2020年版|育児休暇中に取得できる給与アップ・転職に有利な資格10選

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育児休暇中は1年近くと期間が長く、その時間を活用して資格を取得する人も多いです。

では、どのような資格の取得を目指せば良いのでしょうか。

ここからは育児休暇中に取得できる給与アップや転職に有利な資格を紹介します。

育休中に資格を取得するメリット


育児休暇中は長期間仕事から離れるので、スムーズに復帰するためにも資格を取得するのがおすすめです。

まずは、育休中に資格を取得するメリットにはどのようなものがあるのか紹介します。

長期間仕事から離れる不安を解消できる

産休と育休を合わせると1年以上仕事から離れることになります。

平成29年に育児・介護休業法が改正され、現在では子供が2歳に達するまで育児休業の取得が可能になったため、最大で2年以上も仕事を休みをとることができるようになりました。

法律で定める育児休業については以下の厚生労働省が公開しているパンフレットから詳しく確認いただけます。
育児・介護休業法のあらまし

長期間仕事を休むことで、「仕事に復帰できなくなる」「ブランクができて復帰するのに時間がかかる」と不安になる方も多くいます

この期間に、資格取得の勉強など、仕事に繋がることをすることで仕事から離れる不安を解消できます。

また、今の仕事に復帰するのではなく、転職を考えている人も希望する仕事に関係する資格を取得することができれば、その後キャリアに役立てることができるはずです。

育児中の隙間時間を活用して勉強できる

資格取得を考えたときに、最も重要なことは時間を確保することです。

育休中は育児に時間をとられ、勉強時間を確保するのが難しいイメージがありますが、工夫次第で資格取得するための時間は確保できます。

半年経てば育児のペースも掴めて来る人も多くなるため、あせって勉強を開始するのではなく無理をせず時間を確保しやすくなってから始めるのがおすすめです

目標を持って資格取得を目指せば、隙間時間を有効活用できます。

育児休暇明けのキャリアアップが期待できる

育休期間を活用して自発的に資格を取得すると、復帰後企業からの評価も高くなるかもしれません。

特に資格が昇給や昇進に大きく関わっている仕事の場合、育児休暇明けのキャリアアップも期待できます。

現在では、男性の育休を推奨するという世の中の流れもあり、育休取得に向けて社内制度を整備している企業は増えています。

しかし、企業として育休の取得を推奨している企業でも、長期間ブランクができると仕事に復帰しても産休・育休前と比較すると仕事のパフォーマンスは下がってしまうため、内心快く思っていないことも少なくありません。

そこで、資格を取得することで、仕事に対する意識の高さが会社に伝わるはずです

資格を選ぶときのポイント


育児休暇中に資格取得を目指すときは、勉強時間と難易度のバランスを考えることが大切です。

いくらキャリアアップに有利な資格でも、難易度が高すぎれば勉強時間が足りなくなることもあるので注意してください。

つまり、どの資格を目指すかが大きなポイントです。

スキルアップできる資格を取得する

育休が明けても転職せずに仕事を続ける方であれば、今の仕事に関係する資格を取得するのがおすすめです。

例えば、IT関連の仕事をしている方だと、資格の種類が豊富なので今の仕事に直結したもの取得すれば今後のキャリアに生かせます。

特に資格取得が必須ではない仕事でも、パソコンスキルや会計など企業に経営に関する資格は評価されやすい傾向にあります

転職時に評価される資格を取得する

転職を考えている方であれば、希望の転職先に関連する専門的な資格を取得するのがおすすめです。

しかし、専門的な資格の場合、実技試験が必要なケースや受験資格に実務経験が必要な場合もあるので注意してください

まずは、育休中にも取得しやすい資格の種類を押さえて、勉強する方向性を決めましょう。

MOS


MOSとは、「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト」の略であり、Word・Excel・PowerPoint・Access・Outlookのオフィスソフトの利用スキルを証明する資格です。
MOS公式サイト-マイクロソフト オフィス スペシャリスト

特徴

MOSには受験科目はWord・Excel・PowerPoint・Access・Outlookの5種類であり、WordとExcelは「スペシャリストレベル」と「エキスパートレベル」の2種類あります。

