コートのなかにインナーダウンを着て温かさをアップしよう
⑦マフラーで温かさをアップ
一工夫加えさらに温かく
⑧インナーで寒さをカバーしよう
⑨黒タイツはNG!ベージュのストッキングを履こう
⑩小物活用で暖かさをアップさせる
冬の体調管理に必要なのは、体の温かさを保ち、ウィルスの感染を防ぐことです。さらに、寒暖差による体調不良を防ぐためにも暖かい服装を心がけましょう。
徹底した体調管理のもと、選考で最高のパフォーマンスを発揮してください。