試験科目はそれぞれ独立しているため、最初からエキスパートレベルを受験することも可能です。

試験には、特定の試験会場で定期的に開催される「一斉試験」と、各試験会場で随時開催される「随時試験」があります。随時試験はパソコン教室などで開催されることが多いです。

◎一斉試験
【試験会場】
・全国37地域
【試験実施日】
・毎月1回~2回
【合格率】
・非公開

◎随時試験
【試験会場】
・全国1,700ヶ所
【試験実施日】
・試験会場ごとに異なる

給与アップ・転職に有利な理由

業務でパソコンを利用することがほとんどであり、その中でもWordやExcelを利用する機会は多くあります。

MOSの資格の中でもWordとExcelのエキスパートレベルを取得すれば、高いレベルで業務を行えるようになり、企業としては効率化を図れます。

汎用性が高くWordやExcelを使う業務であれば、幅広く役に立つのでおすすめです

転職する場合にも多くの職場で評価されます。

ファイナンシャルプランナー技能検定


ファイナンシャルプランナーとは、金融や税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度といった、お金に関する幅広い知識を有することを証明する資格です。
日本FP協会

特徴

ファイナンシャルプランナー技能検定には1級・2級・3級があり、学科試験と実技試験があります。

学科試験の内容は以下の通りです。

  • ライフプランニングと資金計画
  • リスク管理
  • 金融資産運用
  • タックスプランニング
  • 不動産
  • 相続・事業承継

実技試験は実際の業務と同じ形式で提案・相談を行う試験です。級によって実施内容が異なるので注意してください。

  • 資産設計提案業務(1級・2級・3級)
  • 資産相談業務(1級)
  • 個人資産相談業務(2級・3級)
  • 中小事業主資産相談業務(2級)
  • 生保顧客資産相談業務(2級)
  • 損保顧客資産相談業務(2級)
  • 保険顧客資産相談業務(3級)

【試験会場】
・全国98ヶ所
【試験実施日】
・年に3回(2019年度は5月・9月・1月/1級は1回のみ)
【合格率】
・3級:約70~75%
・2級:約40~45%
・1級:約70~90%

給与アップ・転職に有利な理由

ビジネスシーンでも役に立つことが多く、特に銀行や保険、証券といった金融業界や住宅メーカーや物件を仲介する業界で働いている人であれば、ファイナンシャルプランナーの知識を活かしやすいです。

転職をするときに金融系や不動産系を目指す方であれば、即戦力としての採用される可能性も広がります

また、子供が生まれると何かとお金がかかり、お金の知識を身につけることで実生活の役に立つため、勉強するモチベーションをキープしやすいのもおすすめの理由の1つです。

簿記(日商簿記)


簿記は、日々の経営を記録・計算して業績や財政状態を明らかにする技能です。

簿記 | 商工会議所の検定試験

特徴

日商簿記は1級・2級・3級・初級に分かれています。各級の内容は以下の通りです。

日商簿記1級

極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。 合格すると税理士試験の受験資格が得られる。公認会計士、税理士などの国家資格への登竜門。

日商簿記2級

経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。 高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。

日商簿記3級

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。 基本的な商業簿記を修得し、小規模企業における企業活動や会計実務を踏まえ、経理関連書類の適切な処理を行うために求められるレベル。

日商簿記初級

業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが日常業務をこなすための基礎知識。簿記の基本用語や複式簿記の仕組みを理解し、業務に利活用することができる。

【試験会場】
・全国の商工会議所(多数)
※初級のみネット試験可能(商工会議所ネット試験施行機関にて実施、実施場所多数)
【試験実施日】
・年に3回(2019年度は6月・11月・2月)
【合格率】
・初級:約25~60%
・3級:約40~60%
・2級:約15~50%
・1級:約5~15%

給与アップ・転職に有利な理由

簿記の資格は3級でも評価する企業は多いため、キャリアアップが期待でき、転職の役に立ちます。

経理関連の業務は知識が必要になるので企業のニーズも高く、2級以上を取得するとさらに評価が高くなります。

TOEIC


英語能力は社会的にもニーズが高くなっているため、育休期間に能力を高めるのがおすすめです。

特に、今後子供に英語を習わせたいと考えている人であれば、自分の英語力を高めることで子供の教育にも繋がります。
【公式】TOEIC Program|IIBC

特徴

TOEICはビジネスシーンなど、日常生活における実践的なコミュニケーション能力を測定する試験です。

そのため、転職やキャリアアップに繋がるスキルとして人気・注目度が高まっています。

TOEICテストにはいくつかの種類がありますが、一般的なのは、Listening & Reading Testです。

【試験会場】
・全国約80都市
【試験実施日】
・年に10回(1・3・4・5・6・7・9・10・11・12月)

給与アップ・転職に有利な理由

現在ではグローバル化が進んでおり、顧客や取引先企業とのコミュニケーションに英語が使われる場面が増えているだけでなく、海外進出を考えている企業も増えています

こういった背景もあり、英語力を重視する企業が増えてきているため、取得する資格に悩んだときはTOEICで高いスコアを取得しておくと幅広い企業で評価され、キャリアアップや採用に有利になるケースが増えています。

色彩検定


色彩検定とは、名前の通り「色」に関する知識を保有していることを証明するスキルです。
色彩検定協会/カラーコーディネーター

特徴

色彩について理論的・体系的に学ぶ機会は少なく、多くの人が経験や感覚に頼っています。

そのため、色の感覚は一般的に「センス」と思われていることが多いですが、知識を身につけることで仕事などに活かせるようになります。

【試験会場】
・全国約75ヶ所
※1級2次試験のみ札幌市・仙台市・東京23区・名古屋市・大阪市・福岡市の6エリア
【試験実施日】
・年に2回(夏期6月・冬期11月)
※1級のみ冬期のみ(1次試験11月、2次試験12月)
【合格率】
・UC級:92.0%
・3級:74.9%
・2級:67.4%
・1級:42.9%
※2018年度受検状況より

給与アップ・転職に有利な理由

色彩検定は「デザイナーが取得する資格」というイメージが強いですが、多くの仕事に活用できます

例えば、営業に使う資料も色のバランスなどを意識することで、今までよりも見やすい資料を作成し、仕事の評価も高くなります。

ファッションやデザイン系以外の仕事でも役に立つので、取得するのがおすすめです。

ITパスポート


ITパスポートとは、IT系の国家資格である「情報処理技術者試験」の中で最も基本的な試験のことです。
【ITパスポート試験】情報処理推進機構

特徴

ITパスポートは、ITに関する知識を有していることを証明できる資格であり、合格率が高く取得しやすいこともあり人気が高まっています。

独学で習得でき、ニーズも高いため育休中でも取得に向けて勉強する人は多くいます。

【試験会場】
・全国47都道府県各地
【試験実施日】
※地域によって変わるものの、月に複数回実施。
【合格率】
・53.2%
※2019年11月度より

給与アップ・転職に有利な理由

IT系の資格は「ITエンジニア」が取得するイメージがありますが、ITパスポートはITに関する正しい知識を持つことを証明するため、幅広い用途で役に立ちます。

むしろITパスポートは基本的な資格であるので、ITエンジニア向けの資格ではありません。

事務系の職種など業務システムなどの利用が多い部署では、ITリテラシーが求められるため、ITパスポートを取得することで評価が高まります

保育士


育休を取得した方で転職を考えている人に人気がある「保育士」。保育士として働くために必要な資格です。
一般社団法人全国保育士養成協議会

特徴

保育士試験は筆記と実技試験がありますが、育休中でも十分練習できます。

実技試験

・音楽表現に関する技術(ピアノ、ギター、アコーディオンのいずれかで演奏)
・造形表現に関する技術(保育の一場面を絵画で表現する。)
・言語表現に関する技術(3 歳児クラスの子供に「3分間のお話」をすることを想定し、子供が集中して聴けるようなお話を行う。)

また、保育士の受験資格は学歴によって変わるので注意してください。大学を卒業していれば、特定の学科を卒業していなくても受験できます。

【試験会場】
・都道府県の各会場
【試験実施日】
前期後期の2回
前期:筆記試験4月、実技試験6月
後期:筆記試験10月、実技試験12月
【合格率】
・34.3%
※保育士試験の実施状況(平成27年度)より

給与アップ・転職に有利な理由

保育士の試験内容は、育休中で経験していることや、これから経験することになるため、勉強するモチベーションを保ちやすいです。

給与アップに繋がるケースは少ないですが、異業種へ転職を考えている方であれば、育児の経験を活かして保育士への転職を考えるのも選択肢の1つです

登録販売者


登録販売者とは、風邪薬などの一般的な医薬品(第2類・第3類)を販売するために必要な資格です。

特徴

登録販売者は実務経験や年齢制限、受講必須項目などはないため、未経験者でも目指せる資格です。

年に1回開催される試験に合格する必要があり、薬を販売するために必要な知識を問う内容がほとんどです。

【試験会場】
・各自治体
【試験実施日】
・年に1回(各自治体による)
【合格率】
・各自治体による

給与アップ・転職に有利な理由

登録販売者の資格を持っていると、薬を販売でき、顧客に適切な薬を案内することもできます。

薬局以外にもドラッグストアやスーパー、コンビニなど薬を扱う場所で幅広く活躍でき、資格手当で給与アップも狙えます。

育休後に働きやすい条件の仕事へ転職することを考えている人であれば、求人が多く自分の条件を叶えやすいので、資格取得に向けて勉強してみるのがおすすめです

介護事務管理士


介護事務管理士とは、介護施設の事務所で勤務する事務職です。

現在では、少子高齢化が進み介護業界へのニーズが高まっていることから、介護事務の仕事の需要も高まっています。

介護事務管理士®技能認定試験​ | JSMA 技能認定振興協会

特徴

介護事務にはさまざまな資格がありますが、「介護事務管理士」はその中でも基本的な資格です。

介護事務管理士の仕事は、主に介護施設での事務業務全般を行い、介護に関する費用の請求やケアマネージャーの業務をサポートします。

介護施設以外にもクリニックや損害保険会社など活躍できる幅は広いです。

【試験会場】
・全国31ヶ所
【試験実施日】
・年に6回(1月・3月・5月・7月・9月・11月)
※奇数月第4土曜日実施
【合格率】
・約50%

給与アップ・転職に有利な理由

介護事務の仕事は無資格・未経験でも行えますが、資格を取得することで資格手当による給与アップが期待できます。資格取得者を歓迎する求人は多く、転職にも有利といえます

今後資格取得者のニーズは高まる傾向であるため、介護業界に興味がある人におすすめです。

医療事務技能審査試験

介護事務と同様に医療系施設の事務作業を行う医療事務も人気がある仕事です。

医療事務の資格の中でも特に基本的な資格が「医療事務技能審査試験」です。

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク®)|資格試験/技能認定|日本医療教育財団

特徴

医療事務技能審査試験は、医療機関における「診療報酬請求事務」や品質が高いサービスを提供する「患者接遇」など、質の高い専門技能を有することを証明する試験です。

専門学校や短大、大学などの教育機関にも数多く登録されており医療事務関係の資格の中では最大規模であり人気があります。

医療機関においては、信頼性が高い評価基準として活用されています。

【試験会場】
・在宅試験
【試験実施日】
・年に12回(毎月)
【合格率】
・非公開

給与アップ・転職に有利な理由

無資格でも医療事務の仕事はできますが、資格を取得することで給与アップや転職に有利になります。特に医療事務は細かい業務であり、正確性が要求されるため資格取得者は優遇される傾向にあります。

医療関連に興味がある人や、給与アップ・転職のしやすさを求めている方におすすめです

時間を有効活用して効果的な資格を取得しよう

育児休暇中に取得できる給与アップ・転職に有利な資格10選

  • MOS
  • ファイナンシャルプランナー技能検定
  • 簿記(日商簿記)
  • TOEIC
  • 色彩検定
  • ITパスポート
  • 保育士
  • 登録販売者
  • 介護事務
  • 医療事務

育児休暇中は育児で大変であまり時間は取れませんが、半年を過ぎたあたりから育児のペースを掴みやすくなり、勉強時間を確保しやすくなるため、有効活用するのがおすすめです。

特に資格を取得することで、育児休暇明けのキャリアアップや給与アップに繋がったり、転職するときに有利になったりします。

育休と産休はセットで取得する人が多いので、産休中にどのような資格が自分に合っているか選び、計画を立てるのがおすすめです。そうすれば時間ができたときに行動しやすくなります。

子育て中の女性の転職については以下の記事でも説明していますので、参考にしてください。

子育て中の女性が転職活動を始めるタイミングはいつが最適?